以下の情報は、結婚掲示板での“ぐーたら娘さん”の呼びかけに答えてくださった方々の情報に基づいて作成しました。どうもありがとうございました。
情報提供:ニッキーさん/今回匿名さん/匿名ごめんさん/Kouさん/2児の母@日本さん/ふしゃふしゃさん/さわ@CAさん/Nanaさん/クリッシーさん
●大事にいたる前に(元気なうちにできたらいいのですが、難しいですね。できれば親から自発的に言ってもらいたいですね。)
正式な遺言書を作ってもらう
通帳の名義変更など、できるものはしておく
菩提寺、遺影、墓地、墓石、葬儀の方法について、本人の希望があれば聞いておく
●事前に準備できるもの(こと)
ハンコ
在留証明...期間はどのぐらい前のものが有効か御存じですか?1年前ではきっとダメですよね?
喪服一式...事前に準備するのが苦痛な場合、日本だと昔から喪服とお祝の服を一緒に買う習慣がありますよね。お祝とはいかなくとも、普通の服も一緒に買ってみてはいかがですか?
服、靴、バック、パールのネックレス、髪止め、など。光り物はダメ。仏教なら数珠。
喪中の普段着他...黒いスカート、黒カーディガン、白ブラウス、白靴下、 白いハンカチ、白割烹着又はエプロン
親戚リストの作成
知人、友人連絡先リストの作成
葬儀で弔辞を頼めそうな人の人選
お寺、葬儀社、病院、火葬場などの連絡先リスト作成
喪主をつとめるのであれば、喪主挨拶のための下書き作成
●日本に帰ってからすること
遺影の準備(できるだけ若々しく元気な時のもの。無ければパスポートの写真など。)
不祝儀袋や黒ストッキングなど小物の準備
現金の確保
日持ちのする洋菓子、和菓子の準備
お茶、お茶道具の準備....普段の弔問客用と、法事の時用。茶碗が沢山無ければ、ペットボトルと使い捨てのコップでもいい。
台所の掃除と整とん...事が起きたら、親戚や御近所の方が台所に入って炊事などをしてくれます。喪主の家族は何がどこにあるかを把握して、指示を出します。
喪主挨拶の原稿作成...うちの場合、弟が喪主で、原稿には親戚の推敲が入りました。
●葬儀に関すること
お通夜、葬儀の手配
包むお金の金額の相談...葬儀の主催ではなくて、ただの参加の場合は、御霊前、御仏前などの金額を親戚や兄弟と相談して、統一させておくと良い。親戚が前例などを知っていたら、教えてもらう。
お寺、神社、教会などとの打ち合わせ...戒名、日取り、葬儀や法事のことなど。戒名をつけるために、故人の人生について聞かれると思います。
お通夜や葬儀の取り仕切り...喪主はどんと構えて動かない。お客さまの相手が配偶者や同居の家族、または長男。裏方は他の家族や近しい親戚。
家でお経をあげてもらう場合、お坊さんの送り迎えが必要ならタクシーか送迎してくれる人の確保。
新聞に死亡広告を出す必要があれば、それもチェックリストに入れて下さいね。元の職場や友人知人への連絡は、誰か代表一人(例えば同窓会長など)に頼んで、そちら方面へ連絡を回してもらえれば良いでしょう。
●随時
弔問客の相手(この会話が最初慣れなくて妙に疲れるんですが、パターンがわかると楽です。)
弔電の整理
盛り篭、盛り花が届くので、仏間に飾る
盛り花の水やり...ビール便を使うと楽です。盛り花が多いと部屋中に湿気が出るので注意。
花が痛んで来たら、花屋さんに電話をしてスタンドを撤収してもらいます。掃除...黒い服を着たお客様がいらっしゃるので。
●事後に日本ですること
法事の手配...特に四十九日の法要は法事の後の会食が行われることが多いので、食事の場所決めや引き出物の準備をする。お酒が出るので、お坊さんの送り迎えに車を手配するとよい。
その他の法事でも、親戚が遠くから来ている場合など、食事に案内することになるので、その心づもりはした方がいい。
死亡に関する諸手続き
相続に関する諸手続き
親族内での「形見分け」(うちの地方では身の回りの物の中から一品をもらって来ます。)盛り篭を崩して、親族で分ける(盛り篭の一つは寺に)お墓の検討
御両親の実家がそれぞれ別の県とのことですが、もし分骨するなら、火葬の後ですぐに分けて納骨許可証をもらうか、納骨後なら墓地のある役所に行って改葬届けをするとよいそうです。
●海外へ帰宅してからすること
親戚との連絡
次回の法事の案内
一周忌の準備
●喪主/仏壇/お墓
@さて、仏教でのお墓までのプロセスなのですが、我が家の場合ですとこんな感じでした。父が亡くなった後は、徹夜で親族会議。みんなで葬儀の方法に付いての相談、住職に電話をして枕行、葬儀、初七日、二七日、三七日、その後は私は帰宅してしまったので四七日、五七日、六七日はどうしたかわからないのですが、最後は親戚一同が集まっての四十九日。お骨は翌年の一周忌までお寺に保管してもらいました。(これはお寺によって、骨箱を預かってくれるか、家に持って帰って置いておくか、早くお墓に納骨するかがいろいろだそうです。)一周忌までにお墓を作り、一周忌の時にお墓の開眼をして納骨。
家には仏壇が無かったので、慌てて発注し、初七日までには整っていました。やはり宗派によってタイプが異なるので、宗派を告げて買うのが確実です。初七日の時に仏壇の開眼もしてもらいました。
檀家となりたい寺、または神社や教会などは決まっていますか?もし決まっていない時、亡くなってから「お願いします」と行っても、特に格の高いようなところ(気位の高いところ)は、受け付けてくれない場合があります。亡くなったから後始末を、ということではなく、その宗教の道に入った人を仏(神)の元に送りだすということですから、早くから決めてしまうのが無礼だと言うことにはなりません。お寺が決まれば、お寺は墓地を持っていますし、指定の墓地に入ることになるか、霊園や市民墓地のような自分で選んだところでもいいのか、そこの方針があります。今後お願いしていくお寺(神社、教会)などに相談されるのが一番いいでしょう。一般的な仏教の法事はこんな感じでしょうか。
