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2019/7/7(日)04:32 - よみがえる記憶 - 1488 hit(s)
30数年前、卒業旅行で初めてハワイ島を訪れたときに、わたしだけグループより一日先に帰ることになり、
ひとりでオアフ島に移動、ホノルルのホテルにチェックインしました。
そのとき荷物を運んでくれたポーターに、部屋に入るなりキスされ、ベッドに押し倒されそうになりました。
わたしは抵抗し、彼もすぐに引き下がったのですが、わたしは怒るでもなく、笑ってごまかす感じで、
なぜか「ソーリー」とか言いながら、彼にお引き取りいただいたのです。律儀にチップまで渡したと思います。
襲われた部分は大事にいたらなかったのでそれだけだったら完全に忘れていたかもしれませんが、
あのとき自分はなぜあんなにへらへらしていたのか。なぜ毅然とした態度をとらなかったのか。
どういう運命のめぐり合わせか20年前からホノルルで暮らしているわたしは、そのホテルの前を通るたびにモヤモヤします。
今のわたしだったら、相手がすぐに引き下がったとしても、少なくともヘラヘラ笑いはしないし、
ソーリーとは言わないし、ましてやチップは渡さないし、100%マネージメントに報告するけど、
22歳のわたしはなぜあのときヘラヘラしてしまったんだろう。
日本人の女の子は従順ですぐセックスをさせてくれる。いつもにこにこしている。何もわからないふうにふるまい、相手の庇護を求める。
だいぶ変わってきたけど自分のなかに今もそういう部分が残ってる。
なぜそうなのか、ときどき考えます。
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