ワルキューレ–トムクルーズ主演


warukyu.jpgトップページに載せているガンジーのQuote

A small body of determined spirits fired by an unquenchable faith in their mission can alter the course of history.

この言葉を読んで、おとといDVDで見たトム・クルーズ主演の「Valkyrie ワルキューレ」が、思い浮かびました。

トムクルーズが演じるのは、悪夢へと突き進むヒットラーの独裁政権下で、たとえ国を裏切ることになっても、たとえ家族(妊娠中の妻と5人の子供たち)の命を危険にさらしても、信じる正義を実行するために、自らの手でヒットラーを暗殺しようとした陸軍大佐Claus von Stauffenbergです。

私も初めて知ったのですが、鉄の結束を誇るドイツ軍の中に、かなり組織だってクーデターを試みた人達がいたということは他の国の多くの人にあまり知られていない事実だと思います。

史実で既に明らかなように、暗殺の試みは失敗に終わったわけですが、見終わって何よりも、トムクルーズ演じる陸軍大佐の勇気に思いを馳せました。

たとえば今の北朝鮮で政権転覆を企てることを考えると、現在に置き換えてその勇気が伝わってきます。失敗すれば、自分だけではなく、愛する妻、幼い子ども達、母、父ともども死刑または強制収容所送りは確実美な情況下で自分の信じるところ”Faith”を原動力に、粛々と暗殺計画を実行に移していくその勇気は想像を絶します。

正に

A small body of determined spirits fired by an unquenchable faith in their mission can alter the course of history.

という信念を感じます。

クリスチャンである夫の解釈はこうです。(ちなみにStauffenberg大佐はクリスチャンであり、冒頭のシーンで首にかけた十字架がクローズアップされるので、映画のメッセージもこの部分にかなりこめられていると思います。)「キリスト教では神が自分の一番大切な息子を捧げるよね。Stauffenberg大佐のFaithも、そこにあるんじゃないかな。」と。

なるほど・・・そのような見方をすると、さらにこの映画は深く見ることができると思います。

こちらには実際のStauffenberg大佐や家族の写真が豊富に掲載されています。

http://www.topfoto.co.uk/gallery/valkyrie/ppages/ppage57.html

 

下記リンクは生き残ることができたStauffenberg大佐の長男(当時9歳)による、その後の家族に何が起こったに関する記事で大変興味深かったです。

 http://www.historynet.com/claus-von-stauffenberg-the-man-who-tried-to-kill-hitler.htm

 

この映画がドイツでどのように評価されるのかはわかりませんが、極悪非道、人間味のない悪役ナチス・ドイツとして描かれることの多いハリウッド映画で、このような史実があったということにも光が当てられたことは画期的なことでは、と思います。

ドイツに長くお住まいの方、ドイツ人と結婚なさっている方、よろしかったらご意見をお聞かせください。

最後に「トムクルーズの演技力は、さすが」と思いました。

アグネス・チャンは偉い–児童ポルノ禁止法改正案


agness.jpghttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090630/crm0906301832030-n1.htm

こんな記事が出ていました。児童ポルノ禁止法改正案の審議で参考人として意見を述べるアグネスの姿が出ていました。

アグネスのアイドルの時代から見てきて、彼女の人生の節目節目に関する記事を目にする度に、アグネスはえらいなーと、いつも思って来ました。

アイドルを辞めてカナダへの留学(亡きお父さんの願いだったそうです。)

芸能界に戻ってから再び地位を確立するまでの苦労。

子連れ出勤で論争になったころ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%8D%E3%82%B9%E8%AB%96%E4%BA%89

そしてユニセフの地道な活動。

アメリカのマドンナやアンジェリナ・ジョリーのような派手な活動ではないけれど、コツコツと続け、社会にメッセージを送り続ける姿にいつも敬服の念を抱いてしまいます。

日本が輸出国になって恥ずかしい、他の先進国に歩調を合わせて法案を改正するという姿勢ではなく、「子どもたちが被害者にならないために、何をしたらいいか」を何よりも優先に考えて厳しい改正法案を作って欲しいと思います。