A宗派やお寺によっても必要なお布施は全く違います。うちは浄土真宗で、飾らないと評判のお寺でしたが、親戚の菩提寺の格の高い他宗のお寺の1/3から1/5くらいで全て済みました。
喪主は私の地域は長男がつとめることが一般的で、もし女子しかいなかったら妻か長女かはわかりませんが、喪主以外で采配に慣れた親戚の人が、全部手伝って取り仕切ってくれました。頼りになる親戚が無い人の場合、町内会総出で助けることもあります。日本に頼りになりそうな御親戚がいらっしゃるようですので、相談してみてもいいと思いますよ。
そういえば、父が亡くなって2週間もしないうちに石屋さんが家に来て、墓石を作るようにプレッシャーをかけて行って、非常に不愉快な思いをしました。お寺によって四十九日までに墓石をたてるように言うところもあるそうなのですが、うちのお寺は1周忌で良いと言うことだったので、ゆっくり考えることができました。
墓石にもいろいろトレンドや新しいアイデアがあって、奥が深い世界の様です。基本的には黒、しかも濡れたように深い黒がいい石で長もちすると言われている様ですが、我が家は父のイメージで、濃いグレーの横型にしました。そこに彫る文字もいろいろパターンがありますが、浄土真宗の場合だと「倶会一処(くえいっしょ)」と彫ることが多いそうです。
葬儀屋さんに頼むと、いろいろいらないものまで出費がかさむことがあります。例えば、遺影の額に花がいるのか、とか。祭壇に飾るものは、葬儀屋に借りないで、親戚が持っていたらそれを使わせてもらうとか。農協にも葬祭サービスがあって、安く上がると聞きました。(農家じゃないと頼めないのかな?)
●供養の話
ここからはかなり気が早いかも知れませんが、その後の供養の話です...気の早い話で御不快かも知れませんので、いずれ落ち着かれてから少し考えてみて下さい。
葬儀の後、大きい箱の方のお骨はお寺に預かってもらうか自宅に持ち帰り、その後お墓に納骨。小さい箱の方の歯骨はお仏壇に置きます。その歯骨ですが、浄土真宗だと本山(本願寺)の本堂地下に納めることができます。その権利を手に入れるためにある程度(2〜5万円以上?)のお金を払うのですが、その金額は今後上がることはあっても下がることがないので、早いうちに権利を手に入れておくのが良いそうです。一度権利を手に入れたら、納めるのは何年後、何十年後でもいいそうです。一般的には一周忌や三回忌以降が多いとのことです。
仏様が増えてくると、お仏壇に歯骨の箱がいくつも並んでしまって置く場所が狭くなるので新しい仏様が出た場合は、古い仏様を本山に納めるというのが基本の考えで、納める時には、家族や親戚との旅行を兼ねて納めに行くのだそうです。他の宗派でも(浄土宗、日蓮宗、真言宗)同様の事ができるところがあるそうです。
お墓を持たずに、全骨を本山に納骨する方法もあるとのことで、年間管理費や寄付が必要無いのがいい点ですが、一度納めるとお骨は返してもらえないと聞きました。日本に生活拠点が無い場合、本山に納骨して永代供養を頼むのもいいかもしれません。お墓を新しく作って管理するよりは費用はかからないと思います。
骨を納めてしまうと手元には何も残らなくなるので、それが寂しいならば、もちろん歯骨は手元においてもかまいません。海外の自宅に持ち帰れるかどうかは、わかりませんけれど、法事の度に日本に持っていくことになるのかしら?これはお寺に聞いてみないとわかりませんね。
そういえば私は後で、父の髪が手元にあれば良かったと凄く残念に思いました。もしお考えでしたら、くれぐれも灰になる前にもらって下さい...。縁起でも無い話を延々と書いてしまいました。御気に触りましたらお許し下さい。御両親様ともお大事になさって下さいね。
●航空券
@今月初めに祖母が急遽他界し、ドタバタ日本行きを経験したものです。そして、帰宅したばかりです。それにしてもみなさん、沢山のアドバイス、すごいですね。ホントためになります。さて、ワタシと子供二人は日本からの連絡を受けて、スグ翌日の航空券を取る事ができました。そのプロセスをお知らせします。
米国時間の朝連絡を受け、そのアトすぐにネットで、航空券の手配を試すも、日にちが迫り過ぎていて不可能。(というのもどうしても翌日の便で行かなければ、お通夜にも告別式にも間に合わないため)直接航空会社に電話を試みる。(米系でした。)オペレーターに若干疑われつつも今日の予約で明日の航空券が欲しい旨を話す。オペレーターに一人$3,800といわれる。(!!!!)そしてもっと安い時を勧められる。しかしそこで、”funeralなので・・”ということを言った。そのとたん、状況は全く変わりました。オペレーターに誰の葬儀で場所はどこか、などの情報を提供すれば、アドバンテージに値すると言われる。結局その緊急優遇措置に値したらしく、一人$1,000ちょっとで且つ母子3人並んでの席を取る事が出来ました。チェックインの際に提供した葬儀の内容を聞かれるかもしれないので、その情報を持って空港へ行ってくださいとのことでした。帰りの日も平日週末問わず変更可能の航空券でした。おかげさまで無事お通夜の30分前に到着する事が出来ました。お役に立てますでしょうか??(ある程度覚悟して渡米してきましたが、実際となると、ツライです。)
A航空会社にはBereavement faresといって家族の生死にかかわる事態がおきたときに特別に使うことの出来る料金体系が存在します。この料金は正規料金の70%引きくらいの料金なので格安航空券よりは高く付くのですが、取り扱いは正規料金と同じなので予約の変更が期間内であれば何度でも無料で出来るので家族が危篤で帰りはいつになるかわからなかったりというようなときにとても便利です。利用条件があり、家族と言っても二親等までだったり、病院の名前や葬儀所の住所などを知らせる必要があります。会社によって規定があるのでもし緊急にこのような航空券の手配が必要なときは旅行会社ではなく直接航空会社に電話を入れて手配するのが一番です。B飛行機は主人と私で旅行会社などに電話して探しました。丁度どこも満杯の時期でしたが1つだけ空いていましたので、まず私1人で駆けつけました。こういうときは一応、1割くらだったと思いますが割り引いてくれます。
