≪質問≫
カナダ在住です。7ヶ月になる赤ちゃんを連れて久々に日本へ里帰りする予定なのですが、予防接種について迷っています。こちらで義務付けられているものは日程通り受けておりますが、通常日本で受けることのできるBCG、日本脳炎などは受けていません。これから先、おそらく年に1〜2回程度、1〜2ヶ月間くらいの日本への帰省を考えていますが、海外に在住の皆さん(特にBCG接種の無い国の方)は、お子さんにBCGなどの接種をされましたか? それともせずに里帰りの滞在をされていますか? 短期滞在ならば、そんなに心配することも無いとは思うのですが、この先頻繁に里帰りするようになることを考えると迷ってしまいます。アドバイス頂けたら幸いです。
≪アドバイス≫
私は、かなり長期で帰ったこともありましたがアメリカで学校に行くのにはBCGを打っていると反対に結核の患者とみなされる事があるのでアメリカで学校に行く場合は打たないほうがいいといわれて打っていません。回りにも日本から駐在できた方でレントゲンなど色々提出して大丈夫だった人も居れば、薬を飲むように言われた方(でも飲まなかった人も居ますが。)一番かわいそうだったのは行っていた幼稚園が薬をちゃんと飲んでツベルクリンで引っかからないようになるまでこないようにって言われた事でまわりの現地の子から敬遠されてしまいかわいそうだった子もいました。なので、カナダは良く分かりませんが調べた方が良いと思います。アメリカの先生にもしなったらどうしたらいいですか?と聞いたらなったら薬で治療すれば良い事だからって言われました。日本脳炎はこの注射自体が日本でも副作用とかでもめているのでは?私は、アメリカで学校に行かせるのでこちらのだけにしています。
≪アドバイス≫
ご質問の内容を主治医に尋ねたことがあります。(在米です)身近に結核患者がいるとかそういう人の世話をしている人がいるとかでない限り、短期間ならBCGを日本で受ける必要はない、ということでした。 また、日本脳炎も特別に蚊が多い季節のそういう場所に行くというのでなければ、まず不要でしょうという見解をもらいました。
≪アドバイス≫
アメリカと日本を行ったり来たりして生活をしていますが,予防接種はアメリカに合わせています。 他の方も書かれていますが,アメリカでは入学の際に予防接種の有無を聞かれますが,日本では有りませんので,両方の学校に行く可能性が有る場合,面倒な事にならない方を選びました。日本の小児科の先生にも相談しましたが, アメリカに行く予定場有る場合,しなくてもいいと言われました。 上の子はアメリカで全ての予防接種が終りましたが,下の子は日本でしたが,兄弟で揃えていた方が入学の際分かり易いからとも言われました。 また,日本脳炎は日本でもしない所が増えています。特に今年の夏は副作用の患者が増えた事により私の住んでいる地域では日本脳炎自体が中止になり受けなくて良い予防接種となりました。
≪アドバイス≫
日本脳炎の予防接種の現状について、以前書き込みました。46426「日脳の接種 (勧奨)再開予定」2005,7,21 新しいワクチンが開発されたら、また日本脳炎の接種を再開するようです。日本でも標準として3歳頃からですので、お子さんが今7ヶ月ならば、日本で再開されてから、日本・カナダの医療事情に詳しい専門家(専門機関)に ご相談されたらと思いました。
≪アドバイス≫
上記46426のスレッドから 5歳の娘を連れて来週から1ヶ月、日本に帰ります。日本脳炎の予防注射を親戚の医師にすすめられているのですが1ヶ月の滞在期間に、必要なものかどうか迷っています。みなさんはどうされていますか?アドバイスをお願いします。
≪アドバイス≫
今年の4月から日本脳炎の予防接種は なくなりました。どうやら予防注射の副作用が発見されておかみが「やめなさい」っていうことになったようです。 一応法定予防接種なので費用は自治体が負担だったと思います。なので受けたければ受けてもいいのですが副作用で亡くなった人が最近ニュースで流れたのでそのリスクを踏んでまで予防接種は受けさせたいと思いませんので無理やり摂取させることはないのでは?と思います。
≪アドバイス≫
日本脳炎の予防接種ですがなくなったわけではないと思います。1年ほどで安全性の高いものができたら復活すると聞きましたが・・・。今でもどうしてもということならば接種することもあるようです。(蚊の多い、日本脳炎のリスクのある土地に住む場合など)確か3歳の誕生日後から受けれて、1ヶ月間をおいて2回そして1年後とあと小学生か中学生になってからと計4回の接種だったと思うのですが1ヶ月の滞在中で無理にされなくっても良いかもしれません。いずれ帰国されてから予防接種券を頂いてからでも・・・。
≪アドバイス≫
予防接種は、個々のいろいろな状況により異なり、考え方もさまざまで、大変難しい問題だと思います。 今年5月に厚労省は「日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨は行なわないよう」各市町村に対し勧告しました。なくなったのではなく、「積極的勧奨」は行なわない、ということで予防接種はあります。(お役所的表現で、国民がどれだけ正確に理解できるか・・・) 「日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨の差し控えについて」
厚労省HP〜トピックスより http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/05/tp0530-1.html 「日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨差し控えQ&A」
厚労省HP〜よくあるご質問より http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/nouen/index.html
現行のワクチン(マウスの脳に由来)で重症の健康被害があり、よりリスクの低いワクチンが開発中なので、それに切り替えるまでの措置とのこと。 新ワクチンが供給できる体制ができれば、「接種勧奨を再開する予定」とあります。 この結論に至るまでの経緯を厚労省の検討会や専門家ヒアリングの議事録を読んでみたのですが、「接種を継続する必要性」はあるようです。(国内にはウイルスが存在する、国内に媒介する蚊がいる等々) うちの子の場合ですが、長女は北海道生まれです。北海道は数年以上前から接種は実施されてません。 アジアに住んでいた時に隣国で大流行して、2歳でまだ他の基本接種も終わっていなかったのですが、日脳を先に接種させておけばと思いました。 帰国後は沖縄在住で迷わず3歳の時に1期の2回を公費で受けました。 (私個人としては、小1の時に集団登校班の班長だった6年のお兄さんが、夏休みに発病して3日で亡くなった記憶が強く心にあり、実家の近くには水田も農家も今はありませんが、もしも発病したら怖い病気と思ってます。) という訳で「ご親戚」の「お医者様」が勧められるならば、この5月の勧告をもとによく相談されてみたらと思います。不顕性感染が多いので、発症者は年間1ケタとの統計ですが、感染者は地域によっては多いというデータもあります。国内では最近は幼児の発症者はありませんが、(それこそワクチンの効果かもしれませんし)以前は幼児に多い病気だったとのこと。 接種のメリット・デメリットや今回の一時帰国か次の機会(新ワクチンができてから)かなど、アドバイスを受けられて、よく納得した上で、判断されたらと思います。
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