私は、第一子の妊娠中、マジックテープでつけられるタイプの腹帯を着けたり、産後は 、体型を早く戻したい一心で不快感を我慢しながらウェストニッパーやガードルなどでお腹をきつく締めつけ続けました。 まずニッパーやガードルで、お腹が引き締められたとは 全く感じられませんでした。母乳をあげている内に普通に徐々に元に戻ったまでだったと感じます。

そしてウェストを締めつけた結果は、数年後2度目の妊娠中から私を苦しめ始めるることになりました。それは第二子を妊娠して3ヶ月くらいからでした。突然、ひどい尿漏れが始ま ったのです。くしゃみをした時はおろか、笑った時、そしてついにはトイレに間に合わないなどということも！さらに妊娠後期には、はって階段を上らなければならないほどの腰痛に苦しみました 。

その後、偶然に渡部先生に出会い、 私が、尿漏れと腰痛のために害にしかならないことをやり続けていたこと、産前産後の骨盤ケアが、女性の体にとって、どんなに大切かということを知りました。もうちょっと早く知っていたら・・と悔やまれてなりません。

トコちゃんベルトに出会ったのは産後3年経った頃でした。当時、骨盤ケアという言葉はまだ一般的でなく、今のようにオンラインで買える時代でもありませんでした。でも、渡部先生にトコちゃんベルト締めていただきた時これだ！という直感がありました。直感と言うよりは、締めていただいた途端に、腰がうそのように軽くなった実感＆体感です（＾＾；；

最近、トコちゃんベルトは妊婦さん用という考えが広がっているようで、それはそれでいいのですが、トコちゃんベルトは年齢にかかわらず女性の腰痛に絶大な効果があるということが、全然知れ渡っていないようで残念です。私の場合、子どもの頃からきっと骨盤が歪んでいたのかもしれません。遠足や運動会など長時間腰に負担がかかった後は、足が神経痛のようにうずく痛みがあり、とても辛かったです。その頃は、単なる成長痛みだろうと親も思っていました。でも、大人になっても、同じような痛みがあることがあり、そんな時、トコちゃんベルトを締めると、本当に本当に不思議なのですが、30分で痛みが消えるのです。

母にもトコちゃんベルトを薦めてみたところ、母の腰痛と膝の痛みにも効いてビックリ。それまで２万円も出して医者で購入したコルセットをすぐに手放しました。何よりも、コルセットは腰の筋肉を弱めてしまうので、結局コルセットなしの生活ができなくなってしまうのですが、トコちゃんベルトの場合は、骨盤を締めるので筋肉が弱くなることがありません。半年後には、母のひどい腰痛と膝の痛みはすっかり改善し、今では、数ヶ月に一度、たまに痛む時だけ半日くらいつけるだけで痛みが消えるそうです。

私の話に戻って尿漏れですが、渡部先生の薦めで、 毎日トコちゃんベルトを締めるのと同時に体操用ゴムチューブを使った骨回し体操とキーゲルエクササイズいうものに毎日、ただただ根気よく取り組むことで3ヶ月で改善しました。骨回しは骨盤のゆがみが整うということで、偶然NHKの番組でもレントゲン写真つきで紹介されていたので、一見は百聞にしかずで励まされ、取り組むことができました。キーゲルエクササイズは「ためしてガッテン」で紹介されていたのですが、これよりも、ヨガの先生に教えていただいた方法と私が考えた方法を組み合わせた体操の方が断然効きました。 渡部先生によると、骨盤体操の他に縄跳びやフラダンスも骨盤底筋を鍛えるのに、とても有効だそうです。それから昔スタイルで長廊下を雑巾がけするのもいいそうです。

私のやっているキーゲルエクササイズを紹介すると、

まず膝を立てて仰向けになり、腰を持ち上げます。そして一番大切な点が自分のシッポ（尾骨）を意識することです。まずは犬が自信満々にシッポを高くあげて歩くような感じを想像して腰をそらせ、お尻としっぽをっできるだけ高く持ち上げる感じで１、２。それから、今度はすごすごと退散、シッポを股の間にはさむ感じで、息を吐きながら1,2,3,4とゆっくり腰を同時に丸めます。 腰を丸めることを意識するのではなく、しっぽの先端を尿道と膣の間を通ってお臍に向けるように意識します。（腰を丸めすぎないようにということです。）この時に同時に膣、尿道、肛門全てをぎゅーっと締めてみてください。できるだけ腹筋は使わないようにしてください。この動作を繰り返します。とにかくどちらも根気意欲続けてみてください。

慣れない内は、四つんばいでやってみると、このシッポ感覚が理解できるかもしれません。ヨガでは、背中を丸めるポーズをCat、お尻をそらせるポーズをCowと言いますが、このCowの動作では、お尻を花にたとえばお尻の花を咲かせるイメージ、反対は花をつぼみにするイメージも役立ちます。

ところで、 最近、腰痛がすっかり改善してトコちゃんベルトにご無沙汰していたのですが、玄関のステップにつまづいた拍子に、なぜか恥骨がずきっと痛むようになってしまいました。そこで、そうだトコちゃんベルト１があったじゃないの！と、箪笥の引き出しから引っ張り出してつけてみたところ、あら不思議、またまたこちらも１日で痛みが消えました。不思議です。本当に不思議です。私はトコちゃんベルトの１も２も持っていますので、恥骨の痛みには１をその他には２で対応しています。とにかく、私は自身を持ってトコちゃんベルトを推薦できます。

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妊娠中にニッパーやガードルがなぜ骨盤のためにはよくないのか？に関しての渡部先生との対談記録はこちら。