Cもし、飛行機を格安航空券で手配した場合(私はそうしましたので)、復路も同時に予約しなくてはいけませんよね。こういう緊急自体、そんなこと悠長に考える暇もないと思います。要手数料で変更可能な場合も多いのですが、後でちょっと失敗だったかな、と思うのは、葬式ということは四十九日もあるということですよね。もし、日本にそのまま1ヶ月以上滞在しても子供さんの学校などにそれほど支障がない場合は、できれば四十九日を計算してから復路を決められたらよいと思います。うちはちょうど夏休みに入るところでしたので、それが可能でした。
D昨年10月から3年の予定でアメリカに来ています。私の両親も旦那の両親もまだ50代で、3年の間に不幸があるなんて想像もしていませんでした。が、2週間前、父が亡くなりました。交通事故でした。いつものように、朝、元気に出勤した父が、自宅を出て約15分後、居眠り運転の暴走車につっこまれ、即死だったそうです。
連絡を受け、すぐに航空券の手配をしました。日本の不幸に備えるListは、帰国後に目を通したので、航空券を取る際には、緊急帰国制度を知らず、普通運賃で購入しました。後日、直接航空会社に連絡したところ、父の死亡診断書・私と父との近親である証明(戸籍謄本など)・航空券の半券を郵送することで割引運賃との差額分を返金してくれるということでした。帰国時に、この制度を知らなかった人も、航空会社に問い合わせてみる事をオススメします。航空券緊急帰国割引についてですが、私が利用したのはユナイテッドです。航空券を購入した後で、旦那が同僚(アメリカ人)から緊急帰国割引のことを教えてもらいました。同僚が言うには、アメリカの航空会社には、たいてい緊急帰国割引制度があるとのことでした。
Bereavement(Compassion/ Grievance) fare
アメリカの航空会社で提供しているサービス(一部、提供していない航空会社もあります。)一般的にBereavement
Fare(ビリーヴメントと発音)と呼ばれる、遺族特別料金です(危篤の場合も適用)。オンラインでは予約できませんので、直接航空会社の予約係に電話して予約します。
【購入の際に必要な情報】
コンチネンタル航空の場合は、出立時に上記の必須情報が手に入らなかった場合や、フライトの後に遺族特別料金のことを知った場合にでも、申告すれば差額を払い戻してくれるとホームページに記載されていました。その場合に必要なものは・・・
航空会社によって、ルールが異なるので、とにかく、まずは電話をして聞いてみましょう。 |
●子どもを預ける
@そうですか。友達に仕事先へお祖父さんの不幸の知らせが届いた人がいました。予期していたけれど、例えお祖父さんでも想像以上のショックで、更衣室に駆け込み号泣してしまったようです。それで明日発ちます、ということでお子さんをこちらで二日ほど預かりました。近所の人総出でそのお子さんの面倒を見たのですが、戻って来た彼女は近所の人たちの寛大さに感激していました。
この場合は子供を置いていったケースです。普段から家族付き合いや子供を預けたり預かったりというネットワークはあると便利なようですね。日本にも緊急時に頼める兄弟家族がいればいいのですが、無い場合は託児所に目を付けておいた方がいいようです。
A子供を預ける場所、どこかあれば助かるかもしれませんね。特に病院にいるときから、”家に帰って来る”までは、こちらも気が気では無いし、徹夜にもなるかもしれませんしね。うちの場合は、親戚達が助けてくれて、とても助かりました。あてが無ければ、もし旦那様が一緒に帰られるなら、頼むのもいいかもしれません。
B御親戚やお寺の考え方にもよりますが、うちのお寺は御葬式の時は小さい子供がいて、ちょっとくらい騒いでも大丈夫でした。「何が起こったかもわからず、無邪気にいる様子がまた哀れだし、亡くなった人につながる新しい命が生まれ、元気に育っているという姿が、参列者の心を明るくするから。」と言われました。子供にとっても、儀式を通して人の命や家族を思う気持ちについて、考えるきっかけにはなったと思います。子供については、やはり御親戚やお寺の考え方も大きいと思うので、相談してみて下さい。C小さな子供がいる人はどこに預けるかは深刻な問題です。危篤なんていうと、看病や面会で病院に入り浸りですから子供はどこかにいなければなりません。託児所は質のいい所はとてもいいので、そういうのを口コミで聞いて預けたりとか。
●喪服
@喪服はあるかといわれたらありません。(以前のものにはもう入らない・・・)でも、必要な時期が近いかもしれない、という場合は、用意しておいてよいと思います。嫌なことですが。
クロのワンピースで半袖、長袖のジャケットとセットになっているものがよいと思います。飾りはないほうがいいですが、控えめな刺繍くらいならいいと思います。A喪服は基本は長袖みたいです。金とか銀のついたものはタブーです、確か。アクセサリーも真珠くらい。インターネットで葬式のマナーを検索すれば、ある程度わかると思います。あっ、靴も忘れがちですが、気をつけてください(金具)。仏式なら数珠もいりますよね。(まあこれは多分どなたかが貸してくださると思いますが)。
B喪服は、親戚に頼んで、用意しておいてもらいました。黒のストッキング、白いハンカチも忘れずに頼んでおくと良かった(コンビニであわてて購入した)と思いました。
●故人の銀行口座/お金のこと
@アメリカで準備はできないですが、意外に落とし穴だったのが、銀行です。本当、こういうことを生前に考えるのはいやなものですが、亡くなった方の口座は家族ですらおろすことができないんです!そうするためには、非常に面倒な手続きがいります。ですので葬式代はあるのに払えなかった!なんてことにならないよう、事前に身内がお金を引き下ろしておくなど、対策をとっておいたほうがいいですよ。
