Kids & Family News from U.S.A

┏━━━━━━━━━━━━┓
┃母親になると頭がよくなる
┗━━━━━━━━━━━━┛

アメリカのリッチモンド大学のリサーチによると出産経験のないネズミに比べ赤ちゃんを育てている母ネズミの方がストレスに強いことがわかった。さらに最近の研究によると母ネズミは、より記憶力がよく空間認識能力にも優れていた。ネズミの脳は母親になった途端に劇的な変化を遂げると研究者のキンスレイ氏は述べている。それはエストロゲンとオキシトシン(子宮収縮や母乳分泌を促進するホルモン)というホルモンによるもので、ホルモンレベルが上がるとともに脳のニューロン(神経細胞)密度が高くなった。

また、出産経験に関係なく赤ちゃんの傍にいるだけで理由は定かではないが女性の脳は活性化し、記憶を司る中枢である脳の海馬という部分における新しい神経細胞が何百と増殖した。(雄の場合は赤ちゃんの傍にいても神経細胞の増殖は12しか確認できなかった。)

ちなみに、妊娠するためのホルモンは大体どの種においても同であることから、人間の母親にも同様のことが起こっていると予想される。この研究結果から多くのことを読み取りすぎるのは危険であるが、進化の過程で母親が賢い方が有利であったということが考えられる。

豆知識:【海馬】

この海馬という部分はネズミでは親に毛づくろいを十分にしてもらったネズミの方がよく発達することが発見されてもいる。また、ロンドンのタクシー運転手も非常に複雑で入り組んだ道を覚えるために勤続年数が長いほど、海馬が発達しているということが発見されている。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃2003年インフルエンザと子どもへの予防接種
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

インフルエンザ流行の季節が近づいてきました。インフルエンザはインフルエンザウイルスによる急性ウイルス感染症です。日米ともに、その予防接種は任意で、生後6ヶ月以下の子どもには勧められていません。

2003年10月15日、アメリカのAdvisory Committee on Immunization Practices (ACIP) は、生後6ヶ月〜23ヶ月の赤ちゃんにも毎年インフルエンザの予防接種をすることを推奨することを投票の結果、決定しました。 それ以前は、インフルエンザの予防接種は、6ヶ月以上の子どもに有益でありうるとはするものの、慢性の肺炎、心臓病、糖尿病、免疫障害の子ども以外には、特に強く推奨していませんでした。この決定により、インフルエンザの予防接種は、6ヶ月以上の全ての子どもに推奨されることになりました。

9歳以下の子どもには10月〜11月にかけて2回、1ヶ月の間隔を空けて接種することで有効な感染予防効果が期待できるそうです。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃妊婦&授乳中のママもポテトチップやフライドポテトをあまり食べない方がいい
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

今年4月スウェーデン食品庁(NFA)が、炭水化物の多く含まれている食品を高温で長時間、揚げたり焼いたりすると発癌性の疑いのあるアクリルアミドが比較的高濃度で検出されると発表された。それを受けてWHO(World Health Organization) も、急遽アクリルアミドの危険性についての調査報告を行った。

特に、危険視されたのがアメリカ人の大好きなポテトチップスやフライドポテトである。(ジャガイモを煮た場合は、アクリルアミドは、ほとんど検出されなかった)

例えば、日本でも売られている(去年、遺伝子組み換え食品の表示がなく売られていたということで話題にった)Pringle’s Potato Crisps の場合は、許可されている208倍、 Honey Nut Cheerios には50倍ののアクリルアミドが検出された。

WHOで示されている大人の一日のアクリルアミドの許容摂取量が70microgramsで、日本人の平均的なポテトチップスやフライドポテトの消費(ポテトチップスを3週間に一袋、フライドポテトを2週間に一食程度)であれば、一日のアクリルアミドの摂取量は29microgramsなので、それほど問題にはならない。しかし、1袋(70グラム)のポテトチップスで100〜250microgramsのアクリルアミド、一食(100グラム)のフライドポテトで50〜80microgramsのアクリルアミドが摂取されるので、毎日このような食品を食べ続けると大幅にアクリルアミドの摂取量が増えてしまうことになる。

また最新のドイツのリサーチによると、このアクリルアミドは赤ちゃんの脳の発達に影響を与える毒性があり、胎盤や母乳を通して赤ちゃんにも摂取されてしまうため、妊娠中や授乳中の母親は、できるだけフライドポテトやポテトチップスを食べないようにした方がいいということである。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━┓
┃水疱瘡予防接種の有効性に疑問
┗━━━━━━━━━━━━━━┛

ニューハンプシャーのデイケアで水疱瘡が大流行したことにより水疱瘡予防接種が、考えられていたほど有効ではなく水疱瘡を防ぐのに44%のみ有効ということがわかった。特に、3年以上前に接種を受けた子どもは、水疱瘡に感染しやすかった。

詳細:ニューハンプシャーの小さな町で、全ての予防接種を3年前に済ませていた4歳の男の子が、デイケア内で水疱瘡を発症。その後、12人以上のクラスメートが水疱瘡に感染した。そして感染した子ども達のほとんどが水疱瘡の予防接種を受けていたことがわかった。

それから2ヶ月も経たないうちに、再び12人の接種を済ませている子ども達が感染した。これの事実からbooster shot と呼ばれる2度目の接種が必要かどうかが今、検討されている。

