〔前の画面〕
〔クリックポイント〕 〔最新の一覧〕
〔全て読んだことにする〕〔全て読んだことにしてホームに戻る〕 〔ホームに戻る〕
2016/6/1(水)22:12 - 皐月 - 14339 hit(s)
そうですね。どの業界も自分たちに有利になるようにロビー活動をして政治家に献金していると思いますので、製薬会社だけとは思っていません。
今回取り上げたのが麻薬問題だったので、この場では製薬会社のことを強調しています。
麻薬問題とは別に、最近では製薬会社が自分たちのブランドを気にして、死刑執行に使う劇薬の製造・販売を止めたと聞きます。
命を救うはずの製薬会社が、死刑に使われる劇薬に自社の名前が入ることを不名誉だと意識しているのだそうです。
劇薬不足の結果、死刑執行ができない、延期する州がでてきたとのこと。死刑の代わりに終身刑が増えてくるのかもしれませんね。
かおりさんが仰るように、白人のミドルクラスに中毒者が出て社会の麻薬に対する見方が変わってきたというのは納得します。
これがある程度お金のある白人でなければ、見向きもされなかった問題なのかと思うと複雑な気がします。
昔ドキュメンタリーで観ましたけど、薬の売人の恋人か愛人の黒人女性が、所持していた、運び屋をしていたというだけでかなり長い期間刑務所に入れられていました。
もっと酷いことをしている人でさえ、短期間でシャバに出られるのに理不尽だなと思いましたね。本当の悪人は手を汚さない。
その点では、オバマがnon-violent drug offendersに恩赦を出したのは妥当、もっと早く実現できれば良かったと思います。共和党が足を引っ張ったのでしょうが。
白人のミドルクラス以上でドラッグのリハブに入れるお金があれば、もしくは有能な弁護士を雇えれば、刑務所行きを回避できるような感じがします。
更生のチャンスは黒人や有色人種と比べれば、白人の方が多くもらえるでしょう。ハリウッドのセレブなど、ポリスに捕まる前にリハブにチェックインしているといつも思うのですよね。
解毒してから外に出るという姑息な手段。 日本でいうとのりぴーが逃亡していたのも同じような理由だったと思いますが。
しつこいですが、処方箋を出すドクターのモラルが問われるのに、依存性のある処方薬を製造・販売している製薬会社の責任が問われないことに疑問を持ちます。
ライフセービングサイエンス云々という素晴らしい隠れ蓑がある限り、悪いのは処方箋を出すドクターだと言うのでしょう。
オピオイド系の鎮痛剤が麻薬中毒者を増やしているという事実を指摘されても、自ら正すことはない。あくまでも使う側の自由。だから中毒になるのは企業責任ではないというのでしょう。
どこに社会的責任・倫理があるのか。
肝心の大統領選はというと、候補者がお互いを嘘つき、詐欺呼ばわりしているみたいですが、焦点がずれているような。
富豪ドナーの対決でもあると思うので、企業献金ではやはり製薬会社がどれくらい候補者に寄付してるのか注目します。
それだけで見るとヒラリーの方が貰っているでしょうね。
しばし静観。
〔ツリー構成〕
┣【4297】 re(2):大統領選挙と麻薬問題 2016/6/1(水)22:12 皐月 (2364) |
〔前の画面〕
〔クリックポイント〕 〔最新の一覧〕
〔全て読んだことにする〕〔全て読んだことにしてホームに戻る〕 〔ホームに戻る〕
※ 『クリックポイント』とは一覧上から読み始めた地点を指し、ツリー上の記事を巡回しても、その位置に戻ることができます.