今年8月にアメリカ耳咽喉アカデミーから、耳垢のとり方についてのガイドラインが示されました。
びっくりするのが、このガイドラインによると、通常、耳掃除は決してするべきものではないと言うのです。そもそも耳垢は、分泌物、毛、死んだ皮膚が混ざったものだけれど、耳を保湿したり、バクテリアから保護したり、耳を自ら掃除する大事な働きをしているんだそうです。
耳掃除が必要なのは以下の場合だそうです。
- 耳が塞がった感じで痛みがある
- 耳が良く聞こえない
- 耳鳴りがする
- かゆい、くさい、何かが出てくる
- 咳
耳掃除のためにどんな物も耳に突っ込むべきではなく、綿棒も絶対にいけないそうです。その理由は綿棒によって多くの場合、却って耳垢を耳の奥に押し込んでしまい、耳の穴が塞がる原因、耳が聞こえなくなる原因になるから。ヘルスストアーなどで売っている耳垢をとる筒状の蜂蜜蝋イアキャンドルも絶対にダメとのこと。
大体、余分な耳垢は、咀嚼などの顎の動きなどによってい自然に耳から出てくるものなのだそうです。
そうは言われても、耳掃除をする時って結構、至福の時じゃありませんか?私は、耳かきは常にキーボードの横に置いてあって、結構しょっちゅう耳かきしているんですけど・・・。耳垢がたまるとかゆくなるし・・・。やっぱり耳掃除はやめられません。