Aお金は、下ろせませんので確かに大変です。ただ郵便局の保険などは一千万までなので、保険会社のように書類にうるさくなく、確か死亡証明書と証書ですぐに現金になり助かりました。
B身内葬式・経験者です。亡くなってから銀行へお金をおろしにいく場合、喪服を着ていないひと(=いかにも身内に不幸がっ!!って感じじゃないひと)がATMなどでなにげなくおろすのがいいと思います。私と母は真っ黒の喪服を着て「亡くなったのですが・・・」と銀行窓口で話してそこにいた窓口のみなさんを思い切り困惑させてしまいました。(銀行員のみなさま、その節は失礼しました)
Cお金のことでは不安でいっぱいです。今年の春に実家に戻った時に、いっそのこと両親の通帳のほとんどを私の名義にしようかと思ったんです。もちろん、2人に何かあった時のための便宜として。でもそれって生前贈与となるので、税金がかかったり書類も沢山こなさなきゃいけない、とかで考えあぐねているうちに、アメリカに戻らなくてはならなくなりました。それに親に言うのもはばかれたんで。専門家なんかに相談すべきでしょうか。
D伯母が亡くなったとき、やはり喪主となった私の父が葬式後 伯母の口座からお金を引き出そうとしたら結構面倒だったと話をしていました。
でも どの家庭でも 病人が亡くなるということに対して合理的に考えれば意識不明になった時や そろそろ時間の問題だ、というときに病人の口座の心配なんてしてる場合じゃありませんよね。万が一・・・なんて考えても 医者も最大限努力して全力を尽くして治そうとしてくれるわけですし、 ご臨終ですの言葉を聴いた瞬間から死後のあれこれが始まるわけで
そこらへんの事情は 銀行だって充分分かっているはずです。ただ、 詐欺の事件もあることから 身分証明に時間がかかるんだそうですよ。故人と口座からお金を下ろしたい人との関係を証明するものがあれこれ必要だという話を父はしていました。
口座から現金がシャットアウトされるというわけではなくあくまでも「引き出すのに時間がかかり大変だった」というだけですのであまり神経過敏に心配することはないのではと思います。
強いてあげれば、 口座をあれこれ作っている場合全部を身内が把握しているかといえば疑問ですよね。ですから できればご両親がまだ意識のあるうちに口座を移し変えて 一つにまとめると後の手続きも一箇所ですみますので手間も少なくて済むと思われます。銀行口座だけでなく、もしも不動産屋株などの財産もあり相続云々といった話が他の身内から出る場合も考えられます。
トピ主さんが喪主になる可能性が高いのであればそういったご両親の財産管理も含めて 現状を把握しておければいいですね。
余談ですが、伯母の遺産分けとして息子がいますが彼に現金を渡そうとしました。 ところが国際結婚で国際離婚したのと戦前のいろんな事情とその他もろもろの事情(複雑です)で伯母とその息子が 本当の親子であることを証明するものがなんにもなかったんです。
また、名前もいろいろ持っていたためその名前の人物が 故人の息子であるという証明もできなかったとか。
銀行側も あらゆる小さな書類や証明でもいいからということでたくさんの提案をしてくれたそうですが どれも全く証明として残っていませんでした。
最終的に「これならなんとか証明として通用するでしょう」というものが見つかりやっと伯母の遺産が息子の手に渡ったのは伯母の死後、半年以上でした。(1年はたっていなかったように思いますがもしかしたら 1年くらいかかっていたかも・・・定かでなくてすみません)
「親子である」という証明が 紙切れひとつ、登録ひとつ残っていないということで財産が渡されないって 非情だなーと思わされる一件でした。故人をめぐる問題が 死後の身内にふりかかるものですからなんにつけても 第三者が判断できる「証明」というものをちゃんと残しておいてもらいたいですね。でも そんな心配が当分先でありますように。
E本人が亡くなってからの引きおろしは本当に厄介なようです。私も残念ながら手続きの繊細まではちょっとわからないです。たとえば、書類の一つとして、死亡した本人の生まれてから今までの全ての戸籍謄本(だか抄本だか)をそろえなければいけないみたいです。私の場合は夫の身内が日本にいたので、その身内が時間をかけながらも手続きをやっていますのでまあなんとか・・・でしたが、それでも、大変みたいですよ。ましてやぐーたら娘さんは北米住まいでしょうし・・・。
Fお金のことが話題になっていましたが、複数の銀行でお金をおろさないと葬儀費用全部がまかなえない場合、とっても大変なことになりそうですね。
互助会に加入していると、葬儀のおおまかなことは相談済みのこともあるそうです。病院によっては、亡くなった曜日で担当の葬儀社が決まるとか、病院関係者からの匿名の情報で、葬儀社が駆けつけて早いもの順で決まるとか。葬儀社にほとんど全部おまかせの地域もあれば、自治会の班が結束して助けることになっている地域もあります。(祖母がこのタイプで、みんな仕事を休んで助けるそうです。)
宗派も重要ですよね。友人の家ではお寺が空いていないとかで、亡くなった直後の(簡単な?)葬儀と、お寺での葬儀と2回やっていたようです。1ヶ月くらいあとに。あと連絡する方のリストも必要ですよね。亡くなった方の友人、仕事関係、親戚、あとは私にもわからないのですが。
Gうちの父が他界した時は、公共料金の支払いが父名義の口座からの引き落としだったので、口座が凍結された時に電話が止められそうになって、慌てました。正式な遺言状を作ってもらっておくか、名義を変えてもらうのがいいと思います。
母が健在なので私は存続放棄をしましたが、確か相続の手続きにはいろいろな証明が必要でした。日本に住所が無いので、確か領事館に行って在留証明をもらうか、運転免許かなにかで、公証人(ノタリー)サービスの所に行って住所の証明が必要とか、何かあったような記憶があります。詳しくは忘れてしまったので、心配でしたら、市役所に問い合わせて見られてはいかがでしょう。うちは田舎なので、子供が海外在住の場合など特種事例に詳しい人が最初、窓口にいなかった時は、なかなかクリアな説明が無くて、1日三回も市役所通いになったこともありました。
