ものさしの(Ruler/Measuring Tape)読み方
アメリカに長年住んでいるのに、どうしても慣れないのが長さや重さの単位の違いです。別に覚えなくても生活に支障はないようなものですが、たとえば ブラインドや家具、家電を買ったりする際には、一応知っておかないと困ることもあります。
私が、ついに「覚えねば。」と思ったのは、子どもの宿題に直面した時でした。アメリカ地図で、「NYからワシントンまでは1&3/4インチ。この地図は1/100に縮小されています。さて本当のマイル数は?」などという質問が出た時には、完全に頭を抱え、アメリカの度量衡を心から呪いました。
(もともとインチというのは男性の親指の幅から来たそうです。)
1インチの中に普通16のメモリがついています。それぞれのメモリは分数で読みます。ですので、ひとメモリが1/16です。分数の読み方は、日本語の読み方と逆転して分子から読みます。
分子は普通に(one, two, three...)と読みます。分母は曲者で(third, fourth, fifth...) と読みます。そして分子が複数の場合、分母を複数形の“S”をつけて読みます。つまり
1/3 = one-third
2/3 = two-third ではなく、 two-thirds
5 1/3の場合は、Five and one-thirdと言うように and で結びます。
(例外)1/2 =half 1/4 =quarter
インチの省略形は in またはダブルクォートマーク "が使われます。つまり20"= 20 in=20インチ。
フィーとの省略形は ft または ′のマークが使われます。たとえば5′1″は5フィート1インチ
真ん中が1/2 inch。読み方は「ハーフインチ」
次に小さい目盛りが 1/4ths. 赤い目盛りを読んでみましょう。 1/4, 1/2, 3/4, and 1. となります。
次に小さい目盛りが 1/8ths. 赤い目盛りを読んでみましょう。 1/8, 1/4, 3/8, 1/2, 5/8, 3/4, 7/8, and 1.
次に小さい目盛りが 1/16ths. 赤い目盛りを読んでみましょう。1/16, 1/8, 3/16, 1/4, 5/16, 3/8, 7/16, 1/2, 9/16, 5/8, 11/16, 3/4, 13/16, 7/8, 15/16, and 1.
下の換算は大体アメリカの4年生位の宿題から必要になってきますのでママとしては覚えておきましょう。
1マイル=1760ヤード
1ヤード=3フィート
1フィート=12インチ
≪液体≫
さてさて、もう一つ面倒くさいのが液体の度量衡
です。スープをTake
Outする時などに便利ですので、やっぱり覚えておいた方がいいですね。下のロボットは子どもが学校で紙で作って持ち帰ってきたものです。1ガロンの体=4クォーツの手足から成る。
1クオートのそれぞれの手足=2パイントの指から成る。このイメージです。1
Gallon=4 Quarts=8 Pints
ガロンはあのアメリカ牛乳の巨大ボトルです。クォーツは、スープなどのお持ち帰りの大サイズですね。パイントはその半分サイズなわけです。
★息子の小学校4年生の宿題あたりで必要になってきた度量衡。「1Pintは何カップでしょう?」
1
pint = 2 cups = 16 fl oz = 450 ml
1 cup = 8 fl oz = 225 ml (日本の1cupは180 mlですよね。 )
*fl oz というのはフルロイド・オンス、つまり液量オンスのことです。
★さらに追い討ちをかけるように私には理解不能な質問。「1Tablespoonは何オンスでしょう?」「それでは8 tablespoonは何オンスでしょう?」
1
tablespoon = 1/2 fl oz = 16 ml (大体で 15 mlということもあるようです。)
1 teaspoon = 1/3 tablespoon = 5 ml
ちなみにニュースで石油が「1バレル当たり○○円/ドル」などというのを耳にしますが、このバレルというのはワインの樽のことで、石油は元々樽に入れて運ばれていたために今もその名残りで石油の取引単位としてバレルが使われ続けているそうです。 お疲れ様でした。
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