帰国後のBCG

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≪質問≫ アメリカで生まれた1歳と4歳の子どもを連れて昨年帰国しました。先日風邪をこじらせて肺炎になったとき、BCGを受けていないというと結核の疑いがあるからと隔離入院させられました。お医者さんからは早く受けた方がいいといわれ区役所に問い合わせたところ、6か月児以降は任意となるので自分で受けられるところを探して自費で受けて欲しいといわれました。将来アメリカに戻るかどうかは未定ですが、いま受けさせるべきかどうか迷っています。同じようにBCGを接種しない国から帰国された方、帰国後接種しましたか? ≪アドバイス≫ こんにちはご参考までに私の例を・・・受けていない子供がおります。アメリカ生まれ、2歳半で帰国。5歳半で再び渡米し、13歳で帰国。こちらも将来渡米の可能性は分かりませんが、一つ言えるのは2歳半の帰国時で、BCGを摂取しなかったのは正解でした。ツベルクリンで陽性反応が出ると、厄介ですものね。アメリカと言っても、ど田舎だったので、日本の医療事情を知ってる医者はいませんでした。同じく駐在のお子さんで、陽性になったばっかりに、レントゲン撮ったり、抗生物質を半年呑めだの言われて、頭抱えてた方がいました。ところで、あやさんのお子さんは肺炎の時、レントゲンの結果で、結核の疑いを言われたのでしょうか?我が家の子供はアメリカで肺炎にかかりましたが、結核云々は一切言われませんでした。うちも、この先はどうしようかなあ、と言う感じです・・・。 ≪質問≫ 便乗で。私ももしかすると帰国するかもしれなくて同じ疑問をかかえています。うちの子はもうすぐ10ヶ月で、こちらでの予防接種は終わりました。風疹などの予防接種もどうすればいいか、はたはた困っています。どなたか経験済みの方がかきこみしてくださるといいのですが。答えの書き込みじゃなくてすいません。 ≪アドバイス≫ BCG接種後に渡米する場合に、英文の診断書を持参して理解してもらうという方法もあるかと思います。〜英文診断書・予防接種証明書作成の手引き 母子衛生研究会発行〜 http://www.mcfh.net/healthrecordmanual.pdf3ページ 「英文診断書作成時の注意」の後半8ページ 「BCG非接種国(地域)への渡航時の注意」 現在の結核やBCGに関して、参考になるのは、〜結核予防会結核研究所のHP〜http://www.jata.or.jp/ BCG接種の効果については(調査によりデータは多少異なるようですが)*正しい接種がなされた場合、1年後の陽性率は80%以上*接種効果の持続期間は10年以上*小児の重症結核の発病予防に効果がある とのことです。 副反応については、あまり重症なものはないようです。  日本では結核になる人は1年間で約3万人、死亡者は約2千人で、高齢者や都市部に多い傾向があるとのこと。 他の予防接種との違いは「結核予防法」により、「予防に『努める』」とされていること。(ちょっと横ですが、小学生の娘は4月に結核検診の問診票を学校に提出しましたが、海外〜流行地域〜からの帰国という回答のため、次の段階の問診票を先日受け取りました。それには「帰国後に肺のレントゲン等の検査を受けたか」とあり、「いいえ」としました。現在、次の連絡待ちです。 日本では小・中1年でのBCG接種が廃止になったかわりに全学年できちんと結核予防対策をするようになった・・・と感じていたところです。) 以上のことを総合的に考えてどうされるか、保護者の方の判断によると思います。(長々と書きながら、結局、お答えになっていなくて、すみません。)  最後にぷーさんへ「風疹などの予防接種もどうすればいいか〜困っている」とのことですが、どのような点に関してか具体的に書いていただければ、わかる範囲でレスできるかもしれません。 ≪アドバイス≫ トピから少々離れていて申し訳ないのですがてるママ=東京市民さんが風疹のことについてコメント残さしてくださいましたので、続けて書き込みさせていただきます。こないだどこかのブログで1歳になったらすぐ風疹と麻疹の予防接種をしたとありました。帰国することになったら、それはやっぱり受けたほうがいいのでしょうか?日本では予防接種は保険所などでできるのですか?欧州で出産したもので、その辺の知識がまったくなくて。