*水疱瘡のワクチンは1995年にFDAに承認されている。
*接種は受けていた子どもは、感染はしたが重症にはならなかった。

SweetHeartの次男も、予防接種を受けているので、かなり心配。実は、4年前にSweetHeartは、こんなことを書いているのです。

---------------------------

水疱瘡予防接種のコワーイ話


昨日、次男ショーンの15ヶ月検診に行ってきました。そこで、片足ずつに「DTP」と「MMR」を打たれたのですが、お医者さんが、3ヶ月後の来診の時には、「ポリオ」と「B型肝炎」と「水疱瘡」をやるから、と言うのです。


『エー!!水疱瘡いつから、こんな小さい子に予防注射するようになったの?(心の中で)』とビックリ!!思わず
「考えさせてください・・・水疱瘡の予防注射は、まだ開発されたばかりで、もしかしたら、予防注射をしても、その免疫が切れて、またかかる可能性が強い・・・かもしれない、と聞いているんですけど・・・」と聞くと、医者は、
「そう、免疫が切れるかもしれない・・・というのが、この予防接種の欠点なんだよ。でも、まだ、今、接種を受けている子達が大きくなっていないので、その辺はわからないんだけどね・・・」とニコリともせず真顔で言うのデアル。(ア、ここでニコリとしたら、もっと恐いか。)チョット、チョット!デアル。


私、実は、おととし、ある通訳の仕事で、この水疱瘡の予防接種を開発したチームの一人に会ってるんです。その時、「副作用とかの報告とかも、結構来ているんだよね。」という話を小耳にはさんでしまったんです。コワーイ!である。なんでも製薬会社は、予防接種関連のものは結局定期的に、ものすごい数で出るから、スゴク儲かる分野なんだそうです。だから、この水疱瘡もMUSTになれば、もうガッポ、ガッポなわけである。

---------------------------

とりあえず次男には受けさせないつもりと、その時は書いたのですが、その後、里帰りするときなどに日本の幼稚園で体験入園をして水疱瘡にかかって1週間以上、家にこもることになっては・・・という考えなどから、5歳の時点までかからなかったので、ついに水疱瘡接種を受けさせたのでした。これからの、成り行きを見守らなければなりません。

┏━━━━━┓
┃テレビと脳
┗━━━━━┛

最近テレビから放出される陰極放射線(cathode ray radiation) が13歳以下の子どもの脳に取り返しのつかないダメージを与えるとCIBS(Central Institute of Behavioural Sciences)の研究者によって発表された。

過去2年の研究で、子どもがテレビを見ているとき、子どもの脳に有害な化学物質が作られるのが発見された。その化学物質は左脳よりも右脳機能を高めるため、性格が非常に不安定なる他、集中力、忍耐力がなくなる、意識的な記憶力、分析力が落ちるということである。

さらに最近の研究では、テレビを見ているとき、脳内麻薬とも呼ばれているエンドルフィンというアヘンやモルヒネのような物質が、急増し、こどもは半睡状態になり、意識レベルが低下することも発見されたと言う。

┏━━━━━━━━━━━┓
┃コンピューターゲームの脳
┗━━━━━━━━━━━┛

東北大学の川島隆太教授 研究によると、人間が計算をしている時は『左頭頂葉』は『前頭葉』『頭頂葉』『後頭葉』と、脳全体が活動しているのに対し、ゲームをしている時の脳は、後頭部の部分『視覚野』と手を動かす『運動野』しか働いていないということである。前頭葉は、感情を司る大切な場所で、ゲームをしすぎて育った子どもは、この部分が未発達なために、感情のコントロールができなかったり、我慢ができなかったり、すぐに切れたりするのではないかという説も出てきている。

┏━━━━━━━━━━━┓
┃ハリーポッターとコカコーラ
┗━━━━━━━━━━━┛


まだハロウィーンまで一ヶ月もあるというのにスーパーの棚に、これでもか!これでもか!というようにハロウィーン用の山のようなキャンディーが置かれ始めたのを見てうんざりする。

アメリカの子ども達のお祭りごとや行事は、必ずキャンディーやジャンクフードと結びついている。イースターのジェリービーンズ、ハローウィーンのキャンディー、クリスマスのキャンディーケイン、さらに一年を通して学校やスポーツ活動を通して募金集めのために山のよう詰まれるキャンディー・ボックス。

次から次へ高波のように襲い掛かってくるキャンディー、それを全て無駄なく消費したがる子どもたちとの戦いにもホトホト疲れてしまう。

アメリカにおける過去20年間のキャンディー消費量の増加は50%、ソーダの消費量は2倍にもなっているという。多くの子どもが一日の必要カロリーのうちの20%を砂糖から取っている計算になり、それはティースプーン29杯分にも相当するというのだから恐ろしい。

最近、コカコーラが、ハリーポッター映画を製作しているワーナーブラザーズに巨額のお金(1億5千万ドル)を払って世界中のコマーシャルの独占契約を取得したという。 世界の子ども達に絶大な人気のあるハリーポッターのイメージを利用して、
健康を蝕む飲料水の売り上げをさらに伸ばそうという商魂である。

それに対して、The Center for Science in the Public Interest (CSPI) という非営利団体が、この契約によって 1,500万ドルを受け取るとされている、ハリーポッターの作者 J.K. Rowling   に手紙を書いて、契約を破棄してもらおうというサイト“Send the letter to author J.K. Rowling” を立ち上げた。日本語版もあるので Check it out!! 

