2007年2月アーカイブ

ハンカチ王子と老エース


ハンカチ王子と老エース−奇跡を生んだ早実野球部一〇〇年の物語

昨夏、日本中に感動を与えたハンカチ王子こと斉藤君と田中君の戦い。私は実際の試合を見なかったのですが、甲子園史に永遠に残ることになるであろう死闘の様子をネットで読み、いち母親として頂点を極めた17才の少年の強い精神力が一体どうやって育まれたのかに大きな興味を持ちました。

特に本のレビューで実は斉藤君は『以前は些細なことがきっかけで精神的に崩れてしまう投手だった こと、そして「僕はあの日、鬼になりました。」と自ら語るように、精神的な脆さを克服したきっかけがあったこと』を知り、さらに斉藤君の心の成長の様子を知りたくなり本を購入することにしました。

本の中では、斉藤君が早実に入学してから2006年のあの夏の瞬間までを追いながら、前後左右して
今回の早実の夏の選手権大会優勝が、いかに早稲田実業100年の悲願であったか、その苦難の歴史を紐解いていきます。

早実野球部創設、大戦後の焼け跡からの野球部の建て直し、昭和31~33年王貞治(墨田公園で草野球をして遊んでいた14歳の王貞治が、たまたま散歩に来た早実野球部復活の立役者の一人に見出され親の反対にあいながらも早実に入るまでのエピソードなども面白いです。)昭和55年~57年荒木大輔を擁してさえ成しえなかった優勝、そして斉藤君に引き継がれた優勝への悲願が、過去、現在にまたがって早実野球部に深く関わってきた人々へのインタビューを通して綴られ、その思いが読んでいても伝わってきました。

私は、特に野球が好きなわけではりませんが、この本は野球というスポーツを通して少年たちが成長する様子、そして100年という時の中に精一杯生きたひとりひとりの熱い思いが遂に一点の時と場所に結晶して偉業を成し得るまでを描いた人間ドラマとして大いに楽しむことができます。

甲子園決勝の最後の最後に斉藤君と対決することになった駒大苫小牧のライバル田中将大君がバッターボックスに入りながら「野球の神様がこの場面をつくってくれた」と思ったと後に語っていますが、まさに多くの人の強い思いには不思議な力があるとこの本を読んで改めて思いました。

韓国女性の二人に一人は・・

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今日はネット・サーフィンしていて、「へー」と思った統計やニュースなどを一気に紹介してみます。

まずは雑誌Forbesに出ていた“World's Fattest Countries“

1. Nauru 94.5
2. Micronesia, Federated States of 91.1
3. Cook Islands 90.9
4. Tonga 90.8
5. Niue 81.7
6. Samoa 80.4
7. Palau 78.4
8. Kuwait 74.2
9. United States 74.1
10. Kiribati 73.6

世界保健機構(WHO)が世界194カ国、15歳以上の人を対象に調査した世界の「肥満度順位」(2005年)だそうです。Nauru?どこの国と思ったのですが南太平洋の小さな国だそうです。南タイへ用の島々に結構肥満が集中しているのは、土地が肥沃でなく農作物などがあまり育たないために高カロリー食品をオーストラリアなどから多量輸入しているためだそうです。

そう言えば、去年トンガ王国の王様が亡くなったとかで皇太子様が弔問している様子をテレビで見ましたが、周りの人がみんなお相撲さん並に太っていましたっけ。

ちなみに、日本は163位です。 それにしてもベスト10入りした唯一の先進国アメリカの9位というのは本当に憂慮すべき問題です。

韓国では18歳以上の女性で10人中8人は美容整形の手術が必要だと感じており、2人中1人が1回以上美容整形手術を受けているそうです。ま、大統領も大統領夫人も整形しているそうですから、韓国人にとっては、アメリカ人が歯の矯正をするくらいに当たり前のことなんでしょうね。

