Facebookを見て落ち込む人々

Facebookが今日、上場されましたが、Facebookは実にさまざまな社会現象を起こしていますよね。

たとえば、Facebookで元カノや元カレ、ハイスクール・スイートハートとコンタクトして、そこから数々の不倫、離婚が生まれています。企業が新規雇用する前にFacebookをチェックするのは当たり前になっています。

今日ラジオ番組で聞いたのが、20代のFacebook鬱(ウツ)。他の友達のエキサイティングな出来事に満ちたFacebookを見て、それに比べて自分の人生は・・・と悲観して落ち込むのだそうです。

でもFacebookを書く人の多くは自分の生活のハイライト部分しか書きません。写真も一番良く撮れているものしか載せません。

それはテレビや雑誌に映っているアイドルとアイドルを売り出す会社と視聴者の関係と似ていると思います。つまり自分のFacebookは自分というアイドル(虚像・イメージ)を売り出すための媒体です。自分が人々に見られたい一定のイメージに近づけるために、自分の生活のハイライト部分のみを掲載していきます。でも見る側は、ついつい、それが、あくまでも編集されたその人のプロファイルであるということを忘れてしまうのです。

息子に聞いたら、フォモ(FOMO=Fear Of Missing Out)という言葉があるそうです。たとえば、退屈なパーティーに参加していて、退屈しのぎに友達のFacebookをチェックすると、彼(彼女は)は今現在、とても楽しいパーティーに参加していると写真つきで書いている。これは大変!そっちのパーティーに顔を出さなくっちゃ!と急いで、そっちのパーティーに行く。または退屈していなくても、他の人の参加しているパーティーの書き込みを見て、そっちの方がより楽しそうだと、そっちのパーティーに行ってみる。実際に行ってみると、書いてあるほどには、楽しくないことも多々あるそうですが、そうやって、「より」楽しいことをするチャンスを逃してしまうことを常に恐れていると同時に今現在自分のいる場所や状況が楽しめない心理に落ちっているわけです。なんだか気の毒な世代です。