Eckhart Tolle エックハルト・トール の「Power of Now」

Power of now

本との出合いというのは人との出会いのように偶然と必然とがあると思うのですが、この本の著者について3日を分かたずして友達と長男の両方から名前を聞いて、すぐさま購入しました。

筆者は若い頃、長期にわたる自殺願望があり、ついに自殺を結構しようとした時に、悟りの境地を開き、その後ホームレス生活を送った後、本を出版。やがて、その本がオプラ・ウィンフリーの雑誌で紹介され、一躍NYタイムスのベストセラーになったそうです。

Power of Nowはタイトルどおり、本を貫いているのは「過去でも未来でもなく今この瞬間」を生きよ、というシンプルな禅的なメッセージです。

私たちは、過去の痛みを現在に投影してネガティブな気分になったり、未来の事を案じて今この時を不安の中で過ごしたりしてしまいがちです。そうは、わかっ ていても、そんな心の動きを止めることは、かなり難しいものです。心は、いたずらな猿のように枝から枝へと過去と未来の間を飛び周り続けます。そんな心 を、どうやって「今」に引き戻したらいいのかを禅問答のような難解な言葉ではなく、とても噛み砕いて説明してくれていて、心にすーっと入ってきます。

 

 

 

「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」 (坪田信貴:著)

「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」 (坪田信貴:著)

面白くて1晩で読みきってしまいました。涙あり笑いあり、とても軽い乗りで書かれているのに深い子育て論あり、教育論あり、人間関係、親子関係まで考えさせられる本でした。

高校2年生で教科書の聖徳太子を見て 「この女の子、超かわいそうじゃね?」 「だって、この子、きっと超デブだったから、こんな名前をつけられたんだよ。『せいとく たこ』 なんて・・・」と言ったり、日本地図を描けと言われれば大きなひとつの円を描いていた学力は全国の最下部2%、小学4年程度の学力という金髪ギャルが、塾の先生(筆者)に導かれながら、精神的にも成長し、最後には壊れかけた家庭もひとつになっていく実話です。(お父さんとお母さんの教育方針の全くの違いも家庭不和の原因でした。)

さやかちゃんという子の頑張りもすごいのですが、やはり名選手の後ろに必ず名コーチありで、人生の絶妙なタイミングで素晴らしいMentor(よき指導者)に出会えることの大切さ幸運さついてもつくづくと考えさせられました。

嫌われる勇気-白蓮れんれん-ゼロ-Light on Life

おととし、キンドルを購入してから、再び、ずいぶん本を読むようになりました。日本語の本は、まだまだキンドル化が遅れていて、それほど豊富でないのが残念ですが、最近読んで面白かった本をいくつか紹介します。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
アルフレッド・アドラーの名前は知っていましたが、彼がフロイト、ユングと並ぶ心理学の三大巨頭だとは知りませんでした。

フロイトが、現在の行動心理を幼い時の経験やトラウマと結びつけるのとは正反対に、多くの人は現在の悩みを、経験や環境のせいにして立ち止まってしまっているが、それは立ち止まるための言い訳を自分に与えてしまっているのに過ぎない。

人生を過去から未来につながら一本の線と思うと、今現在に幸福感を感じる
ことが難しくなる。現在の努力は未来のゴールのためにあると思ってしまうと未来しか見えない。現在のこの苦労は過去の経験や環境のせいだと思ってしまうと、過去しか見えない。

旅の目的地があったとしても、その目的地まで飛行機で1時間でついてしまう方法もあるかもしれないが、旅そのものを楽しむために鈍行列車でその旅の瞬間瞬間を楽しむことが今を生きることであり、「人生は(一本の線ではなく)刹那の連続」である。

などなど、哲学者と青年(できの良い長男と比べられながら育ち、強い劣等感を持ち、現在は図書館司書という平凡なパッとしない人物)の会話という形式で、非常にわかりやすく、アドラー心理学を説明しています。

嫌われる勇気という題名は、ちょっとミスリーディングかと思います。人間関係の悩み、生きがいとは、幸せとはを改めて考えさせてくれます。

Light on Life
今年亡くなったYOGAの大家アイアンガーの教えの集大成。YOGAをしない人にもお勧めな、知恵がたくさん盛り込まれています。

賢人の教えというのは、共通点が多いもので、上記のアドラー心理学につながる数々の教えがあります。

“Memmory is useless if it brings about a repetition of the past that impedes the process of out evolution. ”

“By sorting out wanted from unwanted memory, we allow new experiences to surface.”

