2011年12月アーカイブ

人はなぜ引きこもるのでしょう?まず、皆さんでしたらどういうときに、もうどこにも行きたくない、誰にも会いたくないと思うでしょう?なにか恥を かいたとき、いやなことが起きたとき、自分の中でどう処理していいかわからない感情が生じたとき、自分がきらいなとき、そんなときではないでしょ うか?大人も子どもも引きこもります。子どもだけの現象ではありません。誰だって自分の殻に閉じこもりたくなるときがあるものです。それでは、ど ういう場合に深刻化するのでしょうか?いろいろな説がありますが、私が思うには、自分を表現できなかったときではないかと思うのです。怒りにして も、悲しみにしても、世の中の矛盾にしても、そういった感情を上手に出してこれなかった、我慢して出さなかったことが重なって、もうだめ!となる のではないでしょうか?

そのためにも子どもと生活している時期において、子どもが子どもらしく、自分でいられるように、その子をその子として受け とめてあげることが大切なのではないでしょうか?こうあるべき、強くなければだめだと本人らしくない生き方を親が押し付けると、子どもはそれにど うしてもなれなくて、それへの反発、怒りをうちに向けるなどして対応してしまうのだと思うのです。すべてケースバイケースにしろ、どこか共通点が あるように思うのです。
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