ところで、アメリカの番組で“10 Years Younger”という番組があるんですが、おもしろいです。街中でガラス張りの電話ボックスのような箱に入って、通りかかる人に何歳に見えるかと聞き、その平均値から10歳若く見せるために皮膚科医、歯科医を含むあらゆる美のプロの手を加えるというものです。

興味のある方は、こちらで番組の内容やBefore & Afterの写真が見られます。
http://tlc.discovery.com/fansites/10yearsyounger/episode/episode.html

アメリカは、こういう番組が実に多いです。

ユニセフによる先進国25カ国に住む15歳の子どもたちの「幸福度」に関する意識調査で、日本の子どもの29.8%が「孤独を感じる」と答え、世界で最も高い割合だったそうです。

2位以下が

アイスランド(10.3%)、フランス(6.4%)、イギリス(5.4%)

http://news.bbc.co.uk/nol/shared/bsp/hi/pdfs/13_02_07_nn_unicef.pdf
52ページにもわたる調査書ですが、ざっと表を見るだけでも興味深いと思います。たとえば、富める国において貧困状態にある子どもたちの比率調査でアメリカとイギリスがワースト1位と2位です。(日本は9位)。日本でも格差社会、ワーキング・プアが今問題になっていますが、今後、さらに上位に食い込むことのないように祈りたいです。

Coca-kolaの一年の宣伝費用 

1位 USA $355ミリオン 
2位 Japan $65.3ミリオン

日本はコカコーラやファーストフードの餌食にされているようです。
(子どもたちをターゲットにした脂肪分や塩分の多いジャンクフード広告の調査 BY WHO)

若者によるインターネット使用(2002年 Who)
USA 85% AU 82% SKorea 78% UK72% Italy 55% Germany 51% Sapin 45%  France 41% Japan 39%

日本が9位と意外に低くてビックリ。お隣韓国の3位はすごいですね。

餃子の皮が手打ち麺に変身

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ランチと言えば麺類ですが、いい加減、乾麺類に飽きてきて、「あー、おいしい手打ちうどんが食べたーい!」と思った昨日の昼前。

以前、おいしいウドン食べたさに、数年前パスタ打ち器(イタリアン・パスタ用で手のハンドルをコキコキ回して打つもの)を買って、3週間位凝って使っていたのですが、ドー(小麦の塊)?を踏んだり、寝かせたり、恐ろしく面倒くさくてくじけていました。

棚でホコリをかぶっているパスタ打ち器でがんばるか?でも面倒くさいなーと逡巡しているうちに「そうだ!」と思い浮かんだのが冷凍庫の中にゴロゴロ何個も買いだめしてある餃子の皮

あれを短冊のように切って茹でれば、もしかしたら私の大好きな「きし麺」状態になるのではないだろうか?

結果から言うと大成功でした。腰もあって、下手な手打ちウドンなんかよりズットおいしかったです。おつゆ代わりにしたのが、おとといの晩の残り物のマーボー豆腐。これを暖めなおして、餃子皮麺の上にかけて混ぜて食べたら坦々麺にも似た感じで、とってもおいしかったです。

餃子の皮は、私は中国のお店で買いだめしてます(日本のスーパーがあまりに遠いので。)日本の餃子の皮よりも、ちょっと厚めなのですが、今回のように調理すると、それがまたおいしいんだと思います。試してみようと思う奇特な方は、お湯に入れる時に全部どさっと入れると皮どうしがくっついてしまうので(←私)、面倒でもできるだけバラバラにしながら入れてください。もし日本の皮を使うのだったら、薄目なので、わざとくっつけて入れてもおいしいかもしれません。(←あくまでも想像ですが)

マーボー豆腐の作り方は、ためしてガッテンを参考にしたら、とてもおいしくできました。今までマーボー豆腐というと私は牛ひき肉で作っていたのですが、豚で試したらサッパリしておいしいんですね。ためしてガッテンのレシピだとテンメン醤(甘味噌のようなもの)が出てくるんですが、これは、お味噌に砂糖と酒、みりんを加えて代用しました。(豆板醤を常備している人は結構いるんじゃないかと思いますが、テンメン醤はなかなか常備してないですよね。検索すると本当は八丁味噌で作るんだそうですが、そんなものもないので、普通の味噌を使っちゃいました。)