などなど。日本語訳版は「アイアンガー 心のヨガ―人生に光を灯すためにだと思います。

白蓮れんれん  林真理子
NHKの朝ドラ「花子とアン」で注目を集めた大正時代の歌人白蓮の波乱万丈の人生の物語。白蓮と駆け落ちをして結ばれる年下の恋人宮崎龍介との間に交わされた実際の手紙も数多く引用されています。林真理子さんは、女性ならではの、あるあるな意地悪や嫉妬目線で小説を書くのが上手だといつも思います。日本からアメリカに戻る飛行機の中で一気読みしたのですが、長い飛行時間が短く感じられました。

ゼロ 堀江 貴文

一世風靡したホリエモンと呼ばれた人。彼が自身の人生を振り返って今、何を思うのかを知りたくて、ちょっと覗き見趣味的な気持ちから読んでみました。半年前くらいに読んだので、すでにあまり記憶にないのですが、なかなか面白かったです。

 

映画レ・ミゼラブル

kakumei.jpgいま、映画レ・ミゼラブルを見終わったのですが、久々に感動の涙を流しました。最近のハリウッド映画は、カーチェース、暴力シーン、必要以上の性的描写が多く食傷気味だったのですが、レ・ミゼラブルは豪華絢爛なハリウッド映画と本場NYのミュージカルの醍醐味を見事に合体させた素晴らしいできだと思いました。

ミュージカルの方は数年前に見て、それはそれで感動したのですが、その時に把握しきれなかった各登場人物の心の動きが映画の方が、ずっとよく理解でき(ミュージカルも映画も構成や歌はほとんど同じなのですが、多分それぞれの俳優の表情がアップにされることと、ヒュージャックマンを始めとする俳優女優陣の演技と歌のうまさ、映画ならではの作り込んだリアリティーのある場面のために感情移入がしやすいからかもしれません。)

唯一、難を言うなら、最後まで執拗にジャンバルジャンを追い詰めるジャベール役のラッセル・クローが、全くはまり役ではなかったことと、彼の演技が今一つだったことです。

P.S.革命家の俳優さんが可愛かった!(写真)。

美木良介のロングブレスダイエット 必やせ最強ブレスプログラム


20歳の頃から、ほぼ同じ体重をずっと保って来ていたのですが、おととし去年にかけて、なぜか急に約4キロ太ってしまいました。4キロと言ったら大したことがないように思えるのですが、年齢のせいもあるのか(疑問形ではなく、確実にそうでしょう(^^; )鏡に映る自分の姿は、どうひいき目に見ても急激にオバさん化。お腹周り、背中あたりのダブつきで、今まで似合っていた服がどれも似合わない!洋服を買いに行っても、何も似合わない!

それでもアメリカにいる分には、周りと比較しての相対性理論?で無理に痩せなくても、ま、いいやと思える範囲だったのですが、半年前に日本に里帰りした時、そもそも成田に降り立った途端に、なぜかそれだけで自分が10キロは一挙に太って思える周りの人々の細さ。そして極め付けは父、そして兄からの二連発の現実を突きつける言葉、「腹出た?」

それで、よっしゃ元に戻すぞと心に決め試したのが、この本。元々コアマッスルの弱さを自覚していたこともあるし、三木さんと同じように腰痛持ちだし、これは私に合ってるかも?と思い半信半疑で初めて見ました。2週間がんばって続けてみたところ、確実にお腹が凹み腰回り背中回りがスッキリ!(2分のロングブレス体操を一日5~6回やるだけです。たとえばキッチンでお湯を沸かしている間、お野菜が茹で上がるまでの3分。車の信号待ちの間、と気づいた時にやりました。)

自分ではコアマッスルが強くなった自覚はなかったのですが、ある日、ヨガの幾つかのポーズをしていて、今まで苦労していたポーズが突然、あれ?とても簡単にできる!と感じ、しっかりコアマッスルは鍛えられていたようで、嬉しい副産物でした。

この時点で、かなり気合が入り、あと二つのことを付け加えて実践したところ、効果があったので紹介しますね。。

一つは「ためしてガッテン」で見た、食事はお野菜から始める!でした。なんでも、いきなり糖質やたんぱく質を摂ってしまうと血糖値が急上昇して、それがお肌の大切なコラーゲンを糖化させ、ひいては老化させてしまうのだそうです。ですが最初に食物繊維を摂れば、血糖値の上昇はゆるやかになり、コラーゲンの老化を防げるということでした。

そこで朝食は毎朝、トーストと卵と紅茶なのですが、その前にセロリを一本食べることにしました。他のお野菜も試したのですが、私にはセロリ一本というのが一番手軽で毎日実践できることだったからです。今では、こどもを学校に送り出してから、セロリ一本を手にメールのチェックが日課になりました。