H父が亡くなった後、なんでもかんでも名義変更はできなくて、例えばクレジットカードとかインターネットとか全部父名義のものは一旦解約し、それから母の名前に改めて新規契約しなければならず大変でした。
銀行口座に関しては、今にして思えば、銀行に亡くなったことを知らせる前にさっさと父の口座の金を出したり移したりすればよかったんだと思います。それを律儀に窓口で言ってしまったので口座を停められる破目になってしまいました。 それと、面倒なのは口座引き落としになっているものです。 うちは全部父の口座から引き落としになっていたので、いまだにこれからどうなるのかわかってませんが、銀行の話だと、引き落とし出来ないとその会社から連絡あるからそれまで待てばいいそうですが、公共料金の場合引き落とせないと分かった段階でそのサービスが止められたりしないかしら、と心配です。 突然電気とかガスが止められたら困るだろうなあ。I銀行の口座ですが、窓口に死亡届けを出す前に、すでに凍結していました。どういう情報網かわかりませんが、役場に死亡届けを出した時点で、凍結されていたようです。公共料金の引き落としに付いて、Listにも書かれいましたが、ガス・水道・電気・電話などは2〜3ヶ月の未払い後に停止になるので、あわてなくてもいいそうです。(銀行に関しては、地方銀行です・・・父の死が交通事故だったこともあり、地元の新聞社会欄に名前入りで出てしまい、それでストップしたのかもしれません(?))
私の場合は、父に過失の全くない、通勤中の交通事故という事で、相続の問題・生命保険の問題の他に、損害保険や労災といった手続きもありました。海外在住の為、印鑑証明がないので、在留届とサイン証明を取らなければならず、大変でした。サイン証明は、直接大使館(領事館)へドキュメントを持っていき、その場でサインをして、「このサインは本人の物です」という証明をもらわなければならないので必要書類を全て送ってもらい、その度に領事館へ出向かなければなりませんでした。領事館の方からは、一度、日本の実家に転入届けを出した方が、書類をそろえるのは楽かもしれなかったね、と言われました。私の実家の役場は厳しくて、一時的な住民の転入届は受け付けられないとのことでしたが、ユルイ市町村の方は、一旦転入した方が良いかもしれません。
まだ、書類の申請や、父の遺品の整理などであわただしい日が続きそうです。Listを見ながら、落ちのないように、していきたいです。
■電気、ガス、水道
各支払通知書の連絡先に電話で申し出る。
■電話
NTT窓口で「加入承継・改称届書」を申し込む。死亡診断書、戸籍謄本、印鑑等が必要になります。
I最近身内を亡くしいろいろな手続きを現在も進行中ですのでその中からわかったことを少し書きますね。日本の場合書類上の手続きに印鑑証明登録してある印鑑が必要な場合が多いです。この印鑑証明を持つには住民登録が必要です。でも海外在住者は住民票を維持している方の方が少ないですのでその代わりに在外領事館発行の在留証明、サイン証明(署名証明/捺印証明)などが必要になります。もちろん在留証明書を発行してもらうためには在留届もひつようです。証明書は1通$10から$15程度の料金で発行してもらえます。
J故人の口座の凍結についてですが、銀行、郵便局、保険等の手続きにおいては故人の死亡が記載された改正原戸籍と言うものが必要になります。これは普通の戸籍謄本と違って故人の出生、結婚等の全ての事実が記載されたもので、特に最近は全てがコンピューターに記載された戸籍謄本が多いですが改正原戸籍はそれ以前の手書きのものまで含まれます。故人の死亡の記載が戸籍に実際に反映されるのには死亡届を提出した1週間後くらいになります。
私の場合は必要書類が手元になかったうえ、子供の学校を長期間休ませるわけにも行かなかったのでいったん帰国してからまた日本へ戻ることになりました。また参列者の記録を作ったり、ご挨拶状や香典返しの手配、電話でのご挨拶など本当にめまぐるしかったです。不幸に備えるというのは気持ち的にははばかられますが、いざと言うときのために情報を仕入れておくというのは大切だと思いました。
K印鑑では最近大変な思いをしました。うっかり結婚前の名義(旧姓)のままだった私個人の名義の銀行口座からお金を下ろそうとしたら、カウンターに直接行くようにとATMに指示が。その銀行が合併する以前の通帳とカードだったためですが、戸籍謄本の取り寄せをして証明するのがとても大変でした。そして印鑑!幾つか持っているうちの一つが既に紛失してしまっていて、印鑑証明の難儀なこと。大変の一言につきました。たった一つの口座のために何度も銀行を行き来しました。大金が入っていたわけではないんですが、証明というのは、とにかく大変だと思い知らせれました。
Lby ふしゃふしゃ /年末に父が亡くなり、年内に葬儀はすませたものの年明けから今に至るまで、役所・銀行回りをする毎日です。私も不 幸に備えるリストがとても役立ちました。情報をくださった方々、まとめてくださったSweet Heartさんにお礼申し上げます。私自身はずっと日本在住でこの掲示板に参加されている方々とは立場が逆かもしれませんが、妹夫婦が日本国外に住んでいるので在留証明等の説明はとても役立ちました。
手配から抜けていて焦ったことや、今現在までの金融機関での手続きについていくつかご報告できることがあります。
以下の話はすべて、我が家のことなので、担当者によっては違う対応をされることもありえます。
亡くなったことを銀行で告げて必要な手続きをするだけでそれぞれ最低1時間はかかりました。窓口は3時までなので 1日に何軒も回れるものではありません。必要書類の説明も、事務処理が苦手な母には理解しづらく私はすでに3日 間つきそいました。
