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2017/3/11(土)19:43 - とくこ - 2062 hit(s)
正子>子宮頸癌のリスクはセクシャリィアクティブな人にあるのであって、
正子> この予防接種で全ての子宮頸癌や他の性病のリスクを下げられるわけではない。
正子> 本来セックスは自立した大人が本人の責任を持ってすることであって、
正子> 親の庇護の元で生活しているあなたにはその機会はない。
正子>
正子> 私が心配したのは子供がこの接種を受けることで、
正子> 自由奔放な性行為を親が認可したと勘違いさせたくなかったのです。
正子>
正子> 受けてないことで性行為に責任が伴うことを思い出し、躊躇するきっかけになればなと。
正子>
正子> それから更に本音を言うと、まだ新しい予防接種なので
正子> 時間を稼ぐことで色んな統計も出て、改良もされるかなと思ってます。
正子> 言ってみれば、躊躇いなく受けた人達は実験台みたいな。。
受ける受けないは個人の自由で、それに関しては、何も言うことはありません。
ただ、いくつかちょっとだけ言わせてください。
子宮頸がんに罹患してしまった女性で、
頸癌が性病だ、という誤った世間の目を気にして、傷ついている患者さんがたくさんいます。
子宮頸がんは性病ではありません。
性交渉のまったくなかった人、つまり処女でも、頸癌になることはあります。
ただ確率がかなり低いだけです。
処女でも、HPV陽性の人はいます。ゼロではないのです。
ちなみに、HPVは日常にありふれたウイルスですし、自慰行為でも感染します。自慰行為してなくても感染する可能性は
ゼロではありません。
性交経験が多い女性がなる病気だと思いますか?違います。関係ありません。
性的に奔放な人が子宮頸がんになる、というのは誤解です。
奔放な人の確率が高まるからといって
処女、もしくは、20代にたった一人のひととしか関係を持たなかったような人でも
感染、発症します。
性交経験が早かった人がかかる病気だと思いますか?これも関係ありません。
たしかに、初性交の低年齢化で、20代から30代で頸癌を発症する人が増えているのは事実です。
でもHPVはたった一回の性行為によっても感染する確率はあります。
しかし、性交渉が早かった人が特別発症する確率が高いわけではありません。
がん発症までのメカニズムは一緒です。
ちなみに、コンドームを使用したら子宮頸がんは防げるかというと、そうでもなくて、コンドームで
カバーできない部分にも、HPVはたくさんいますので、
子宮頸がんになったからといって必ずしもセーフティ・セックスを心がけていなかった、ということにはなりません。
もちろん、コンドームをつけていれば、確率は下がるでしょう。でも、100%ではありません。
子宮頸がんの発症ルートをめぐって揉め事がおこることがあります。
たとえば、夫側は何ともないのに、妻が子宮頸がんになったのは浮気の証拠ではないのか
とか、娘は処女のはずなのに、頸癌になるなんてふしだらだ、とか
HPVの性質を知っていれば本当にナンセンスで意味のないことです。
頸癌の人が、あらぬ疑いをかけられたり、変な誤解を受けないことを祈ります。
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