あとは、しばらく夜は炭水化物を抜いて、お野菜と肉や魚のみにしました。その代わり結構、それでお腹いっぱいに食べます。

すると、面白いように体重は減り、元の体重に戻り、それ以上体重が減ったわけではないのに、体が引き締まりました。

ただダイエットというのは、一人の人に効くものが万人に共通して効くわけではなく、体質によって、その人に合ったダイエットというのがあるそうなので、私には効果があったということでご紹介させていただきました。

永遠のゼロ

半年前に友達に、「最後は号泣するよ。」ともらった本です。結構ぶ厚いので、時間ができた時に一気に読もうと思いつつ、そのまま置いておいたのですが、今回の10日間におよぶ停電で、PCが長時間使えない状態が続いたので、まさしく本を読むしか何もすることがない秋の夜長。ランプの灯りの下で一晩で読破しました。

生きる目的を見つけられない青年が、名前しか知らない第二次世界大戦の終戦直前に特攻隊として散った祖父について調べている内に、段々と形をなしていく祖父の人物像とその短い最後の数年間の生き様。祖父に関わり少なからぬ影響を受けた人たちの過酷な戦争体験とその後の人生。最後にはすべての点と線がつながり、凄惨極まる環境の中、妻のため、そして、まだ顔も見たことのない子のために必死に生きようとした祖父の存在が鮮明に蘇り、青年の生き方にも大きな影響を与えて行きます。

第二次世界大戦の史実に基づきながら、次々と謎が解けて行くちょっと推理小説のような展開もあり一瞬も飽きさせません。多くの若者を捨石のごとく死に追いやった大本営の精神性が現代の日本の政治家にもそのまま引き継がれていることに驚きました。(この本は震災前に書かれていますが、筆者は、まるで震災後の政府の対応を知っていたかのようです。)

私は今年の春、日本に帰国した際に、初めて靖国神社を訪れ、そこに併設されている遊就館を見学しました。広い1階の展示場の大きな壁という壁に、びっしりと戦死者の写真が貼られていて圧倒されます。近づいて見ると、どの顔もまだ幼さが残る10代~20代で、どうしても自分の息子たちとも重なり胸を締めつけられます。

まだ訪れたことのない方には是非、この本を読んでから訪れることをお薦めいたします。

本は既に映画化が決まっているそうですが、できれば主演俳優の名前を調べずに読んだ方がいいかと思います。先に主演俳優を知ってしまうと、どうしても本を読みながらも、その人のイメージが頭から離れず、自分なりのイメージを作る楽しみがなくなると思います。

池上彰の宗教がわかれば世界が見える

ikegami.jpg日本に帰った際に父の書棚からもらってきた本です。タイトルに惹かれたのではなく、池上彰に惹かれて手に取りました。

旧約聖書、新約聖書、仏教、キリスト教、イスラム教、シーア派とスンニ派の違いなどを面白くわかりやすく解説するとともに著名な宗教家や宗教研究者とのインタービューを通して日本人の宗教観を掘り下げるとともに、震災後の日本と日本人のあり方を考える旬な本でもあります。

この手の本は、読んでいる途中で、何度もうたたねしてしまって、なかなか読み終えられず、途中でギブアップか、なんとか欠伸を噛み殺しながら読み終わっても数日後には何も頭に残っていないことが多いのですが、さすが池上彰さん!まるでNHKの子どもニュースを見るように、とても明解で飽きさせることがなく、最初から最後まで「へー、なるほどねー」と思いながら楽しみながら読むことができました。

人生がときめく片づけの魔法



book1.jpg
年に1度日本に里帰りする度に会う友人が、別れ際に必ず一冊の本を手渡してくれます。毎年、なかなか面白い本をくれるのですが今年もらったのが「人生がときめく片づけの魔法」という本。片づけが大嫌い、大の苦手の私めですが、帰りの飛行機の中で読み終えアメリカの地を踏んだ時には、ヨッシャ!家に帰ったら片付けるぞ!という気持ちになっていました。

子供の頃から寝てもさめても片付けのことしか頭になかったこの本の作者が、ついに行き着いた片付けの極意が「そのものを手にした時に、ときめくか、ときめかないか」で捨てるか捨てないかを決めること。

たとえば、いつかまたこんなファッションがはやるかもしれないと思っている10数年前に大枚をはたいて買ったワンピースや、いつか、20代の時の体型に戻って、はけるかもしれないと思っているスキニージーンズなどなど、ひとつずつ手に取ってみて、心がときめくかときめかないかを感じるのです。どんなに、ある時に気に入っていたものでも、もし、今手に取ってときめかなかったら、今、たとえ流行が再来して、もしくは痩せて着れるようになったとしても、ときめかない服を着たいですか?そんな服を着ても自分が輝きますか?答えはNO.つまり、その洋服のお役目は済んだのです。ということで、思い切って捨てろ・・・と。

