アメリカでのお留守番は何歳からOK?
カンガルーケア

私はNJ在住ですが、アメリカでは以前から13歳未満で1人で留守番させたら違法であると言う、まことしやかな情報が日本人のお母さんだけでなくアメリカ人のお母さんの間でも流れています。その噂の中には、子どもが一人で留守番していることを近所の人に連絡でもされたら育児怠慢で逮捕されるというものもありました。ですので、でも11歳にもなる子を、夏休みなどは、ぶーぶー文句を言わればなら引き連れてスーパーで買い物するのは、本当に苦痛でした。

最近、Q&A掲示板への質問をきっかけに、きちんと調べてみることにしました。そして、非常に意外な回答を得ました。

以下は調査結果です。まず、各州によっても違うので、各州にあるHuman Service Agency に電話をかけてみてください。(軍の基地に住んでいらっしゃる場合は、基地ごとに、別のルールがあるようです。)私は、ネットで見つけることのできたニュージャージーとダコタ州二つのHuman Service Agencyに直接電話して話しを聞くことができました。そして、この二つの州に限っては答えは同じでした。

「No legal age」つまり法律で、何歳とは決まってはいないそうです。ただガイドラインとして大体、何歳ということがHuman Service Agencyの方から出されているそうです。

ちなみにダコタのガイドラインは以下の通りで、Agencyの方の話しでは各州、大抵
このラインに近いものが出ているはずだとおっしゃっていました。

7 under Should not be left alone for any period of time. This may include
leaving children unattended in cars, playgrounds, and backyards. The determining
consideration would be the dangers in the environment and the ability of the
caretaker to intervene.

8 to 10 yrs. Should not be left alone for more than 1 hours and only during
daylight and early evening hours.


11 to 12 yrs. May be left alone for up to 3 hours but not late at night or in
circumstances requiring inappropriate responsibility.


13 to 15 yrs. May be left unsupervised, but not overnight.

16 to 17 yrs. May be left unsupervised (in some cases, for up to two consecutive
overnight periods).

さて、それでは法律じゃないから、8歳でもお留守番させていいかというと、そこが難しいところで、もし何かあった場合、もし8歳の子が1人で家にいたという場合は、親の責任を問われる度合いはより高くなるということのようです。さらに、そういうことが起こった場合に、もし煙の警報装置がちゃんと設置していなかったとか、避難口がちゃんと確保していなかったということが発見されると、さらに親の罪は高くなるということもあるようです。

法律的規制がなくても、やはり日本と同じ感覚で子ども一人で留守番させることは避けた方がいいでしょう。また、法律ではないにしろ、多くのアメリカ人もこれは法律であると考えている人が多くおり、そういう人達が、おせっかいを焼いてくる可能性も多いにあります。

注:車の中に幼児を残すことは1分でもNeverですので気をつけて!!数年前に、マサチューセッツ州の母親が1分以下のことだったにも関わらず逮捕されました。

最後に、以下のことがHome Aloneの注意点です。

  • Whenever any child is unsupervised/unattended the following should apply...

  • There must be no emotional, medical, or behavioral problems which affect
    judgement or decision-making skills.

  • Child must be comfortable being alone.

  • Youth must have a safety plan worked out with the parent/caretaker, which
    includes:

  • How to access parent or other responsible adult at all times
    (including knowing the parent/caretaker's whereabouts and having a telephone number where parent can be reached).

  • What to do in case of emergency.

  • Guidelines for acceptable behavior.

  • Knowledge of emergency telephone numbers.

  • Youth must demonstrate the ability to follow the safety plan and to make
    decisions that reflect concern for personal safety.