手配モレは、車の手配のことです。母、私たち夫婦とこども、妹夫婦とこども二人。自宅〜斎場〜火葬場〜自宅 と3列シートの車1台での移動でした。父の遺体を運ぶときは、母が霊柩車に同乗するので一人分少なかったのですが、お骨になって火葬場〜自宅へ戻るときは、母も一緒に乗って帰ることを忘れていました。お骨を胸に火葬場を出発するときは、親戚一同に見送られることも頭になくて・・・お通夜のあと斎場で1泊したため、荷物がけっこうあり、そこに母を追加して、無理矢理ギュウギュウに乗った状態で見送られました。お骨は重いからと私の夫に持たせたら、運転 手だから車を出口につけるために今度は妹の夫に持たせて・・・誰がどの車にいつ何を持って乗るか、考えておけば よかったと思いました。
父名義の口座について、金融機関は実名を書き込みます。SHさん、支障があるようでしたらイニシャル等に変更をお願いします。
両親とも古い人なので、キャッシュカードを持たず、窓口で通帳と印鑑で預金をおろしていました。
1.郵便局
父の生前、母が代わりにおろそうとしたら、父と筆跡が違うためおろせませんでした。入院中であることを告げると、委任状の提出で数十万ならおろせるとのこと。それ以上は家裁に行くようにとのことで、あきらめました。亡くなったことを告げるとその場で用紙をくれました。郵便局の用紙で相続届(名称未確認)に相続人全員が、自署。故人の生ま れてから亡くなるまでの戸籍謄本:改正原戸籍(かいせいはらこせき)相続人全員の戸籍謄本と印鑑証明:海外在住者はサイン証明と在留証明各書類は原本を持参。郵便局でコピーを取って、手続き終了後その場で返却してくれるので、次回使えるそうです。有効期限は3ヶ月。
2.みずほ銀行
A支店とB支店で残高が合計20万以下でした。A支店で亡くなったことを告げると、両方の残高確認後すぐに通帳と銀行印、 母の身分証明書のみで現金化の処理をしてくれました。父の死亡診断書・戸籍謄本・住民票等は必要ありませんでした。
3.三菱東京UFJ銀行
銀行合併のトピを以前たてた銀行です。はっきり言ってものすごくやっかいです。合併後、ATMで操作できることは共通のようですが、窓口で手続きが必要な死亡の届出は、元UFJ系と元東京三菱系では、まったく別です。MUFGのロゴマークが元UFJ系は丸い形、元東京三菱系はひし形だそうで、届出用紙も2種類あり、複数の支店に口座がある場合、元がどちらの系列だったかで、同じ用紙ですむこともあります。うちの場合、合併後同じ銀行になってしまったC支店とD支店(歩いて20歩位の距離)で別々に手続きが必要でした。これは銀行員によるとあと2年位は続くそうです。
亡くなったことを告げると、お伺い書を記入させられて口座を凍結。必要書類はセンターから郵送されてくるそうですが、海外在住者がいることを話すと、相続届だけは先にくれたので、妹が成田を出発する前にサインしてもらいました。
元UFJ系のC支店は残高10万以下でも以下が必要でした。銀行の相続届に相続人全員が、自署。故人の生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本:改正原戸籍(かいせいはらこせき)相続人全員の戸籍謄本と印鑑証明:海外在住者はサイン証明と在留証明
各書類は原本を持参。数日以上預けて、手続き終了後郵送で返却。返却まで待たずに別の銀行も同時進行したければその分原本を用意。有効期限は6ヶ月。
4.住友信託銀行
亡くなったことを告げると、お伺い書を記入させられて口座を凍結。必要書類はセンターから郵送されてくるそうです。銀行の相続届に相続人全員が、自署。故人の生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本:改正原戸籍(かいせいはら こせき)相続人全員の戸籍謄本と印鑑証明:海外在住者はサイン証明と在留証明住友信託銀行のみ、こちらが用意した改正原戸籍に不足があれば銀行側が謄本の手数料のみで手配してくれるそうです。(委任状を提出すれば)提出した書類は、後日返却。
共通のこと
*海外在住者は各金融機関のそれぞれの相続届に住所・氏名をサインしておけば、サイン証明と在留証明は日本に郵送して、代表者が窓口に行けばOK。ただし、相続届をもらう=窓口で「お伺い書」を記入=口座の凍結 になります。
*故人の改正原戸籍は、一度の申請で必要な時点まで取れるかどうか取ってみないとわからない。特に本籍地を移動している場合は、場合によっては1つ取ってはさかのぼってその前、となるそうです。なので何通にもなる可能性があり、その分費用がかかります。(改正原戸籍1通というのは、必要分全部1通という意味なので、3枚あれば3通分の手数料がかかります。)申請時に「全部ください」と役所に依頼していても、金融機関からみると「全部」ではないこともあるそうです。(法的に相続人の確定ができないという意味で)
*各用紙の正式提出前にそれぞれの金融機関で、戸籍謄本等の必要分がそろっているか持参すると事前に確認してもらえるそうです。不足があれば、どの部分を取り寄せればいいのか指示してくれます。つまり、揃うまで凍結解除 できず、現金化できない。
*本籍地が遠隔地の場合、郵送で役所に申請できます。以前は電話で依頼できていましたが、今は市役所のHPから申請用紙をダウンロードして印刷したものと、手数料を郵便小為替とを郵送するのが主流です。母はPCが操作できないので、私が申請用紙を何枚か印刷しておきました。
記憶違いがあるかもしれませんし、手続きの途中なので間違いもあるかもしれません。余計なお世話だったら失礼し ました。長々とおつきあいくださった方ありがとうございました。
by クリッシー/年末のあわただしい中、大変でしたね。お父様のご冥福をお祈り致します。気になった点がひとつ。
ふしゃふしゃ> *海外在住者は各金融機関のそれぞれの相続届に住所・氏名をサインしておけば、サイン証明と在留証明は日本に郵送して、代表者が窓口に行けばOK。