なるほど、そのとおり!と言うこおで、先週、気合を入れて片付け始めました。それで積みあがった洋服の山。山。山。全部ごみ袋に入れたら8袋ありました。(全部寄付としてリサイクルしました。)

勢いづいて、昨日は机の引き出し周りの書類や本や紙の山を一気に片付けました。

机周りの片付け方は、著者によると、説明書など何年も取っておいても絶対読みません。捨てましょう。「なんとなくで取ってある小物は捨てましょう」「書類は全捨てが基本で問題なし!」と太鼓判を教えているので、その言葉に洗脳されるままに安心して、電子辞書、美容器具、もう手元にすらないビデオレコーダーの説明書やら、何もかも、がんがん捨てました。

かつてないほどに、机の上も回りも引き出しの中もスッキリきれいになったのです

が・・・・`早くも今日になって、カメラを使おうと思ったら、ある機能の使い方が、どうやってもわからない!ネットで検索してもわからない。説明書・・あ~~!!全部捨てちゃったじゃないのー。どうしてくれる!

という失敗もあるので気をつけて欲しいですが、お薦めな本です。

夫にこの本のことを話したら、「夫に関しても、触れてみて、ときめくか?ときめかないか?で捨てるか捨てないか決めたりして・・・」と言うので、含みのある微笑で返しておきました。確かに、それだけで決めたら夫は既にリサイクル・ビン行きかも・・・と。

トイレのおともに?

dictionary.jpg英語って実にさまざまなイディオムがありますよね。でも、この年になると机に向かってカリカリと英語イディオムをひたすら覚えるなんて忍耐がないので、トイレに置いているのがこの本。(読んでいる姿を想像しないでくださいね。)

たとえばLiveの付くイディオムのページをちょっとご紹介すると・・・

 

live and learn= to increase one’s knowledge by experience.

 

live and let live=not to interfere with other people’s business ore preferences.  Ex. Your parents are strict.   Mine just live and let live.

live in an ivory tower= to be aloof from the realities of living.

Live off the fat of the land= to grow one’s own food:. to live on stored-up resources.

live it up=to have an exciting time. Ex. Come on! Have fun! Live it up!

live something down= to overcome the shame or embarrassment of something.  Ex. Max will never be able to live down what happened at the party last night.

などなど毎日お目にかかるイディオムじゃありませんが、聞けば意味はわかるけれど、自分からはささっと使えないなーと思うものから、これは聞いたことがない!知らなかった、覚えておこう!と思って、たまたま、同じ日にテレビのアナウンサーが使っているのを聞いて、実は結構使われているイディオムなのに、完全に今までは耳にとまらず聞き流していたことを発見して、そうかー、こうやって使うのかーと新たな学びにうれしく思ったりすることもあります。

447ページもの中に挿絵も何もなしでイディオムがビッシリつまってますので、全部学ぶまでには一生かかるかもしれませんが、毎日のトイレのおともですから、それもいいかと・・・。

挿絵はないですが、例文が常に2つくらい載っていて、その例文が非常によくできていて、わかりやすく学びやすいです。 

感動の犬NUBS

既にあちこちのテレビ局で放送している感動ストーリーなので、ご覧になった方も多いと思います。

イラクに派兵されていたアメリカ海兵隊少将ブライアン氏に野良犬の群れの中から一匹の犬が近づいてきます。その犬は耳が短く切られて二つのコブのように見えたのでブライアン氏はNubs(こぶ)と名付けてかわいがります。 

やがてブライアン氏に、75マイル(120数キロ)ほど離れたヨルダンの国境近くへの移動命令が出ます。軍の規則では犬を飼ったり祖国に連れ帰ってはいけないという規則があったため、ブライアン氏はNubsと別れを告げます。

別れの日、Nubsはブライアン氏の乗った軍用車を追いかけ続けたものの、やがて視界の中から消えて行きました。

ところが数日後、ブラン氏は表に自分の目を疑うような光景を目にします。そこには、傷つき疲れ果てながらも、ブライアン氏を見つけて喜びながら飛び跳ねるNubsの姿があったのです。

75マイルというと大体120キロで東京から静岡くらいの距離になります。それも砂漠です。一体Nubsがどうやって、その距離を歩いてブライアン氏のいる場所まで辿り着いたのか・・・。

現在、ブライアン氏とNubsはサンディエゴで暮らしています。

Nubsの話は絵本にまでなりました。 

 

Visit msnbc.com for breaking news, world news, and news about the economy