“Send the letter to author J.K. Rowling”
http://www.saveharry.com/

*12オンスのコカコーラやペプシには45ミリグラムのカフェインと10〜12ティースプーンの砂糖が含まれている。


 

添い寝論争(アメリカのモーニングショー“Good Morning America”より

過去3年間、少なくとも180人の赤ちゃんが添い寝をしていて死亡しており、CPSC(U.S Consuper Products Service Commission)は9月に2歳以下の子どもはベビーベッドに寝せるようにとの警告を出した。

しかし、アメリカの著名な小児科医であるシアーズ医師は一人寝中の突然死が年間2,500件あり、添い寝で死亡する赤ん坊より、数の上で、はるかに多いことをあげ、適切な注意さえすれば添い寝は安全だと主張している。

アメリカでは、50〜60%の親が添い寝をしているという予測もある。シアーズ医師自身9才、6才、2ヶ月の子どもたちを育てるのに添い寝をしてきており、大体2歳〜4歳の間に離乳と一人寝をするようにしているという。

添い寝の赤ちゃんは、親の注意を引くために個室で一人で泣かなければならない赤ちゃんに比べ、精神的な安心を得ることができるとも語っている。

シアーズ医師は、このように添い寝を薦めるとともに以下の点に注意するように促している。

●ベッドを壁にピッタリと隙間のないようにくっつける。隙間がある場合は、くるくると巻いた毛布を隙間につめる。乳児が、ベッドから落ちて壁との間にあさまって窒息死したという例が多い。

●ベッドの周りに家具を置かない。赤ちゃんがベッドから転げ落ちた場合に、ベッドのナイトテーブルなどの家具の間にはさまって窒息死する場合がある。

●ベビーベッドに寝せる場合はCPSCが認可にした安全なベッドとフレームを使うこと。

●赤ちゃんがベッドのフレームの間に挟まるという例があるので、フレームサイズにあった規格のベッドを選ぶこと。ウォーターベッドや羽根布団は使わないこと。


●親が寝返りを打ったさいに赤ちゃんに多いかぶさることを防ぐためには、寝る前に酒
類やいかなる薬飲むのを避けること。特に母親というのは、赤ん坊がどこに位置してい
るのかを察知する能力が備わっているので、薬や酒類などの影響がない限りは、寝返
りを打っって赤かちゃんを窒息死させることはないという。

ついに出たピンクのバターに青いフライドポテト

昨日、スーパーで冷凍食品のケースを見ていたら、いきなり目に飛び込んで来たのが真っ青な蛍光色の食べ物。思わず手に取って袋を読むと「なになに?えー!!これはフライドポテト!!」さらにその袋の横に並ぶ、ココア味、シナモンシュガー味の色も味もカラフルなフライドポテト群。(どんなものが興味のある方はhttp://www.nick.com/ads/ore-ida/を見てください。)


半年ほど前に、人気映画シュレックのキャラクターの紫や緑のケチャップが売り出されて、次男にスーパーで「買って〜!」攻撃にあったこを確か書いたが、この商品が多分ヒットしたのだろう。その後、なんとピンクとブルーの子ども向けチューブ入りバターが売り出された。そして、今度はフライドポテトである。

子どもをターゲットにした市場競争のアメリカ食産業の節操のなさには、あきれ返るばかりである。

≪そして、先日の60Minutesという「世相を切る」的なテレビ番組での話し≫

1970年代には20人に一人だった子どもの肥満が今では7人に一人の子が肥満だという。最近では8〜10歳の子どもでも75s〜80sという子どもが出てきており、悪玉コレステロール値の高い子も激増し、10歳で心臓発作を起こして亡くなるケースも出ている。

子どもの肥満は深刻で、6歳までに肥満だった子の半分が大人になっても肥満のままで、アメリカ成人の死因の原因としてタバコを抜く勢い。毎年30万人以上、10人中4人の死因が肥満である。

最近NYの56才の男性が、肥満で心臓病、糖尿病を患ったのは不健康な食事をさせられたせいと、マクドナルド、バーガーキング、ウェンディーズ、ケンタッキー・フライドチキンのファストフードチェーン4社に対して損害賠償請求訴訟を起こした。

この人は、現在体重123.4s。1950年代つまり子どもの頃からファストフードを食べ続けたそうだが「牛肉100%というから、体に良いと思っていたのに、脂肪ばかりで肥満になった」と訴えている。

そんな馬鹿な理由で・・・と思うかもしれないが、子どもの肥満に目を向けてみると、もしかしたら、この訴訟、自制心がなくて肥満になった人の逆恨みとばかりは取れなくなってくる。

アメリカの食産業はカロリーと脂肪の高い食べ物の“子ども向け”宣伝に去年だけで130億ドルを費やしているというのである。大人はまだしも自制心の育ってない子どもは食産業にとって格好の餌食である。

ファーストフードエクスパートによると、企業はフード・デザイナーや心理学者を雇い、子ども達が、よりこれらの飲食物に中毒になるように(また、どうしても食べたいという気持ちにさせるために)巧妙に脂肪、砂糖、塩の量を調整し、さらにInternational Flavors and Fragrances Companyという企業があり、子ども達がもっと食べたくなるような匂いや色、味の添加物を開発し混入させているというのである。

