長男の参加しているハイスクールのレスリングチームと他校との対抗試合を見に行った時のことです。なんと相手チームに女の子がいるではありませんか！！
ハイスクールのアメリカの女の子といえば、体格的には完全に大人です。そしてレスリングをご存知のない方のために説明すると、レスリングマッチは、ほとんど柔道の寝技ばかりのような“くんずほぐれつ”で、相手の体のあらゆる場所に手や足をからませて戦う競技です。ユニフォームは、体にピッタリ吸い付く水着みたいなもんです。（足の部分は太ももまでありますが。）
長男の学校は男子校で、この情況はあまりに刺激的！見学席にいた父母たちも「え〜、女の子がいる。本当に対戦するの？」などとざわついています。そうこうしている内に、その女の子の順番がやってきて、まさしく、くんずほぐれつの戦いになりました（幸いうちの子じゃなくてよかったです）。もちろん、女の子の両胸にも足の間にも手がかかります。いつもは、大声で声援を送っているわが校の父母応援席側は、なぜか異様な静けさ。「オーマイゴッ〜ド」などという言葉さえ聞こえてきます。試合の終わった後も口々に「男の子のアメフトやサッカー、野球チームに女の子が参加しているのは見たことあるし、それは全然問題ないと思うけど、レスリングは行き過ぎでしょ。」との声がしきりでした。
結局、我が校の生徒が採点勝ちしたのですが、息子いわく「後で、みんなにからかわれていたよ。でも負けてたらもっと最悪。一生女の子に負けたと学校中で囁かれるんだろうな。」とのこと。後から話を聞いた夫も大笑いしながらも"America went too far! "とつぶやいていました。
ＨＳさん、こんにちは。いつも楽しく拝見しています。
実は、私の二人の息子も冬はレスリング部に入っています。私もこの前、同じ状況に遭遇しましたよ。アフリカ系米国人の女の子でしたが、体つきは、もちろん、立派な女性で、会場がざわめきました。私の主人もびっくり！いくらなんでもこのスポーツだけは、男女でやるもんじゃないですよね。それも年頃の子に・・女の子の親がよくもさせたもんだと呆れてしまいます。我が主人も、もし自分の息子に当たる事になれば、試合放棄させていたとつぶやいていましたね。それにしても、写真、紺色のユニーホーム、うちの息子の学校のと同じなんで、もしや？思いました。おとなりの州ですし・・・いつか、ばったり会うかもしれませんね。その時はよろしく！
メリーアンさん、今のところ州内だけの試合に留まっているので、対戦することはないかもしれませんね。それにしても、本当に、ハイスクールの年齢のレスリングで女の子がいるのに驚きました。以前、10歳くらいの時に一度相手チームにいたことがあるのですが、その時は、こちら側のチームの子が試合放棄しました。10歳くらいでも、既にその女の子は胸もふっくらしてましたから。
それがハイスクールですよ。去年かおととし、アメリカにも初めて？だったか？女子のレスリングチームが編成されてオリンピックに行くと言っていたのを朝のモーニングショーか何かで見たことがあります。
多分、全米でも、まだまだ女子チームが編成できるほど女子レスリング人口がいないので、男子チームに参加するということなんでしょうが、それにしても・・・・ですよね。
びっくりですねえ、でもアメリカで女子レスリングの人口が少ないのはどうしてでしょう？
日本なんかけっこう浜口選手がテレビにもよく出てるし、一般的に浸透していると思うんですけど、アメリカの柔道女子はどうなんでしょう？けっこういるんじゃないですか？
私も時々アメリカの男女平等意識はちょっと違うんじゃないかと思うことあります。レスリングやりたい、相手がいない、じゃあ男でも、、って男の人の気持ちはどうなんでしょう？
いくらスポーツとはいえ、水着みたいな服着て、つかみ合いして、床にはいつくばって、、、すいません、笑えてきてしまいます。相手の男だってイヤですよ。ウチの息子にはやってほしくないです。よその女の子とレスリングなんか。
その女の子の意見、聞いてみたいです。
m1さん。男子レスリングは、小学生くらいから始まって層が厚いですが、女子レスリングはありませんね。やっぱり、小学生、中学生レベルだと女の子の憧れはバレーだのチアリーダーだの、スポーツができればサッカー、ソフトボール。レスリングは憧れの対象には、なりにくいですよね。町の空手道場には女の子も結構いるようですが、やはり、くんずほくれつするレスリングは親も、あんまりやらせたいと思わないと思います。
ましてや、体に触ることなどに対してとても神経質なアメリカ。そこで、思春期女子が男子レスリングに参加する、その辺の解釈の仕方がよく私にはわかりません。