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75637 父と母の結婚生活
2016/12/27(火)23:49 - それから - 2732 hit(s)

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2年前に父が亡くなりました。愛情表現が苦手な父でしたし仕事人間だったので
あまり心温まる思い出はありません。でも特別悪い父ではありませんでした。
父は小さい時に父親を亡くしているので、どうやって子供に接していいのか
わからなかったのかもしれません。それなりに子煩悩だったと思います。 

家では横のものを縦にもしないような父で、母が何でも世話を焼いていました。
母が何か言っても、父が怒鳴って話が終了になるようなこともよくありました。
でも私が子供の頃は、母から父の愚痴を聞いたことは一度もありませんでしたが、
私が結婚してから、たまに母と二人になると父の愚痴が出るようになりました。
そして父が亡くなってからは、昔話になると父の悪口ばかりです。最初の内は
今までこらえていたものを発散したいのだろうと耳を傾けてあげていましたが、2年経った
今でも愚痴が止まりません。

昨日も電話で父の愚痴が始まったので、「お母さんはお父さんとの楽しい思い出は
ひとつもなかったの?」と聞くと、「ひとつもなかった。」ときっぱり言われて
しまいました。少しショックでした。母は昭和の典型的な日本の母親で、こどものこと、経済的なこと、さまざまな理由で父と
別れられなかったのはよくわかりますし、そんな母に感謝もしています。母親としては
とても良い母親でした。でも、ひとつも楽しいと思えることのないパートナーと80近くに
なるまで一緒にいたんだなと思うと、なんだか改めて結婚ってなんだろう?人生ってなんだろう?と
思ってしまいました。でも80近くなる母に、いまさら「あなたの人生は結婚はそれで
よかったの」とは残酷なようで聞けません。聞けば子供をしっかり育て上げて孫も
できて、それで良かったと言うのかもしれませんが。

何よりも暗澹たる気持ちになったのは、私も母と同じ道を歩んでいるような気がしてなりません。母がずっと
じっと我慢していたように私も一緒にいて楽しいと思えない夫とずっと一緒に
います。私の場合は経済的には自立できるのに、なぜか一歩が踏み出せません。

離婚経験が2度ある知り合いのお嬢さんが、先日結婚1年目でさっさと離婚
してしまって、びっくりしたのですが、その知り合いが「親の離婚を見ているから
(離婚の)道筋がわかっているので、ハードルが低かったのかも。」と言って
いたのですが、変に納得してしまいました。私の場合は、じっと
堪える母を見てきてしまったので、どうにもその道しか見えていないような
気がします。離婚への道が見えないし、一緒にいて楽しいと思えない夫でも
私が去って彼が一人だけになってしまう姿を想像すると罪の意識にさいなまれます。
私自身も今さら一人になるのが怖いのかもしれません。

ここに書いたことは独白のようなものでアドバイスを求めているわけではないのすが、結婚や人生に関して、または
ご両親の結婚生活を見て思ったこと、学んだことがあったら聞かせてください。


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