私も先月父が亡くなった際に、諸々の手続きでサイン証明をもらってきました。私がお世話になった司法書士さんにも 弁護士さんにも「サイン証明を郵送してください」と言われました。しかし、このサイン証明と言うのは、日本の「印鑑証 明」のような物ではなく大使館(もしくは領事館)の職員の見ている前で、書類に住所氏名を書き、「間違いなく本人がサインをしました」という証明書を付けてもらえる、という物でした。なので、書類を日本で記入し、後日サイン証明を郵送というのは不可能です。サイン証明の予約を取る際、書類には 何も書かずに持ってくるように、と念を押されました。
by ねぴあ/ふしゃふしゃさん、この度はご心痛のさ中たくさんの情報をありがとうございました。そしてお父様のご冥福をお祈り致します。変な質問ですみません。このサイン証明は両親がまだ元気なうちに取っておいて備えておくというのは可能な のでしょうか。例えばサイン証明を取得して、その5年後に予期せぬ不幸が起きても、そのサイン証明は効力がある のでしょうか。
by ふしゃふしゃ/クリッシーさん、ねぴあさん、ありがとうございます。
話がわかりにくくてすみません。妹も、まだ領事館に行っていませんし、私自身も、実はサイン証明の実物をまだ見たことがないんです。
まず、銀行や郵便局のそれぞれの「相続届」はただ記入するだけの紙です。サイン証明は、日本の印鑑証明の代わりに添付するものです。
クリッシーさんのおっしゃる通り、領事の目前でサインをする必要があるそうですね。妹が在住国の領事館に電話で問い合わせたところによると、領事館に用紙があるので、それを使って目前でサインをすれば日本の印鑑証明と同じように使えるということです。我が家ではそれを使ってサイン証明を取り、日本に郵送してもらうつもりでいました。
それでは、ダメということでしょうか?私の頭の中では、日本の印鑑証明のように、どこにでも提出できる形でサイン証明がとれると思っていたのですが。提出先の限定された指定の用紙を日本から持参して、領事の目前でサインということでしょうか?各金融機関からは、ただサイン証明が必要というだけで、用紙はもらっていないのですが。
ねぴあさん、有効期限は、領事館が決めるものではなく、日本の提出先が決めるものだそうです。A銀行に、「書類が揃いました」と持って行った日からさかのぼって何ヶ月以内のもの、だそうです。何ヶ月は、金融機関によってさまざまなので、確認が必要です。
rhino先日私も父が亡くなり、相続のために領事館でサイン証明をとりました。私の場合は母が金融機関から渡された書類をこちらに郵送してきたので、それを提出しました。
まず金融機関の書類の実印欄に拇印、自署署名し、サイン証明書(兼 申請書)にも拇印捺印、自署署名しました。領事館の記入用デスクで書き、「領事の前で」ということはありませんでした。
枚数が沢山だったので、3時間後に取りに来るように言われました。受け取ってみると、金融機関の書類に出来上がったサイン証明書がホチキス止めされ、その合わせ目に領事の印で割印されていました。
このほかに、税務署関係などで必要と母に言われ、金融機関などの書類なしで余分に数枚申請しましたが、これは上記のサイン証明書とは違う書式のものでした。一枚16ドル。母はこれを聞いてびっくりしていました。
by クリッシー/
rhino> まず金融機関の書類の実印欄に拇印、自署署名し、サイン証明書(兼 申請書)にも
rhino> 拇印捺印、自署署名しました。領事館の記入用デスクで書き、「領事の前で」ということは
rhino> ありませんでした。
私の場合は、書類の書き方の説明を受けながら記入し、(住所は、アメリカ合衆国○○州△△市□□通り××番地、と書くそうです)氏名の欄だけは、数名の職員の見ている前で書きました。
rhino> 受け取ってみると、金融機関の書類に出来上がったサイン証明書がホチキス止めされ、
rhino> その合わせ目に領事の印で割印されていました。
私のも、ホチキスではなく、のり付けでしたが、書類に貼り付けてあり、割印されていました。
rhino> このほかに、税務署関係などで必要と母に言われ、金融機関などの書類なしで余分に数枚
rhino> 申請しましたが、これは上記のサイン証明書とは違う書式のものでした。
「違う書式」の物も簡単に作成できるのですね。私の行った領事館では、日本での印鑑証明と同じような形式の物もあるが手続きが難しい、と言ってしてくれませんでした。私はその都度領事館に行くのが大変なので、(0歳児がいる、父が事故死だったので保険等の手続きもある)結局司法書士さんと相談して、相続放棄の手続きをしました。
by ふしゃふしゃ/rhinoさん、クリッシーさん、さっそくのお返事ありがとうございます。
妹は中国在住で、日本から在中国の日本領事館へ電話をしたら、「領事館にある用紙を使ってもできる」ような返事だったのと各金融機関からは一枚もそれらしい用紙をもらわなかったので、手ぶらで成田を出発してしまいました。
実際に妹が取得したら、その様子を書き込ませていただきます。もしかしたら在住国によっても、いろいろ差があるのかもしれませんね。
それと、最初のトピで銀行名を実名で書き込みましたがあの手続きは、あくまでも2006年1月の我が家でのことで、これから、どなたにでも同じとは限らないようです。というのは、銀行によると、どこかの支店で何かトラブルがあった場合、次回からそれをさけるために、全国一斉により厳しくなる傾向があるそうです。なので、これから直面される方はお気をつけになってください。
≪参考になるページ≫
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/shomei/
外務省の「各種証明・申請手続きガイド 」のページhttp://www.shiho-shoshi.or.jp/web/guid/inheritance/inheritance_04.html
日本司法書士会連合会「遺産相続」のページhttp://www.souzoku-navi.com/
相続ナビ.COM
在留証明書
