オリンピック水泳史上最高齢41歳で50メートル自由形とメドレーリレーで銀メダルを3つも獲得したダラ・トーレス選手、すごいですねー。
最初のオリンピックは24年前のロス五輪で17歳の時。二度の引退、出産を経て現役復帰、5度目のオリンピック出場を決めただけでもビックリだったのに、見事に3つの銀メダルまで取ってしまいました。
インタビューに出ていたダラ選手は若々しくて美しく、とても41歳には見えませんでした。
現役復帰を決めたきっかけは、妊娠中の運動として水泳を薦められて大きなお腹で泳いでいた時に、同じプールで泳いでいた男性に競争しようと言われて、泳いでいる内に自分の中の競争心に目覚めたのだそうです。
時には10代の選手と同じくらい若く感じることもあるけれど、トレーニング後の体の回復のスピードは、やはり40代と認識させられるそうです。トレーニングの後は、専門家によるマッサージや整体などをかなり入念にしているとのこと。それにかかる金額は、なんと年間およそ10万ドル(日本円にして1000万円)だそうです。(全てスポンサーによってカバーされるそうです。)
今回のオリンピックの女子体操で銀を取ったドイツの選手も32歳のママです。
彼女は、元々ロシア選手だったそうですが、子どもが白血病になり莫大な医療費が必要となり、ロシア体操会か政府かにその費用の負担を懇願したけれども、彼女が体操選手として活躍するには既に年を取りすぎているという理由で却下されたそうです。そこにドイツが救いの手を差し伸べてくれ、そのお礼として体操選手としてドイツのためにできることをしたのだそうです。
世界中から集まるオリンピック選手たちには色々なドラマがあり、それもまた興味深いです。
貴重な情報を書いておいてくださってありがとうございます。