さらに、そのような食べ物をより大量に食べさせるために、1955年マクドナルドのフライドポテトは2.3OZ、210カロリー、1サイズのみだったのが、今ではスーパーサイズ 6.9OZ、610カロリーまである。コカコーラも1955年には6.5 oz、80カロリーワンサイズだったのが、今一番人気のあるサイズがその3倍の20 oz.80カロリーである。

マクドナルドでも、去年あたりから、日本でも売っているのと同じ子どもサイズのオモチャ付きHappyMealサイズに加えてマイティーキッズという、さらに大きいサイズのセットをより魅力的なオモチャ付きで、もちろん値段も高くして売り出しており、子ども達の食べすぎに拍車をかけている。「もっと太れ〜もっと食え〜」まるでヘンゼルとグレーテルに出てくる魔女である。はたまた、牛にホルモン剤をガンガン注射して自然の摂理以上のミルクを出させようという考えを、人間の子どもにも応用しているようなものである。(人間の子の出すミルク=金である。)

そして、最近では、マクドナルド、バーガーキング、ピザハット、ドミノピザ、タコベルなどのファーストフードはアメリカの公立中学の30%のカフェでも買えるそうである。外の店舗より安い値段で売って、学校で子どもたちをファーストフード中毒にしてしまっているのである。

ブルーのフライド・ポテトを見たその夜のこと、次男がテレビのコマーシャルを見ながらCMソングに合わせて「ファンキ〜フラ〜イ」とお尻をふりながら歌っていてギョッとした。例のブルーのフライドポテトのCMではないか。

オームの麻原彰晃のプロモーション曲が、人間の心理をついて一度聞いたら忘れられないように実にうまく作詞作曲されているという記事を読んだことがあるが、子ども向けCMソングも子どもがすぐに覚えてしまうように巧妙に仕掛けられているのである。

利益のためなら何でもするというアメリカの企業精神、その餌食になる子どもたちの未来は、一体どうなるんだろう。

 

中耳炎78%は抗生物質不要&日本人の抗生物質好きに注意

ロスの子ども病院での研究で1999年から1966年の間の74のリサーチを再審査した結果、78%の子ども達は抗生物質なしで4〜7日以内に中耳炎が治っていた。オランダやヨーロッパでは、24〜48時間以降も症状が改善せず悪化する場合以外は、中耳炎の治療に抗生物質を使わないことが一般的となっている。研究では、さらに抗生物質の副作用としてアレルギー反応が起きたり下痢を引き起こしたりする危険を指摘している。

抗生物質の過剰使用によって、耐性菌という抗生物質の効かない強力な菌が出現し、更に強力な抗生物質を作り、という悪循環が起きてしまうので注意が必要である。

アメリカでは、過去10年の間に抗生物質の処方は25%減少している。一方、Cipro, Biaxin, Zithromax等の一日一回5日間飲むタイプの抗生物質は1992 〜 1999年の間に400%も処方が増えている。これは、便利さと医者や一般大衆への薬剤会社の猛烈な宣伝効果によるものであり、警鐘を鳴らす医者も多い。

-------------

ロス在住の日本人医師は、「日本の患者さんは、通常の風邪でも抗生物質を求めることがあることと、抗生物質を処方しても最後まで飲まずに、数日で症状が軽くなるとそこで自分で止めてしまう」と述べている。これは、おそらく日本での治療経験(風邪でも抗生物質が処方されることがあり、その場合、服用期間が通常3〜4日であること)が原因であろう・・・と注意を促している。(海外母子保健情報収集調査団報告書より)

SweetHeart・・・このページの下の方にも「怖い抗生物質の使い過ぎ」という記事がありますので参照してください。

妊婦さんとペット

ハムスターやねずみは、リンパ球性脈絡髄膜炎ウィルスと呼ばれるウィルスを持っている可能性があり、妊婦がこれに感染すると先天的障害を引き起こす可能性がある。妊婦は、これらのペットに触ったり、ペットを入れている籠の中のほこりを吸わないように注意する必要がある。

また、その他のペットでも犬や猫、鳥などに寄生するトキソプラズマという原虫は人間にも感染するので注意が必要。トキソプラズマは犬猫鳥などに寄生している原虫で、ふんや生肉などを媒介として感染する。ごくまれにではあるが妊婦が感染すると、原虫が胎盤から胎児の体内に潜入し脳障害や水頭症を引き起こす。(妊娠前に感染して免疫ができている場合や妊娠20週後に感染した場合は問題ないとされている)

ペットを既に飼っている場合の注意点は、ペットにキスしたりしない。ペットのトイレ処理では直接手が触れないように注意する。ペットのダニやノミ予防のためには、こまめにペットの手入れをすることである。

水疱瘡の2度感染

Disease Control and Preventが、一度水疱瘡にかかった人が、再度かかる可能性について5年間の研究結果を発表した。研究期間中、約10%の人が二度目の水疱瘡に感染した。(全員、一回目は自然感染であり5歳以前に感染している)。内11%は1歳以前に感染している。内45%は家族の中
にも二度水疱瘡に感染した者がいた。

概して、最初の感染は軽い症状のみで終わっており、二度目はそれ以上に軽い症状で済んでいる。

つまり、二度感染者には遺伝的要素があり、最初の感染が比較的早期(特に12ヶ月以下)だった場合に、二度感染する人が多いということがわかった。


体罰の影響

コロンビア大学心理学者のスパンキング(お尻をたたくこと)に関する過去60年の研究によると、子どもの注意を素早く促し、好ましくない行いを止めさせるには即効力があるが、長い目で見ると良くないと発表している。スパンクされた子は、成長してから、より攻撃的で、反社会性を示し、成人して結婚しても自分の子どもや伴侶に対し虐待する割合が高かった。

