一人言のようなトピですみません。
とうとう私にもこの時が来たかという気持ちで、
落ち着かないので書かせて下さい。

ここ何年も病に侵されていた父が誤嚥性肺炎になったと
日本の家族から連絡を受けました。

私はアメリカ在住、40代既婚、小学校低学年の娘が一人。
フルタイムで仕事をしています。

父は元々の病で肺炎になる前からやせ細っており、
「骨と皮」と言う表現でしか言い表せない程です。
肺炎になるまでは寝たきりではありませんが、
ここ数年は在宅介護の限界を迎え、
長期療養病院で手厚い介護を受けていました。

誤嚥性肺炎は、いつか来る道と覚悟はしていました。
そして恐らくそれが父の直接の死因になるであろうことも。

いざ日本に緊急帰国して1週間が経ちました。
私が病院へ駆けつけた時にはわずかながら
コミュニケーションも取れましたが、
その後は日に日に弱まって行き、お医者様にも
回復の見込みはほぼ絶望的で、今は苦しまない治療を
優先する段階と説明をされました。

父は延命治療は拒否と前から言っていましたが、
「胃ろうは駄目」以外、明確な
内容には触れていませんでした。

なので母、私を含む子供３人で意見を擦り合わせ、
どの段階で点滴を止めるのかなど
難しい選択ながら、決めていっています。

いつか通る道と分かってはいても辛いです。
同時にまだコミュニケーションがとれる段階で
日本帰国し、ほぼ一方通行ではあるけれども
沢山話ができたこと、普段だったら照れくさくて
絶対に言えないような感謝の言葉、そして
「大好きだよ」を意識のあるうちに伝えることができ、
本当に恵まれていると思っています。

飛行機のチケットは1週間でアメリカに戻る
予定で購入していました。今日、アメリカに
戻る予定でした。でも恐らくあと数日で
輸液点滴を外してその後は静かに死を待つ父を残して
アメリカに帰ることはできず、出発直前で
このまま日本に残ることに決めました。

あとどれ位仕事を休むことになるのだろう、
今職場は大変な時期なのに迷惑をかけている、
いやいや、こんな状態で会社には悪いが
天秤にかけるようなことでもない、
会社は私がいなくてもまわっていく
など、ぐるぐるとした思いが空回りしています。

幸い夫は一人でも家事育児、そして自分の仕事も
一人でまわしていける人なので、子供の事は
安心して彼に任せています。

ずっと病気で弱っていた父だけど、もうすぐ
お別れと思うと現実味がありません。
残された母の為にも、看取りとお葬式を
しっかり済ませてからアメリカに戻ろうと思います。

すみません、長々と。

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