再婚は初婚以上に難しい

アメリカに来て以来、色々な面で心の支えになってくれたアメリカ人の友人が離婚したことは、先日、日記のどこかで書きましたが、驚くのは、彼女も元夫も、もうボーイフレンド、ガールフレンドがいるということです。

彼女達だけ特別なのではなく、周りのアメリカ人の多くは、離婚したかと思うと、すぐに次の相手を求めてデートを始める人が多く(年齢に関係なく)驚きます。

以下は以前メルマガに掲載したアメリカでの離婚再婚についての統計です。

CDCの統計より

●アメリカでの約46%の結婚はパートナーのどちらかが再婚で、ほとんどの場合、連れ子がいる。

●30歳までに4分の3の女性が結婚する。

●最初の結婚が5年以内に離婚や別居に至る率は20%。10年以内だと33%。

●離婚した女性が5年以内に再婚する率は54%

●再婚が5年以内に離婚に至る率は23%、10年以内だと39%

一見、最初の結婚から色々なことを学んでいるので再婚の方が長持ちしそうに思えますが、再婚の方が短命なのは、子どもを連れての再婚の場合、ステップファミリーとして、うまくやって行くことが大変
なためのようです。私の義理の妹は3人の子供を連れて、やはり3人の子どもを持つ男性と盛大な結婚式を純白のドレスに身を包み再婚しましたが、今年6年の結婚生活に終止符を打ちました。

離婚の原因の一つは、夫婦の教育感の違いでした。義理の妹は教育熱心でこどもに大変厳しかったのですが、再婚相手の男性は、こどもに甘く、結局、彼の方の子は勉強もせずにジャンクフードを毎日食べてブラブラ。多分、こどもがいなかったら、頑張り屋の妹とのんびり屋の元夫は大変良い組み合わせだったと思います。

●最初の結婚が離婚に終わるまでの平均の長さは9.8年。
●離婚が最も起こりやすい年齢が男性は30〜34歳。女性は25〜29歳。
●男性の最初の離婚のピーク年齢は35才、女性は33歳。
●男性の再婚の離婚ピークは42歳、女性は39歳。
●20歳〜24歳の間に結婚した人の離婚率が最も高い。

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