お夕飯のマーボー豆腐そのものより、今回の「残り物マーボー豆腐餃子の皮うどん」の方が数段おいしい気がしました。お試しあれー。

4ヶ月毎しか生理が来ない新薬

先日、テレビCMで「貴女もついに解放されました!」というイメージで宣伝されていたのが4ヶ月に1度しか生理が来ないというバースコントロール・ピルです。その名も「季節ごとの」という意味のSeasonale。

女性の生理というのは、どんなに煩わしくても月の満ち欠けの周期29.5日と酷似しており、まさしく自然の摂理による神秘的現象だと私は思うのですが、それを無理やり人間の手によるホルモン操作で4ヶ月に1回にしてしまって良いものなんでしょうか?

そう思っていた直後、ある友人(アメリカ人、シングル、40代)が、おしゃべりの中で「実はわたし最近、生理が4ヶ月に1度だけになるっているピルを使ってるの。Great! I love it!!」と言うのです。わたしが、「ちょうど先日、テレビコマーシャルで見たけど、でも副作用とか心配じゃないの?」と聞くと、「今のところ、まったく副作用もなくて、とにかくGreat!」ということでした。

うーん、立たなくなったものを無理やり立たせたり、出るものを無理やり出なくしたりして、本当に大丈夫なんだろうか、と私はやっぱり思ってしまうのです。

ちなみに、この新薬Seasonaleの原理は・・・

通常のバースコントロール・ピルというのは21日間連続でホルモン操作をするピルを飲み、7日間プラシーボ(本物の薬のように見える外見をしているが、薬として効く成分は入っていない)を飲むことで生理を起こさせるが、Seasonaleの場合は、84日間連続でホルモン操作のピルを飲み、7日間プラシーボを飲むことで生理を起こさせる。

ということだそうです。

ワッフル・メーカー

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waffle2.jpg<我が家の子どもたちの朝ごはんの定番は、

フルーツ(いちご、ブルーベリー、ぶどう、ラズベリー、りんごなど)

 
豆腐てんこ盛りのお味噌汁とオムレツOR
ワッフル とスクランブルエッグ OR
フレンチトースト

の3種類。これが延々と繰り返されるます(貧相でお恥ずかしい!)。

ワッフルは完全に手抜きで、冷凍食品のEGGOのものをトーストしてバターにメープルシロップをつけるだけ。このEGGOのワッフルは結構おいしいのですが、ingredientsを読むと、何やら得体の知れないものが色々入っていて体に悪そうだなーと常々思ってました。(冷凍庫から出しっぱなしにしておくと、フニャフニャ状態になるのも不自然だと思いました。)

ほぼ週に3回は朝食として口に入るものなので、やっぱり手作りがいいでしょう、ということで遂に・・・というほどではないですが、ワッフルメーカーを買ってしまいました。20ドルちょっとでした。

waffle.jpg写真のようなワッフルが簡単に焼けるんですよ。外側はカリカリ、中はフワッとしたおいしいワッフルです。毎朝いちいち焼くのも面倒だと思い、一度に10枚くらい焼いて冷凍してみました。食べる直前にトーストしたのですが、カリカリ感がさらに増して、却っておいしいくらいでした。でも毎朝、焼きたてを食べたい場合は、以下の材料を全部混ぜた状態で冷蔵庫に1週間まで保存できるんだそうです。大きなタッパーウェアの中で全てを混ぜてそのまま保存しておけば楽チンです。

材料は:卵、小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩、サラダ油

と、ごくごくシンプルですが、いろいろ違う分量のレシピがあって、今、最もおいしく焼きあがるレシピを研究中です。

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