特に7歳から12歳までの子どもは、それ以下またはそれ以上の子どもよりも、体罰によって否定的な影響が大きい。それは子どもが7歳になるまでには、体罰以外に他の躾の選択ができるはずであるのに、体罰に頼ること自体が否定的な子育てをしているサインだからであり、また、子どもも、この年で体罰を受けることは普通ではないと理解できるようになっているので、より否定的な影響を受けてしまう。さらに、この時期には、友達の影響よりも親の影響をより受ける時期なので、より子どもに与える影響は大である。ただし、6歳以下の子なら体罰を与えても大丈夫ということではないと結んでいる。

それに対しネブラスカ医療センターの心理学者は、激しく、頻繁なスパンキングは、子どもに悪い影響を与えると注意を促しながらも、スパンキングをするか否かの問題よりも、どのようにスパンキングするかが大切であると反論している。そして、2歳〜6歳にかけての虐待ではないスパンキングをタイムアウトは口で言って聞かせるなどの他の躾法と合わせて使うことは有効であり、以後のスパンキングの必要性も現象すると述べている。

*SweetHeart...(注)アメリカでは、日本のより体罰に対して非常に神経質。頭から上をたたくことは、非常に良くないとされ、一般には、体罰論議が行われる時は、スパンキング(お尻をたたく)が問題とされる。

ロサンジェルスの Children's Institute International (CII)の調査によると、調査に参加した成人の82%が子どもの頃にスパンキングされたことがあると答えており、55%&がスパンキングは必要と答えている。


電子レンジでお湯を沸かす時の注意

(友人から回って来たメール)

5年前のこと26歳の息子が電子レンジでお湯を沸かそうとした時のことです。何分タイマーをかけたのかはよくわかりませんが、タイマーが切れ、カップをレンジから取り出し、カップの中をのぞいたところ、まだお湯が沸ききっていないようだったそうです。ところが、その瞬間、カップの中のお湯が息子の顔に爆発しました。息子は顔に第二度の火傷を負い、左目の視力をかなり失いました。

病院で手当をしてくれた医者の話によると、これは非常に一般的な事故で、決して電子レンジでお湯のみを沸かしてはいけないとのことです。

電子レンジでお湯を沸かす場合には、木の箸やティーバッグなどを入れてやると、エネルギーが放散していいそうです。

化学の先生によると、これはスーパーヒーティングという現象で、水が熱せられた時によく起こる現象で特に水を入れた容器が新しい場合に起こりやすいそうです。

「水が沸騰して泡が出るよりも早く水が熱した場合に起こります。もしカップが非常に新しいと、カップの内側の表面にほとんど傷がないので泡ができるための場所がありません。

泡ができないと、熱が逃げることができません。すると液体は沸騰できせん。そこから、さらに液体が沸点を越えて、さらに熱せられた状態で、液体が揺さぶられると急速に泡が形成され熱い液体を放出します。この現象は炭酸を振ってから開けた場合に中身が噴出するのと同じです。」

 

Ab Energizer, Abtronic and Fastabs を誇大広告と詐欺と政府が発表

2002年5月8日、FTC (Federal Trade Commission)が、話題の痩身具Ab Energizer, Abtronic and Fastabs の3商品が誇大広告と詐欺であると発表した。

この装身具は「10分ウェストに着けるだけで60回腹筋したことと同じ」という広告で日本ではいまだに宣伝されている様子。

実は、義理の父など2台も買って(1台は兄にプレゼントした)しまいました。ほぼ泣き寝入り状態だそうです。買おうかななんて考えている方!気をつけて!

 

朗報!!駐妻が働けるようになった!!

1月16日にブッシュさんがサインして、Eビザ、Lビザの人も働けるようになったそうです。EAD(Employment Autorization Document)という就労許可証をINS(イミグレ)に申請するだけだそうです。詳しくは、「おしゃべりたんぽぽ」というNJの生活誌2002年3月4月号「法律相談」P14 に掲載されています。

http://www.tampopo.info/tampopo.asp?page=30-14

 

ちなみにこのEADフォームは、INSサイトからダウンロードされます(ダウンロードには、Acrobat Reader が必要)。また、さらに詳しい申請方法もここに掲載されています。

http://www.ins.usdoj.gov/graphics/formsfee/forms/i-765.htm

お留守番は何歳からOK?

私はNJ在住ですが、以前から13歳未満で1人で留守番させたら違法であると言われ、近所の人に連絡でもされたら育児怠慢で逮捕されると信じていました。ですので、うちの長男は11歳ですが、夏休みなどは、ぶーぶー文句を言う息子を二人連れてスーパーで買い物するのは、本当に苦痛でした。

最近、Q&A掲示板への質問をきっかけに、きちんと調べてみることにしました。そして、非常に意外な回答を得ました。

以下は調査結果です。まず、各州によっても違うので、各州にあるHuman Service Agency に電話をかけてみてください。(基地に住んでいらっしゃる場合は、基地ごとにまた別のルールがあるようです。)私は、ネットで見つけることのできたニュージャージーとダコタ州二つのHuman Service Agencyに直接電話して話しを聞くことができました。この二つの州に限っては答えは同じでした。

「No legal age」つまり法律で、何歳とは決まってはいないそうです。ただガイドラインとして大体、何歳ということがHuman Service Agencyの方から出されているそうです。

ちなみにダコタのガイドラインは以下の通りで、Agencyの方の話しでは各州、大抵
このラインに近いものが出ているはずだとおっしゃっていました。

7 under Should not be left alone for any period of time. This may include
leaving children unattended in cars, playgrounds, and backyards. The determining
consideration would be the dangers in the environment and the ability of the
caretaker to intervene.

