夫に愛されている安心感が妻にあればこどもはハッピー

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いったい母親がハッピーでいられる条件とはなんでしょう?そうです。ご主人が皆さんをしっかりと愛情で包んでいてくれることです。これ以上の安心はないと思います。そしてその安心があるからこそ私達女性は妻として、母親としての仕事をまっとうできるのです。異国での緊張の連続の生活、帰国後の将来への不安、悩み多き人生、このように心が不安定な状態になっているときこそ、「愛」で支えてほしいのです。その愛を夫が与えられないのであれば、妻はそれを他に求めます。こどもであったり、浮気相手であったり、とにかく必要だからこそ必ずどこかにそのよりどころを探そうとします。逆もまた正なりです。

ご主人はしっかり奥様のニーズを把握していますか。海外へ出たらなおのこと責任が増えた、仕事が増えた、時差の関係で日本の時以上に働かなくてはならないと家庭で過ごす時間が減少していることを正当化していませんか。しかしご主人が海外でせいいっぱい仕事ができるのも奥様の陰の力があってこそだということを忘れないでください。家庭を任せた、子どもを任せたと安心していられるからそれだけ仕事に打ちこめられるのです。そして彼女にも女としてのニーズ、人間としてのニーズ、妻として、母としてのニーズがあることを知ってください。

彼女の心の状態を感じ取っていますか。それを常に感知していられるのにはできるかぎりいっしょにいる時間を増やすことだと思います。二人だけの時間、デートの時間も設けるべきです。子どもを誰かに預けて男と女になる時間も大切なのです。こどもが大きくなったらと後送りしていはもうその時には遅いのです。

よくコミュニケーションが大切だといいますが、別に止め止めなくしゃべりまくっていなくてもいいのです。ただそばにいるだけでも彼女の心の動きが感じ取れるはずです。人間は本当に神秘的にできていてことば以上に体から発するメッセージが多くを伝えているものです。

こどもの健全な成長を願うのならば夫婦が基本、夫婦を核として家庭を形成して行かなくてはなりません。こどもはお父さんがお母さんにやさしくしている姿を見て安心するものです。これは子どもの前でべたべたしろといっているのではありません。お父さんがお母さんのためにりんごをむいて差し出してあげたり、たまにはお父さんがお母さんに大好きなコーヒーを入れてあげたりする、そんな小さな日常のしぐさ、しいては愛情表現をこどもは敏感に察ししています。それで十分なのです。

私はいろいろな子ども達と接していて、学校で問題を起こしていたり、友達とうまく行かない子どもを見るとどうしてもその背後に両親の不和、あるいは母親の心の不安定さが見えてきます。親がゆれているとこどもはその上でさらに大きくゆれてしまう、そんな現象が起きてしまうのでしょう。

しかし夫婦だってけんかをします。意見の不一致、結婚生活における波風、嵐、そのようなものは避けることはできません。子どもの前でもばんばん討論を行ってもいいと思います。価値観の違いや意見の違いから起きる討論は決してけんかではありません。子ども達はけんかか討論なのかその違いは分かりません。そのため「ママ達けんかしないで。」と叫ぶでしょう。夫婦でも人間である以上それぞれ違った意見を持つのは当たり前で、受け入れられるべきことを子ども達に見せてわからせる必要があります。別にケンカをしているのではなく、お互いの意見を述べていること、また多少けんかが数日に渡っても決してそれで分かれるわけではないことを行動で表し、ことばで伝えれば子ども達は安心するでしょう。夫婦けんかをしてもこのようにきちんと家族の一員であるこども達にもフォローを忘れないことです。そしてそれは夫婦の態度でこどもに伝えましょう。

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