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6329 大学卒業後の人生
2018/4/5(木)15:03 - 大学生の母 - 964 hit(s)

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政治的には比較的、リベラルな視点を持つ主人と、アファーマティブアクションについては
時々話すことがありますが、あくまでも彼の意見では「アファーマティブアクションは、
いずれは消え去ることが理想的。が、今はまだその時期ではなかろう」というものです。
上にも書いてらっしゃった方がいましたが、各大学ではその学校内での人種や環境のバランスを
見て、似たような成績であれば人種その他を優先する、ということがあるわけですから。
実際、いい大学であればあるほど、偏ったプロファイルではなく、「色々」なバックグラウンドを
持つ学生が集まるほど刺激が増え、ダイナミックな教育が行えると考えるわけですし、
実際その通りと思います。
一昔前のアイヴィースクールの卒業写真などを見ると苦笑してしまいますが、ほとんど白人の男子ばかりで、
マイノリティーがいるとすごく目立ちますから、何らかの規制がない社会では、どうしても
そういう方向に流れがちと思います。

私の周囲では、主人側の姪がかなり裕福な白人家庭に育ち、郊外の有名私立校にちいさいころから通い、
学校の成績はGPAが4・3だかなんだかで非常によかったんですが、希望していたトップの州立大学に入れませんでした。
そのとき両親も、そちら側の親戚も(イタリア系の移民子孫、ブルーカラー)
「不公平だ」「白人の女の子って一番損よね!」「もっとマイノリティーっぽい名前だったら
チャンスがあったのにねえ」と、アファーマティブアクションは逆差別、とばかりに
不満タラタラでした。
我が家では、長男がその時姪より2学年ほど下でしたが、その姪の母に当たる義姉が、
「XX君はいいよね、マイノリティーだから優遇してくれるものね、どんどん利用したほうがいいわよ」
と、まあ悪気はなかったのでしょうが真顔でアドバイスしていて、
自分たちのすんでいる州で(カリフォルニア)、半分東洋人の自分が人種バランスから言ったら
公立大学は一番不利になるのに、「伯母さんたち、何を言ってるんだろう??」と呆れていました。
その後、SATのスコアで姪は2000点にも遠く達していなかったことがわかって(当時は2400点満点)
息子は「GPAがすこし良くても、あのスコアでアスリートでもなきゃUCLAに入れるわけないじゃないか!」と
さらに呆れていました。
ちなみに義姉夫婦は、政治的にはまあ多少保守的ではありますが、別に教育や常識が
ないわけでもなく、都会にも住んで社会的にも成功していて、こういう情報にまったくうとい
筈もないんですが、「不公平」「人種差別」と言う風に頭の中が固まってしまっているのか(?)
なぜかアファーマティブアクションに対してはこの程度の感覚なんですよね。
たしかに姪の学校からは白人で成績優秀にもかかわらず希望の大学に入れず、それより
成績の劣る黒人の学生が入った、というような事象はおきてはいましたが、
その姪の兄にあたる男の子は、フェンシングのアスリートとしてステートカレッジに
ギリギリの成績で入れてもらっていたのです。LDがあったらしく、これがなければ、
まっすぐ受けても大抵の大学に入れる成績ではありませんでした。
フェンシング、というのはやはり特殊なスポーツで、私立のお坊ちゃん学校だったから
学校のクラブでもそういう種目があったために、甥はそれに触れる機会に恵まれたわけですが、
同じアスリートでも、バスケやフットボールなど競争のはげしい種目で頭角を現すことの難しさを考えると、
わたしから見ればそこですでにまあ階級の差というか、裕福な家庭に育ったアドバンテージは
あったと思います。しかも大学にはいってすぐ、コーチとウマが合わない、という理由で
やめてしまったので、結果的には完全に大学に入るためだけの手段に使われたのです。
でも、そういう時には全く「経済的に余裕がある家庭に育ったので息子がラッキーだった」とは
考えないのですからね(苦笑)。
ただまあ、こういうスタンスの人は結構、おおいんですよね。
アファーマティブアクションを逆差別と訴えるにあたっては、まあもっとしっかりした
データや歴史、現状を基にした議論であれば私も十分興味があるのですが(実際に問題もあるようですから)、
こういう感情論で文句を言われた場合は、受けつける気にならない、というのが個人的な感想です。


しかし、それもこれも数年前のことで、希望の大学に入れなかった姪も、勉強が好きな子なので
頑張り続け、一流大学の大学院、ドクターコースに合格し、むしろさほど難関大学では
なかったため、好成績をあげることができて大学院にはいりやすくなった、ともいえます。
マイノリティーのアスリートで入っても、アカデミックの面でついて行けなければ、
やはり落伍するパーセンテージは高く、大学側も学費の損を考えて、最近はだいぶ考慮しているようですし・・。

私としては、マイケル君がトップ大学卒業後、どんな人生を歩んでいくのか、そっちの
ほうに大きな興味があります。ハーヴァードに入ったから成功するのではなく、
どういう理由であれハーヴァードにいらっしゃい、といわれるような学生だから
成功する確率が高くなるんだ、というのが持論です。


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