8 to 10 yrs. Should not be left alone for more than 1 hours and only during
daylight and early evening hours.


11 to 12 yrs. May be left alone for up to 3 hours but not late at night or in
circumstances requiring inappropriate responsibility.


13 to 15 yrs. May be left unsupervised, but not overnight.

16 to 17 yrs. May be left unsupervised (in some cases, for up to two consecutive
overnight periods).

さて、それでは法律じゃないから、8歳でもお留守番させていいかというと、そこが難しいところで、もし何かあった場合、もし8歳の子が1人で家にいたという場合は、親の責任を問われる度合いはより高くなるということのようです。さらに、そういうことが起こった場合に、もし煙の警報装置がちゃんと設置していなかったとか、避難口がちゃんと確保していなかったということが発見されると、さらに親の罪は高くなるということもあるようです。

法律的規制がなくても、やはり日本の感覚で考えては危ないとSweetHeartは思います。また、法律ではないにしろ、多くのアメリカ人もこれは法律であると考えている人が多くおり、そういう人達が、おせっかいを焼いてくる可能性も多いにあります。

注:車の中に幼児を残すことは1分でもNeverですので気をつけて!!数年前に、マサチューセッツ州の母親が1分以下のことだったにも関わらず逮捕されました。

最後に、以下のことがHome Aloneの注意点です。

  • Whenever any child is unsupervised/unattended the following should apply...
  • There must be no emotional, medical, or behavioral problems which affect
    judgement or decision-making skills.
  • Child must be comfortable being alone.
  • Youth must have a safety plan worked out with the parent/caretaker, which
    includes:
  • How to access parent or other responsible adult at all times
    (including knowing the parent/caretaker's whereabouts and having a telephone number where parent can be reached).
  • What to do in case of emergency.
  • Guidelines for acceptable behavior.
  • Knowledge of emergency telephone numbers.
  • Youth must demonstrate the ability to follow the safety plan and to make
    decisions that reflect concern for personal safety.

IQに関するニュース

@the University of Southern Californiaの心理学者の1,795人の子どもを対象とした研究によると、他の子どもとよく遊び、大人とおしゃべりする、大人から見ればやんちゃ過ぎてと言われるほど活発で社交的な幼児の方が、そうでない子よりも11歳になった時点で、IQが12ポイント高く、学校の成績や読解能力も高かった。

A 2002年5月の Journal of the American Medical Association (JAMA)に、7ヶ月〜9ヶ月以上母乳で育てられた子は、7ヶ月未満母乳で育てられた子どもよりもIQが高かったと発表された。

妊娠中と授乳中に乳酸菌を摂ると子どものアトピー(atopic eczema発生率が低くなったというフィンランドでの報告

フィンランドで62ヶ月にわたって132人の妊婦(自身か、親兄弟にアトピー症の人がいる、または夫にアトピー症がある人)に対して行われた研究によると、乳酸菌を摂ったグループは摂らなかったグループに較べ、母乳中の抗炎トランスフォーミング成長因子Beta−2が2倍に増えていた。さらに、母親が乳酸菌を摂っていた乳幼児は生後2年の内にアトピーが出る率が66%低かった。

過去20年、開陰切開が著しく減る

Philadelphia Medical Center の医師達が過去1983年から2000年までの34,000件の出産記録を調べたところ、1983年には会陰切開が70%の割合で行われていたが、2000年には19%の割合になっていた。カンシが必要な場合は大きな赤ちゃんを出産した場合での、会陰切開の割合は、ほとんど過去も現在も変化がないことから、本当に必要な時にのみ会陰切開が行われるようになったことがわかる。このような変化は、「会陰切開は正常な普通分娩の際には必要ではない」ということを記述した文献が増え、その考えが多く浸透してきたことに起因する。

 

言葉の遅い子は数学能力と音楽能力に優れている

フーバー・インスティテューションのトーマス・ソエル氏、およびその他のリサーチ結果によると、音楽に優れている子どもは、数学的才能にも秀でている場合が多いが、言葉の発達が遅いケースが多々見られるという。

氏のリサーチによると、これは、遺伝的な要因が強く、聡明だが言葉の発達の遅い4分の3の子どもたちは、近い血縁関係者の中にエンジニア、数学者、科学者がいた。そして、5分の4の子供たちの近い血縁関係者の中に何らかの楽器をこなすものがいた。これらの子供たちは言葉は遅いが算数や、分析能力、音楽の学習をさせれば、著しい進歩を見せるという。

(下の「天才たちの幼少時代」でも御紹介したようにアインシュタインも4ー5才まで、一言もしゃべらなかったそうです。さらに9才になっても流暢にしゃべることができず両親を大変心配させたということです。それでも5才の時に彼は父親がくれた羅針盤をみて、それが常に北を指していることに対して非常に興味を抱き、「物事の背後には深く秘められたものが隠されているにちがいない」という思いを持ったのです。しゃべれることと、知能の発達とは、全く関係ないという良い例ですよね。)