海外で生活する日本人に相続人としての権利が発生した場合、外国における現住所を証明する書面を添付して、相続登記申請等をする必要が生じる。 その際は、その日本人が海外に在留していることを証明する「在留証明書」「署名(サイン)証明書」もしくは「拇印証明書」を取り を在外公館(日本大使館、総領事館)に発給申請をします。
署名 (サイン)証明書 ・拇印証明書 とは
日本では不動産登記申請等で印鑑証明書の添付が必要となりますが、日本に住民登録がなければ日本の役場に印鑑登録ができません。この「署名(サイン)証明書」は、海外在留日本人が印鑑証明書を必要とする際に、印鑑証明書の代わりに在外公館が発行するものです。また、拇印証明書が必要となる場合は、拇印証明も併せて行います。
以下はたまたま検索していてヒットしたメルボルン領事館のサイトの情報ですが、読んでいただくとわかると思いますが、万が一不幸があった場合は日本とアメリカの間を往復しなければならいのでしょうか?外務省のページにもかなり詳しく出ていますが、どうもオンラインで発給するシステムも出来上がっているようです。ただ、よく読んでみたのですが、書類のよって可能だったり不可能だったり、最終的には管轄の領事館にお尋ねください、というような記述もあり、わかりにくいです。どなたか実際に経験した方の体験談をお待ちしております。 |
その他参考になるホームページ
http://www.osoushiki-plaza.com/ 「バーチャル葬儀館」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~okuzonot/index.html
「定年からの健康と生きがい」の中の<旅たちの準備と手続き>
名義変更が必要となるリスト
■電気・ガス・水道
■NHK受信料
■電話加入権
■クレジットカード
■銀行・郵便局の預貯金
■車の名義書換
■不動産の手続き
■その他の手続き
○世帯主変更届(世帯主が死亡したとき)
○年金受給権者死亡届
○準確定申告
○死亡保険金の支払請求
○死亡退職金の支払請求
○国民健康保険の書換え
○借地権・借家権の名義変更
電話一つでも大変!友達に最近不幸があったのですが、お父様が亡くなられた途端に電話が使えなくなってしまったそうです。たとえば、名義変更に関してのNTT東日本のサイトを引用します。
名義変更(承継)■ 現在の名義人の死亡が証明できる書類
除籍謄(抄)本、死亡診断書等)■ 相続人であることが確認できる書類
戸籍謄(抄)本■ 相続人印鑑(届出書に捺印願います)
※ 遺言による相続人への継承の場合:家庭裁判所の検認を受けた遺言書(正本と相違ない写し)
※ 戸籍謄(抄)本だけで、契約者の死亡と承継者が確認できる場合は戸籍謄(抄)本のみで可
●その他
●手術がある際は医者に袖の下を渡すように、と親戚より指示がありました。やっぱり多少は違うみたいです。袖の下に抵抗がある場合は一段落した時に沢山お菓子やフルーツなどを医者や看護婦さんにお持ちしました。
●袖の下に関してですが、私のいとこが大学病院の医師をしていますが、医師は絶対にもらってはいけないことになっているのに、無理やり押し付ける人がいて困ると言っていました。いとこは、とにかく頑としてもらわない主義だそうですが、時にはドアに立ちふさがってまで無理やり渡そうとする人、白衣が敗れそうになるほど力ずくで渡そうとする人がいて大変迷惑だそうです。そういう医師もいるということで。
●精神的には忙しくしている方が楽ですね。うちの場合、家族皆そうだったのですが、四十九日が終わってしまってからの方が、辛かったです。毎週のようにある法事は、家族が悲しみに耽る暇が無いように、わざと忙しくしている、故人のためにちゃんと何かをしてあげている安心感を持たせる、という意味があるそうです。
●葬式、日本だと仏式も多いようですが、もし、宗教にこだわりがないのならば、(故人にリクエストがないならば)、無宗教の葬式もいいものですよ。堅苦しい儀式?などもなく、アッサリと済ますことができます。
●葬式までの3日間、故人の知人、友人がお参りにやってき、毎回、「お顔を拝見させてください」と故人の顔を覗きに?きましたが、私の時は絶対それはイヤだな、と思いました。自分が死んだ時の顔を覗かれるのは個人的にはイヤです。もちろん、わざわざ友人、知人にきてもらうのも、なんか今さらな・・・と。なので私の時は是非密葬でやってもらいたいと夫にリクエストしています(笑)まあ、これは個人それぞれの好みもあるとおもいます。
●いずれにせよ、できれば生前に葬式をどのようなものにしてほしいか、できれば親やその身内などにもリクエストを聞いておいたほうがいいですね。これは本当、今回深く実感したことです。葬式に呼ぶ人は?葬式の形態は?お墓はどうするか?その他諸々、リストをつくってもらうのがベストだと思いました。
●葬式にまつわる習慣や風習というのは、地域によってさまざまです。ご実家の地域の葬式に関する風習や付き合い方はご存知ですか?ただでさえ目の回る忙しい葬式準備中に、あれやこれや、周りから口を出されるのは必至です。ご実家の近くにご親戚の方がいらっしゃるなら、実際はどういうことになるのか(予想されるのか)、大雑把でよいので確かめておいたほうがよいと思います。香典やら式の進め方、御供えの方法、お返しなど・・・。
私の実家のある地域は、こういう細かな決め事がいろいろあるという面倒な場所です。大阪ですが、妙に古い「しきたり」が残っています。いままでいくつもの葬式を経験しましたが、喪主になったことはありませんし、私自身もまだ子供だったので、単に大変だなぁ、面倒だなぁと思った程度でした。でも今は母が一人残るだけですから(兄弟はいません)、次は私が喪主になることになるでしょう。今から気がめいります。(幸い、母はは私以上に元気です)長々と自分のことを書いてしまいました。
銀行などの財産管理のことも気にとめておかないとなりませんが、お葬式の経験が少ない方かもしれないと思い、書いてみました。