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2016/5/11(水)22:55 - 節分改め皐月 - 16066 hit(s)
下のトピではお世話になりました。
最近、アメリカ国内でマリファナの使用を合法化する動きに対し、私個人は懸念を抱いてきました。
職業上、あ、この人ドラッグを使用したなと分かる人を見てきたからかもしれません。
マリファナは常習性がないから大丈夫、という触れ込みですが、医療目的以外に使用するのは別として嗜好品というのは。。。
合法化してビジネスとして扱う。 お金を儲ける、州の財源にするという発想がどうにも理解できません。
カジノも州の財源と言いつつ、結局はギャンブル中毒者を生み出しているわけで、ビジネスとして成り立っても道徳性はどうなの?と。
プリンスがOverdoseで亡くなり、再びオピオイド系の処方箋について注目されることとなりました。
マイケルジャクソンの時も一瞬注目されましたが、何となく有耶無耶なままにされた感がありました。
さて今日のCNN(オンラインニュース)でサンジェイ・グプタ氏の記事を読みました。
Doctors must lead us out of our opioid abuse epidemic
http://www.cnn.com/2016/05/11/health/sanjay-gupta-prescription-addiction-doctors-must-lead/index.html
そしてタイミングよく、同日中に下院議長のポールライアンがOpioid Epidemicについてメディアで取り上げました。
彼は前からこの問題に取り組んでいたようですが、多分選挙戦の材料として有効に使うような気がします。
素人が察するに、民主党のクリントンとサンダースはマリファナの合法化を支持しているから。
サンダースは連邦政府によるマリファナの規制は無効と訴えているそうで、クリントンは規制の緩和を求めている。
ビルクリントンとオバマは個人的にマリファナを吸ったことがあるという。。。つまり肯定派に入るとみています。
マリファナは大丈夫って本当ですか? 麻薬常用者の始まりは処方箋以外だとマリファナではないのですか?
もちろんマリファナでストップする人もいると思いますが。タバコと同じでただの好奇心で吸ってみるだけだとか。
そしてCNNで何故かこのタイミングに取り上げられた、ヘロインより強力だというフェンタニル(合成麻薬)。
サンジェイ・グプタ氏の記事とCNNの報道を見る限り、処方箋を出すドクターがスケープゴートにされている。
製薬会社の責任追及はサラッと流し、処方箋を出すドクターに罪を擦り付けているように見えてしまいます。
そうそう、サンジェイ・グプタ氏の記事にもあのスーパーボウルのコマーシャルのことが引き合いに出されていました。
あのコマーシャルで、どれだけの麻薬常習者(便秘に悩む人)がいるのか世間に露呈したようなものでしたね。
製薬会社から恩恵を受けている政治家たち、裕福層に入るドクターを見殺しにするのでしょうか。
トランプ旋風で今まで鬱屈してきた国民の不満が爆発したのを目のあたりにし、焦っているのは確か。
次の選挙の準備を踏まえて、自分たちは麻薬撲滅に向けて頑張っているというポーズを取りたいのかもしれません。
脱線すると、テッドクルーズは2018の中間選挙に向けてもう準備しているとか。。。
いくらドクターが処方箋を出すのを控えても、製品として製造・販売しているのは製薬会社。
次は癌患者を増やすように仕向けて、合法的にオピオイド系の薬を使用してもらう。。。というのは悪い冗談です。
生産コストに見合うように薬の一粒の値段が高くなるだろうことも予測できます。
麻薬問題が選挙戦でどのように扱われるのか密かに注目しています。
ただ単に製薬会社を擁護して、政治資金を調達にするのであれば幻滅しますね。
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【4286】 大統領選挙と麻薬問題 2016/5/11(水)22:55 節分改め皐月 (2949) |
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