おととい遊びに来たボストンに住む夫の友人によると、松坂大輔のレッドソックス入団でボストンの街は一気にJapanese touristsが増えるだろうという話題で沸いているんだそうです。
取らぬ狸の皮算用で、年間20,000 人の日本人観光客を見込んでいて、日本人は長時間働いて、休暇を取るとお金を自分自身と自分のパッションのために使う傾向にある。そして幸運なことに野球は日本人のパッションの一つである。日本人は海外に出ると大体10日位滞在して、ひとり頭$3,500は使うらしいので、ざっと計算しても彼らがボストン周辺に落とす金額は$75millionなどとと目算しているようです。
ボストンの新聞などには、日本人観光客慣れしたNYの観光担当者によるアドバイスなども掲載されていて面白いです。たとえば、こんなふうに・・・
「日本人はアメリカ人ほど大食いではないのでレストランはアピタイザーをメインの食事としても構わないようにすると好まれるでしょう。日本人のカップルは、夫婦であってもダブルベッドを嫌がってベッドが別々になっているツインの部屋を要求してくることがあるので考慮すればプラスでしょう。日本人は電車の時間の正確さにこだわるので、ボストンは大丈夫でしょうか?ルイビトンやグッチの店は日本人観光客が押し寄せる可能性があるので準備しておいた方がいい。日本人はブランド品が好きだがボストンはあまり高級店がないのがマイナス点だが、日本人はお土産を買って帰る習慣があるので、何か嵩張らないメモリアルの商品があればプラスになるでしょう。MITなどは、すでに日本の団体観光客が観光バスでやってきています。ボストンは一流大学がたくさんあり日本人はそういう場所を訪れるのが好きなので、それもプラス。」
NYやシアトルでは911以来、冷え込んだ日本人のアメリカ観光を松井やイチローが盛り返してくれたという実績があるので(それでも2000年時のピークには達していないそうです)、ボストンも是非あやかりたいという思いがあるようです。