バーガーキングが日本に再上陸だそうですが、なんと朝10時開店なのに早朝5時から並んでいた人がいるんだそうです。そして、こちらの写真http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070608-00000001-oric-ent.view-000&kz=entが笑えます。
この記事を読んでまず思ったのが「もう日本にこれ以上ファーストフードはいらないんじゃない?!」(ただでさ食生活の欧米化で日本人が不健康になっているというのに)ということと「あんなまずいバーガーとフレンチフライに本当に日本人が行列するの?」ということでした。また、再上陸ということは前にOPENして撤退したんだ。では失敗の原因は?とちょっと興味を持ってGoogleしてみました。
そこで見つけたのが、こんな記事です。「バーガーキング社の日本撤退の背景」。日本のマーケットを詳しく分析していて大変面白かったのですが、こんな怖い食産業事情も説明されていました。
引用「ファミリーレストランは米飯という日常食を出しており、立地の良い場所に出店すれば最初から売り上げを上げることが出来る。しかし、ハンバーガーのようなファーストフードは日本人にとってスナックの範疇を越えることは出来ず、ロケーションが良いだけではなく、ブランドを浸透させるテレビコマーシャルの存在が必要不可欠だ。カップラーメンと同じスナックの位置づけであり、大量のテレビコマーシャルを放映により消費者を洗脳し、強制的に食べさせるという技術が必要になってくる。」引用終了
確かに、日本のCMでマクドナルドの宣伝量はすごいなーと最近特に思っていました。(またアメリカでは、マックのCMは子どもがターゲットになっていますが、日本のCMを見ていると今大人気のモデルさんなどを使って若者をターゲットにしているという違いも興味深いです。)先日読んだユネスコのレポートでは、マクドナルド社や炭酸飲料の会社が、他国で子どもや若者をターゲットに洗脳的なCMを流し続けていると警告していました。
それにしても大企業の緻密で莫大なお金をかけた戦略にあっては、私たちは無力だ!と上記BKの開店に金紙でできた王冠をかぶらされて行列する日本人の写真を見て思ってしまいました。
私は、マックやBKのバーガーを食べると必ず胃もたれがするので絶対に食べませんが、子どもが小さい時は、両店に設置されているボールプールやトンネルなどの遊び場目当てで結構よく行ってました。その頃食べた記憶では、BKのフライドポテトは最悪。バーガーもおいしいと思ったことは一度もありませんでした。あんなまずい物が日本で当たったとしたら驚きだと思います。
ちなみに、長男いわく日本のマックやKFCはアメリカのものより美味しいそうです。日本人向けに品質を変えているのでしょうかね。少なくとも日本のマックで出すアイスティーはアメリカのものと比べ物にならないほど美味しいと私も思います。