もっと子どもに睡眠時間を

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イギリス、フランス、ドイツに行ったママたちは現地の子どもたちが早く寝ることに驚いています。これらの国では幼児、および小学校の低学年であれば、早ければ7時、遅くとも8時には寝ています。それでもだいたいどの国でも子どもは早く寝ています。11時、12時に寝る子どもがいる日本の方が異常なのです。パパの帰りが遅いから、パパのお迎えがあるからと子どもを親のスケジュールに合わ
せた生活をさせていませんか?夜の9時、10時というのに幼い子どもたちが大人といっしょにまだ外にいるのは気になります。

子どもを親の都合で就寝時間をゆうに超えて起こしておくのはよくないと思います。成長ホルモンが活性化するのも寝ているときです。脳も睡眠によって次の日に備えることができるのです。早期教育と叫びながら子どもに十分な睡眠を与えず、脳の健康な成長をのぞむのは矛盾してます。ねずみの実験で十分な睡眠を与えられないととても攻撃的になるという結果がでています。それはまさに最近の切れる子を象徴してないでしょうか?

今、多くの日本人の子どもたちは睡眠不足です。「うちの子、ぜんぜん早く寝てくれないの」と嘆く母親がいますが、それは違います。早く寝かせていないのです。子どもに眠れる環境を与えるのは親の役目です。時間がきたから子どもが自発的に寝ると思ったら大間違いです。子どもは親といっしょにいつまでも起きていたいのです。それでも親は子どもを寝かさなくてはいけないのです。しつけがそこにあるのです。口だけで言っていても子どもは動きません。習慣として根付くまでは親が根気よく働きかけないとなりません。面倒でもそれが親としての責任です。

ドイツ人の子どもが7時半になったらさっさと部屋に入って寝たといいますが、これはしつけと毎日の努力の結果です。親がそうしつけたのです。日本人の子どもたちが早く寝ないのではなく、親がそうしつけてないだけなのです。子どもは寝ます。うんとからだを動かしていたら、疲れて寝ます。どうぞ、皆さん、もう一度子どもの就寝環境、生活のリズムを見直してみてください。子どもにとって規則正しいリズムの整った生活習慣は心とからだの成長にとても大切なものなのです。大人の都合で子どもを振り回さないでください。もしかしたらママももう少し早く寝るとさわやかな明日を迎えられるかもしれませんよ。

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