汗今からてるママ=東京市民さんの教えてくださった過去ログ見てきます。予防接種は国によって違うので、なんだか迷うことが多くて困ります。ちなみに、てるママ=東京市民さんのお子さんにはBCGや風疹などの予防接種はされましたか?差し支えなければ、経験談としてお聞かせ願えれば嬉しいです。 余談ですが、帰国するなら、てるママ=東京市民と同じ、東京市民になります。笑コメントありがとうございました。トピ主さん、少しずれてしまった内容になってすいませんでした。あやさん、BCGからちょっと横になり、すみません。 ぷーさんのご質問「麻疹・風疹の予防接種」についてはこの4月から接種制度が変更になり、両方一緒に「麻疹・風疹ワクチン(MR混合ワクチン)」として第1期 生後12ヶ月〜24ヶ月で1回、第2期 小学校就学前の1年間で1回となったとのこと。厚労省HP「麻疹と風疹の2回接種制度が導入されます」2005年 http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/09/tp0921-1.html 帰国後の予防接種の基本的な考え方としてまずは一般的な予防接種についてと同様、「予防接種のメリット(予防効果)」「予防接種のデメリット(副反応)」を比較してみて、それに加えて、「個人の体質」「環境としての流行情況」等を考慮します。国内外の移動がある場合は、どちらかのスケジュールに合わせて(一般的には住んでいる国)、一通り完了させられればいいのですが、途中で移動があったり、それ以後の移動の予定があると、複雑になりますよね。保護者が判断できない時には、渡航国の情況に詳しい専門家・機関に相談する方がよいかもしれませんね。(また、結局、明確なお答えにならず、すみません。)  ぷーさんのお子さんの場合、現在、その月齢のものまでおすみとのことですよね。日本以外では以前から、MMR(耳下腺炎・麻疹・風疹)として接種されることが多いので、すでに1回はされているのではないでしょうか? 日本での接種場所については通常の接種対象期間内ならば、一般的に自治体で指定され、費用も無料または一部負担ですむと思います。それ以外の場合は、個人負担となり、接種してくれるクリニックや機関をさがすことになります。(特に都内なら、近くでみつかると思います。 そして、長いHNでお手数かけて、すみません。) ところで我が家の場合ですが、生後まもなく途上国へ行ったため、あまり参考にならないのですが・・・副反応よりも感染の危険が大きいことが確実だったので、すべて受けました。長女は、生後1ヶ月から始め、一時帰国を利用して日本式でやりました。(その国のワクチン管理等の医療レベルに不安があったこともあり)次女は、駐在国のプライベートクリニックが信頼できたので、その国のやり方ですすめました。 結核は在留邦人の方でも感染する場合がありましたので、他人事ではないという認識です。風疹の予防接種の重要性はあらためてトピをたてた方がいいかな、と思うほどです。 ただし確率は低くても重症の副反応で大変なことになることもあるので、とにかく保護者が納得して「する」「しない」を決めるしかないと思います。 世界中の人々が予防接種で防げる病気に罹らないように、また予防接種の副反応で苦しむことのないように、さらに国による接種の違いで誤解されることのないようにと思います。 ≪アドバイス≫ あやさん、BCGからちょっと横になり、すみません。 ぷーさんのご質問「麻疹・風疹の予防接種」についてはこの4月から接種制度が変更になり、両方一緒に「麻疹・風疹ワクチン(MR混合ワクチン)」として第1期 生後12ヶ月〜24ヶ月で1回、第2期 小学校就学前の1年間で1回となったとのこと。厚労省HP「麻疹と風疹の2回接種制度が導入されます」2005年 http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/09/tp0921-1.html 帰国後の予防接種の基本的な考え方としてまずは一般的な予防接種についてと同様、「予防接種のメリット(予防効果)」「予防接種のデメリット(副反応)」を比較してみて、それに加えて、「個人の体質」「環境としての流行情況」等を考慮します。国内外の移動がある場合は、どちらかのスケジュールに合わせて(一般的には住んでいる国)、一通り完了させられればいいのですが、途中で移動があったり、それ以後の移動の予定があると、複雑になりますよね。