もしかしたらニッポン人の常識なのかもしれませんが、大根おろしはすり方一つで、辛くなったり甘くなったりするのをご存知ですか?
先日、おそばの汁に大根おろしを入れたら、あまりの辛さに涙が出ました。
大根だけを食べた時は全然辛くなかったのに・・・。そこで色々調べてみると、大根は力をこめて必死に、おろすと辛くなり、円を描くようにやさしくすると甘くなるという極意を発見しました。
なんでも辛味の元であるイソチアシアナートという成分は、細胞が破壊されることで活性化するんだそうです。だから一生懸命力をこめておろせばおろすと辛くなるということらしいです。
試しに同じ大根を辛抱強くやさしくやさしくおろしてみると、あら不思議、甘い大根おろしができました。
昔から、大根は怒りながらおろすと辛くなる。優しい気持ちでおろすと甘くなるといいますね。それはやはり、怒りながらおろすと手に力が入ってしまうからだというようなことをTVで見ました。昔の人の言う事は的を射ていたんですね。そういう私は、辛いのが好きなので、いつも力を込めて大根をおろしています。
うちごはんさん。なるほど昔の人はそのように言っていたのですね。日本での主婦暦、家事暦が私には全くないので、恥ずかしながら思わぬ料理の常識を知らずにきてしまったところがあります。今はネットを通しても色々な料理の基本を学ぶことができるので、とても重宝してます。