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104760 消費者金融と銀行と破産する若者・シニアの記事 |
2017/11/9(木)12:19 - SweetHeart - 2177 hit(s)
www.nhk.or.jp/gendai/articles/3959/
貸付残高はこの5年で60%増で、若者やシニアに自己破産する人が増えているそうです。
クローズアップ現代というNHKの番組ですが、この中でゲストの弁護士が「2006年当時は、
こういう状態が起こると、われわれ、全く予測できなかったんですけど」と言ってますが、金融ど
素人の私でも10数年前から、日本のテレビコマーシャルで、名だたる芸能人が銀行のカード
ローンの宣伝に出演していているのと、銀行カードローンのCMがどんどん増えているのを見て、
「これって絶対におかしい。アメリカのように借金地獄に陥る人が、きっと爆発的に増える。」と
思っていました。
明らかに銀行カードローンは消費者金融に名前を変えて化けただけのものだと素人でも気づき
ました。それを野放しにして、今になって銀行カードローンにも上限規制を設けようとする姿勢
(これは政府だけでなく、銀行のあり方、テレビ界のあり方)に、改めて腹立たしさを感じます。
今まで、消費者金融がサラ金と呼ばれて大きな規制が入ったことは知っていましたが、その後、
徐々に銀行カードローンというものが増えて行くのを見て、いったい消費者金融とどう違うの
だろう?と常々疑問に思っていました。上記サイトなので、初めて詳しく知ったのですが、
お金を儲けたい銀行が危機に陥った消費者金融と結びついただけという、かなりの単純構造です。
銀行は名前を貸す代わりに、サラ金のノウハウをすべて消費者金融に頼り、たとえ借金が取り戻せなくても、
負債はすべて消費者金融がかぶるという構造になっているそうです。
銀行では、消費者ローンの獲得キャンペーンがあって、それで銀行内上位に入ると表彰される。
というシステムまであり、若い銀行員は消費者ローンの案件をどれだけ取ってくるかが、
その人の評価の基準の大きな柱になっているそうです。それで銀行員はお金の困ってそうな人を調べて声をかけるのだ
そうです。まるでヤクザの高利貸し商売です。
日本人には大きな銀行さんなら安心という銀行神話がありますから、まんまと化かされて借りてしまう。
そしてサラ金が社会問題になった頃の借入れ金の上限は、消費者金融にのみ課されたものなので、
銀行には当てはまらず上限もないそうです。
若者やシニアの自己破産の記事を読んで久々に怒り心頭です。
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【104760】 消費者金融と銀行と破産する若者・シニアの記事 2017/11/9(木)12:19 SweetHeart (1940) |
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