子どもが中学生になり、高校生になると子育てはますますむずかしくなる。小さい頃はおなかさえ満たしていればよかった。しかし思春期を迎えるとそればかりでは足らなくなるからたいへんだ。なぜこの時代、こんなに子育てがむずかしくなっているのだろうか。もう手に負えないとお手上げという声をよく耳にする。いったい昔の子育てとどう変わっているのだろうか?
いやいや、大いに変わっている。それもそのはず。一番の大きな変化は親という存在を子ども達は恐れなくなったからだ。皆さんは自分の親を思い出してほしい。ほらほら、こんなことばがあったではないか。怖いもののベスト4。そう地震、雷、火事、親父。とこのように昔、父親というのはものすごく怖い存在であった。しかし今は子どものご機嫌をとる父親、友達のような父親が増えている。それもそのはず、今や子
育ては夫婦二人の参加が当たり前だからだ。父親がうんと身近な存在になった。たまに帰ってきて怒るとどなったり、平手打ちをするような父親はもういなくなった。となると子ども達は怖い親という存在がない。親をばかにしたり、ひどい口答えもするようになった。それは単にもう親を怖いと思ってないからだ。私達は怖い存在と思わなくなるとばかにしたり、口答えをするものだ。つまり同じレベルに考えるからだ。そして怖いと思う存在の人に対して我々は尊敬の意を称すのだ。だから今の子ども達は親を尊敬しないというのは親を怖い存在と受け止めてないからなのだ。
けれどもうれしいニュースがある。確かに子ども達は家ではもうどうしようもないという振る舞いをしていながら、外ではどうだろう?うん、案外彼らはまともなのだ。近所のおばさんとはすばらしいほどの敬語、丁寧語で会話をしている。あいさつもちゃんとできている。決して恥ずかしくない立ち居振る舞いであるのではないか。驚いてしまうだろう。つまり彼らはちゃんと外で生きるすべを学んでいて実行できているのだ。ただ家では問題だらけの行動を起こす。
それはなぜか?彼らは外で一生懸命大人ぶっている分、家に帰ってうんと甘えるのだ。甘えることによって生気を養っているといってもいいほどだ。だから急に赤ちゃんのような存在に彼らは戻るのだ。わがままを言ってみたり、考えられないようなことを言って親を困らせたり。つまりまだまだ成長していない部分を持ち備えていて、それを家庭では経験しているのだ。つまりそれだけ外の世界で求められる大人の部分が、期待される部分が大きくなったといえるのかもしれない。その分、家に帰ってしっかり赤ちゃんをやらないと外の世界でついていけなくなるともいえるのではなかろうか。
さて、ならどうしたらいいのか?口答え、親を尊敬しない。まず言わなくてはいけないことはきちんと伝えるべきだ。そして相手はぐちゅぐちゅまた言ってくるだろう。しかし親はそれに惑わされてはいけない。断固、自分の方針や家のルールに関しては妥当である限り曲げないことだ。そして相手がチャレンジして来てもその点においてはこちらも対応しないこと。ここでストップ。会話はおしまい。少なくとも彼らの耳にこちらの意向は入ったはずだからだ。あとは彼らがどう対応しようと彼らが決めることだ。
そしてたいていはきちんと自分の中で考えをまとめられる力を持っているはずだ。だからそれを信じることだ。そう思うとかなり肩の荷が下り、いらいらがなくなるのではないだろうか。なんとか自分がしっかりしなくちゃこの子はたいへんなことになるなど責任を取らなくてもいい。不思議なことになんとかなるものだ。けっこうまともな大人に成長するものだ。
いやいや、大いに変わっている。それもそのはず。一番の大きな変化は親という存在を子ども達は恐れなくなったからだ。皆さんは自分の親を思い出してほしい。ほらほら、こんなことばがあったではないか。怖いもののベスト4。そう地震、雷、火事、親父。とこのように昔、父親というのはものすごく怖い存在であった。しかし今は子どものご機嫌をとる父親、友達のような父親が増えている。それもそのはず、今や子
育ては夫婦二人の参加が当たり前だからだ。父親がうんと身近な存在になった。たまに帰ってきて怒るとどなったり、平手打ちをするような父親はもういなくなった。となると子ども達は怖い親という存在がない。親をばかにしたり、ひどい口答えもするようになった。それは単にもう親を怖いと思ってないからだ。私達は怖い存在と思わなくなるとばかにしたり、口答えをするものだ。つまり同じレベルに考えるからだ。そして怖いと思う存在の人に対して我々は尊敬の意を称すのだ。だから今の子ども達は親を尊敬しないというのは親を怖い存在と受け止めてないからなのだ。
けれどもうれしいニュースがある。確かに子ども達は家ではもうどうしようもないという振る舞いをしていながら、外ではどうだろう?うん、案外彼らはまともなのだ。近所のおばさんとはすばらしいほどの敬語、丁寧語で会話をしている。あいさつもちゃんとできている。決して恥ずかしくない立ち居振る舞いであるのではないか。驚いてしまうだろう。つまり彼らはちゃんと外で生きるすべを学んでいて実行できているのだ。ただ家では問題だらけの行動を起こす。
それはなぜか?彼らは外で一生懸命大人ぶっている分、家に帰ってうんと甘えるのだ。甘えることによって生気を養っているといってもいいほどだ。だから急に赤ちゃんのような存在に彼らは戻るのだ。わがままを言ってみたり、考えられないようなことを言って親を困らせたり。つまりまだまだ成長していない部分を持ち備えていて、それを家庭では経験しているのだ。つまりそれだけ外の世界で求められる大人の部分が、期待される部分が大きくなったといえるのかもしれない。その分、家に帰ってしっかり赤ちゃんをやらないと外の世界でついていけなくなるともいえるのではなかろうか。
さて、ならどうしたらいいのか?口答え、親を尊敬しない。まず言わなくてはいけないことはきちんと伝えるべきだ。そして相手はぐちゅぐちゅまた言ってくるだろう。しかし親はそれに惑わされてはいけない。断固、自分の方針や家のルールに関しては妥当である限り曲げないことだ。そして相手がチャレンジして来てもその点においてはこちらも対応しないこと。ここでストップ。会話はおしまい。少なくとも彼らの耳にこちらの意向は入ったはずだからだ。あとは彼らがどう対応しようと彼らが決めることだ。
そしてたいていはきちんと自分の中で考えをまとめられる力を持っているはずだ。だからそれを信じることだ。そう思うとかなり肩の荷が下り、いらいらがなくなるのではないだろうか。なんとか自分がしっかりしなくちゃこの子はたいへんなことになるなど責任を取らなくてもいい。不思議なことになんとかなるものだ。けっこうまともな大人に成長するものだ。
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