我が家には少し年の離れた兄弟がいます。お兄ちゃんの時は、2歳から5歳までNYに住んでいたため、帰国後もインターの幼稚園を選びました。
小学校は普通の公立小学校へ行きましたが、港区という土地柄、帰国子女でインター出身と言っても何にも問題ありませんでした。西町やセントメリーズなどの小学校も進学先として考えましたが、うちの場合はインターに行かなくて良かったと思っています。小学生の時は、英語の維持に力をいれつつ、中学受験の勉強もしなくてはいけなかったのでちょっと大変でしたが、現在は私立の進学校に入り、日本の教育システムにどっぷりつかっています。
次男は帰国子女ではありませんが、お兄ちゃんの通っていたプリスクールからキンダーへと通いました。それでも、日本に住んでいて、両親日本人なので、お兄ちゃんの時ほどは英語力がつかなかったように思います。日本の環境に育っているので、次男の時は初めからインター小学校は眼中になく、受験させようと思っていました。でも、受験用のお教室へ通っていたとき、そこの先生から「インター出身で私立のお受験は、ご両親の出身校以外は難しいですよ。滑り止めレベルの私立なら大丈夫ですけど」と言われて、某国立大付属のみを受験して合格しました。
違うキンダー出身ですが、私のお友達のお子さんも、キンダーから国立大付属に合格されているので、国立なら実力と運(抽選があるので)だと思います。
ただし、ペーパー問題や、日本語での面接に備えて、受験用のお教室へは通わないと事実上は無理だと思います。頭が痛かったのが、ただでさえ10万を超えるキンダーの学費に加えて、お教室のお月謝が高かったことです。大手の塾と個人塾を掛け持ちしており、それぞれに月謝や教材費、合宿費、模擬試験代などがかかります。合格したから、今は笑い話ですが、あればちょっと辛いですね。
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