保護者が判断できない時には、渡航国の情況に詳しい専門家・機関に相談する方がよいかもしれませんね。(また、結局、明確なお答えにならず、すみません。)  ぷーさんのお子さんの場合、現在、その月齢のものまでおすみとのことですよね。日本以外では以前から、MMR(耳下腺炎・麻疹・風疹)として接種されることが多いので、すでに1回はされているのではないでしょうか? 日本での接種場所については通常の接種対象期間内ならば、一般的に自治体で指定され、費用も無料または一部負担ですむと思います。それ以外の場合は、個人負担となり、接種してくれるクリニックや機関をさがすことになります。(特に都内なら、近くでみつかると思います。  そして、長いHNでお手数かけて、すみません。) ところで我が家の場合ですが、生後まもなく途上国へ行ったため、あまり参考にならないのですが・・・副反応よりも感染の危険が大きいことが確実だったので、すべて受けました。長女は、生後1ヶ月から始め、一時帰国を利用して日本式でやりました。(その国のワクチン管理等の医療レベルに不安があったこともあり)次女は、駐在国のプライベートクリニックが信頼できたので、その国のやり方ですすめました。結核は在留邦人の方でも感染する場合がありましたので、他人事ではないという認識です。風疹の予防接種の重要性はあらためてトピをたてた方がいいかな、と思うほどです。  ただし確率は低くても重症の副反応で大変なことになることもあるので、とにかく保護者が納得して「する」「しない」を決めるしかないと思います。 世界中の人々が予防接種で防げる病気に罹らないように、また予防接種の副反応で苦しむことのないように、さらに国による接種の違いで誤解されることのないようにと思います。 ≪アドバイス≫ さっそくのお返事ありがとうございます。私はドイツに住んでいるのですが、今のところ6種混合を3回受けました。破傷風、ジフテリア、百日ぜき、ポリオ、インフルエンザB、B型肝炎です。というわけで、風疹、麻疹のは入ってませんでした。このままでいくと1歳越えてから帰国になりそうです。1歳になったらもう一度検診があるので、こちらのかかりつけのお医者さんに風疹麻疹の予防接種について聞いてみます。てるママ=東京市民さんの経験談を聞かせていただいてこれからどうするかのよい判断材料になりました。風疹の予防接種がそんなに重要だなんて知りませんでした。汗主人と相談してどうするか決めたいと思います。 BCGについては理想摂取年齢が3ヶ月から1歳とあるので帰ってからでは遅いような気がして・・・。これもこちらの先生に相談してみようと思います。ただこちらではあまり一般的ではないようなのでワクチンがあるかどうかが問題です。子供が病気になるほど、苦しいことはありません。このような予防接種が統一されてガイダンスのようなものが出来るといいのになぁと思います。最後にこのトピをたててくださったあやさんと質問に丁寧に答えてくださったてるママ=東京市民さんにもう一度お礼を言います。ありがとうございました。  ≪アドバイス≫ぷーさん、ぶるねっとさん、同じように悩んでる方がやはりいらっしゃるのですね。これだけ世界が狭くなってきたのに、予防接種が各国によって違うと迷いますよね。それに対するフォローがはっきりしないのも困ったもんです。てるママさん、様々な情報ありがとうございます。過去ログは私も検索してみたのですが、渡米の際の情報はあっても帰国後のことについてはなかったので質問してみました。小学校に入れば問診票があり、きちんと対応されているようで少し安心しました。 調べてみましたら、問診票の答えによってはレントゲン(ツ反?)→精密検査→予防薬を飲むとなるようです。最終的には小学生でもBCGではなく予防薬のようです。ということは、小学生以降の対応はアメリカとほぼ同じになったということでしょうか。。もし再度渡米することになるなら、このままBCGは受けないで、問診票で学校の指示に従ってもいいかなと思ったり、でも日本にいたら感染率はアメリカの5倍とのことなので、学校に入るまでに感染の確率もあるわけで、BCGを受けておこうかと思ったり、まだ迷っています。やはり接種された方の方が多いのでしょうか。

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