 

天才達の幼少時代

子どもが2〜3歳位になると「言葉が遅い」と心配する方が多いですが、天才達にも、幼い頃の言葉の遅れがひどく、普通の学校に 受け入れてもらえなかったという話が多く残っています。

エジソンは、特に言葉の遅れがひどく学校に受け入れてもらえなかったため、母親が教育したという話は有名です。8歳になってやっと学校に入いってからもアルファベットや 綴りを、なかな覚えられず、それは生涯を通して続いたということです。

ウッドロウ・ウィルソン(米大統領)は、9歳になるまでアルファベットがわからず、11歳でやっ と読めるようになりました。チャーチルは、子供の頃どもりで、英語はいつも落第点でした。アインシュタインなどは、4歳まで一言もしゃべらず、9歳まで読むことができず、学校の成績は、ひどいものだったそうです。。

 

2001年以前に購入した市販薬のリコール情報

Phenylpropanolamine は、2000年11月に、既にFDA(米国食品医薬品庁)によって使用禁止になっていますが、キャビネットなどにある市販薬を一応チェックしてみてくださいね。

日本でこの薬の厚生省令で指定された名称はノルエフェドリン、塩酸フェニルプロパノールアミン、略称PPAと呼ばれており、日本における一般用医薬品としては鼻炎用内服剤、鎮咳去痰用剤及び感冒用剤に、医療用医薬品としては上気道炎治療剤に配合されているようです。

(私が去年買ってきた鼻炎薬には、しっかり主な成分として含まれていました。・・梢血管収縮作用のある塩酸フェニルプロパノールアミンを配合していますので,鼻粘膜の充血やはれをおさえ,鼻づまりを緩和します.・・という効能付き)

注:他にメチルエフェドリンやエフェドリン等が含まれているものも同じように危険とのこと。

これは、あくまでも私がgoogleなどで検索して知った情報ですが、2000年11月アメリカのFDAが使用禁止にした時点では、日本では配合量が少ない、その他の理由で「米国の研究において、服用量が多い場合に出血性脳卒中の発生リスクが高まる傾向が示されていることを踏まえ、定められた用法・用量に従い、過量服用をしないこと等を徹底することとした。」程度にとどまっているようです。

2001年以降の日本のこの薬に関する情報を私自身は見つけることができませんでしたので、今現在どうなのかは、わかりません。ということで、疑問、不安に思われる方は、是非、ご自分で確かな情報を入手されることをお薦めします。アメリカでは、全面使用禁止になっている薬ですので、注意をしてもし過ぎではないかと・・。(カナダではPPAを含むかぜ薬等の販売中止・回収を行っており、中国でも緊急通告によりPPAを含むかぜ薬の処方・販売・開発・輸入などを禁止、その他各国でも同じような動き。)

参照:(熊本県薬剤師会)http://www.npojip.org/druginfo/ppa.htm


(日本薬剤師会)http://www.nichiyaku.or.jp/news/n001120.html

薬害オンブズパースン http://www.yakugai.gr.jp/doc/001207b.html

文理書院 http://www.bunrishoin.co.jp/susume4.html

 

 

Drug Recall: Phenylpropanolamine (注:下記情報は、2001年2月〜3月にある医者が、この薬の危険性およびリコール情報が公によく伝わっていないことを懸念してEメールで色々な人に流しものです。)  

All drugs containing Phenylpropanolamine are being recalled. You  may want to try calling the 800 number listed on most drug boxes and  inquire about a REFUND.

STOP TAKING anything containing this ingredient. It has been linked to increased hemorrhagic stroke (bleeding in brain) among women ages 18-49 in the three days after starting use of medication. Problems were not found in men, but the FDA recommended that everyone (even children) seek alternative medicine.

The following medications contain Phenylpropanolamine:

Acutrim Diet Gum Appetite Suppressant Plus Dietary Supplements
 Acutrim Maximum Strength Appetite Control
Alka-Seltzer Plus Children's Cold Medicine Effervescent
 Alka-Seltzer Plus Cold medicine (cherry or orange)
Alka-Seltzer Plus Cold Medicine Original
Alka-Seltzer Plus Cold & Cough Medicine Effervescent
Alka-Seltzer Plus Cold  &Flu Medicine Effervescent
Alka-Seltzer Plus Cold& Sinus Effervescent
Alka Seltzer Plus Night-Time Cold Medicine
Effervescent BC Allergy Sinus Cold Powder
BC Sinus Cold Powder
Comtrex Deep Chest Cold & Congestion Relief
Comtrex Flu Therapy &Fever Relief
Day & Night Contac 12-Hour Cold Capsules
Contac 12 Hour Caplets
Coricidin D Cold, Flu & Sinus
Dexatrim Caffeine Free
Dexatrim Extended Duration
Dexatrim Gelcaps
Dexatrim Vitamin C/Caffeine Free
Dimetapp Cold & Allergy Chewable Tablets
Dimetapp Cold & Cough Liqui-Gels
Dimetapp DM Cold & Cough Elixir
Dimetapp Elixir
Dimetapp 4 Hour Liquid Gels
Dimetapp 4 Hour Tablets
Dimetapp 12 Hour Extentabs Tablets
Naldecon DX Pediatric Drops
Permathene Mega-16
Robitussin CF
Tavist-D 12 Hour Relief of Sinus & Nasal Congestion
Triaminic DM Cough Relief
Triaminic Expectorant Chest & Head Congestion
Triaminic Syrup Cold & Allergy
Triaminic Triaminicol Cold & Cough

