コワ!知らないで食べている中国産

数週間前のTimes雑誌に中国産のナマズ(Cat Fish)には、アメリカで使用禁止になっている抗菌薬等(Anti biotic)が使用されているとの記事が出ていましたが、ついに6月28日、FDA(米食品医薬品局)は、中国産のナマズ、バサ(BASA)、海老、デイス(DACE)、ウナギの輸入禁止に踏み切りました。

デイスという魚の名前は初めて耳にしましたが、Cat FishやBasa、海老に関しては、近所のスーパーでも一般に売られている魚です。

先日、中国産のドッグフード(犬が腎臓疾患で何匹も死んで発覚)と歯磨き粉がリコールされたばかりですし、日本でも冷凍ほうれんそうの農薬残留量が問題になりましたし、数ヶ月前にはSweetHeartでも取り上げましたがトイザラスで売られている毒性のある塩ビの玩具がリコールされたりしています。中国製怖ろしや!です。

そうは言っても、今やアメリカ市場は(日本市場もでしょうが)中国製じゃないものを探すのが至難な技だと思うほど中国製で溢れています。製品の場合は、Made in Chinaと表示されているから、わかりますが食料品の場合は、どうやって見分けたらいいのでしょう?たとえば、日本の場合は、各社ベビーフードにも中国製の冷凍ほうれん草が使われているんだそうですが、その表示はなかったのですよね。

不安を感じて、ネットサーフィンしつつ情報を探してみたら、以下のような怖ろしい情報が見つかりました。

アップルジュースの40〜45%は中国産

中国では今、世界の15%のフルーツを生産。政府は1990年からフルーツと野菜の輸出に力を入れている(特に日本への輸出に力を入れており1990年には日本の輸入野菜の6%だったのが1996年には38%に増加。ブロッコリー、玉ねぎ、アスパラなど。)。そのほとんどはアジア近隣諸国に輸入されている。ただし、アメリカで消費されているアップルジュースの40〜45%は中国産。

中国はリンゴの生産国第一位であり、アップルジュースの一番の輸出国。アメリカは、中国産リンゴに使用されている農薬を懸念して中国からのリンゴの輸入はしていないが、アップルジュースの輸入は許可している。


にんにくの50%が中国産

中国は世界のにんにくの75%を生産している。アメリカのにんにくの残り50%は、カリフォルニア産だが、カリフォルニアさんか中国産かを見分ける方法は、中国製は根っこを完全に切り落として底が平らだが、カリフォルニア産はわずかに根っこを残して切ってある。

はちみつの19%が中国製

中国はハニーの世界一輸出国でもある。

魚介類の16%が中国製

アメリカで食べられている80%の魚介類が輸入品で、その内の16%が中国産。

上記の情報は、きっとほんの一部に過ぎないのだと思います。それに中国製じゃないからと言って、他国製のものは安全なのか?もう、そんなことを言っていたら本当に食べるものなどなくなってしまいます。

でも、とりあえず中国産は避けた方がいいんでしょうね。でもでも、私は月に1度くらいは近くの中国スーパーでアメリカのスーパーでは手に入らない野菜(ニラ、長いも、にんにくの芽、もやしなど)などを買っているので、これをやめるのは辛い。

だからと言って、三ツ和などのこちらの日本のスーパーできれいに包装されている野菜だったら大丈夫なのか?実は輸入元は同じなのではないか?特に、ニラなどアメリカ人が普通食さない食品の場合は、まず検閲もされていないのでは?と思います。どうしたらいいんでしょうね。

参考サイト:
http://www.ers.usda.gov/amberwaves/november03/Findings/chinavegetableexports.htm

http://www.spokesmanreview.com/features/story.asp?ID=190998

最近のブログ記事