I just found out and called the 800# on the container for Triaminic and they informed me that they are voluntarily recalling the following medicines because of a certain ingredient that is causing strokes and seizures in children:

Orange 3D Cold & Allergy Cherry (Pink)
3D Cold & Cough Berry
3D Cough Relief
Yellow 3D Expectorant

They are asking you to call them at 800-548-3708 with the lot number on the box so they can send you postage for you to send it back to them, and they will also issue you a refund. If you know of anyone else with small children, PLEASE PASS THIS ON. THIS IS SERIOUS STUFF. PLEASE PASS ALONG TO ALL ON YOUR MAILING LIST so people are informed. They can then pass it along to their families.

To confirm these findings please take time to check the following
URL: http://www.fda.gov/cder/drug/infopage/ppa/default.htm Binnie Ross
mailto:binnieross@earthlink.net">binnieross@earthlink.net


アメリカのいじめの実態

「いじめ」はアメリカでも頻繁に起こっており、子育て雑誌などにもしばしば取り上げられるトピックです。

NYU School of Medicineのロバート・グッドマン助教授がアメリカにおけるイジメの実態調査を行った。その調査によると控えめに言っても幼稚園から中学校までの間に少なくとも10%の子どもは、イジメにあっているという。

(イジメの男女比)

男女ともにイジメの対象になりえるが、男の子の方がよりいじめの対象となりやすい。男の子の場合のイジメは、同じ男の子から身体的ないじめに合うことが多いが、女の子の場合は、女の子男の子の両性からイジメを受けることが多く、からかいや噂話しの対象とされるなど、否身体的イジメが多い。

(いじめられやすい子の傾向)

心配症や内気で悩みが身体的な症状となって表れやすい。他の子と違う行動を取ったり落ち付きがない。身体的に弱々しく同級生などの要求に屈しやすく、さらにそのような反応がイジメる者をさらに刺激する。グループに交わることが下手でユーモアに欠ける。友達が少なく、よって、友達からの助けも得られにくい。

(イジメッ子になりやすい環境

権威を振りかざし子どもを身体的に罰したり、怒鳴ったりする親の元で育った子。厳し過ぎる家庭で育った子供は怒りの感情を持つようになるため攻撃的になりやすい。

無関心、暖かさの欠如した家庭

子供の攻撃的な行動に対して甘い親、子どもの要求に対して甘すぎる親。

いじめの原因は明らかではないが、上記のようなイジメが起こりやすい環境で育った子でも、そうならない場合も多くあることを考えると、家庭環境のみならず、学校や社会環境も非常に重要だと言える。

軽い運動は正確な決断力を高める

イリノイ州での研究によるとコンピューターを使った決断力を測るためのテストで、テスト前に30分間軽い運動をした若者の方が、運動しなかったグループよりもより迅速で性格な判断力を示した。

それ以前に行われた研究でも、1日に10分軽い運動を行うと気分を高めや疲労感を減少させる効果があることがわかっている。

 

乳幼児への英語シャワーについて

アメリカの幾つかの州では妊娠中、出産後を通して親になるための技術、子どもとのコミュニケーション・スキルを教えるプログラムがあり、幼児虐待や育児放棄のような現象を未然に防ぐのに効果を上げているという。プログラムでは、専門家が各家庭を訪れ、母子の様子をを観察したり、子どもに簡単なテストを行ったりして早期に子どもの発達の遅れを発見し、子どもにとってより良い環境を作ることに成功している。

たとえば、親がコミュニケーション技術に欠けている場合、子どものコミュニケーション能力は適度な刺激を受けることができず、言語発達などに支障を来たす場合が多い。子どもを1日中テレビ、やビデオの前に座らせておくなどした家庭では、子どもの年齢相応の言語発達の遅れが認められた。コミュニケーション・スキルの発達にはインターアクティブな(相互の)やりとりが必要なのに対してテレビやビデオ漬けにすることは、子どもを一方的な受け手のみとしてしまうため、脳にとっての十分な刺激とはならないためである。

SweetHeart
このNewsを見て、たまたま先日お会いした幼児教育専門家の話しを思い出しました。最近、日本では、乳幼児気からの英語教育のために、1日中英語ビデオやテープを流しっぱなしにする家庭が増えているそうですが、専門家の間では、そのような環境で育った子ども達のコミュニケーション・スキルの著しい遅延、情緒不安定の増加が問題視されつつあるということです。

2002年の小学校からの英語教育の導入に乗っかって、様々な語学関連企業が、ここぞとばかり母親良いことばかりとうたう宣伝広告の集中砲火をふらせているようですが、親としての、適切な判断力が問われているように思います。

 

こどものマスメディア視聴に関する注意  (参:アメリカ小児科アカデミー)

テレビやコンピューターなどの全てのメディア機器は子供部屋でなく、家族共有の部屋に置き、親は子どもが見ているテレビ番組やインターネット使用をチェックする。

特に、ティーンエイジャーがインターネット使用する場合、好ましくないサイトに行かないようにチェックする。

子どものテレビ視聴時間は1日1〜2時間を越えないこと。特に、2歳以下の子どもには、できるだけテレビを見せないようにし、お話、遊び、歌、読み聞かせなどインターアクティブなアクティビティーを推奨する。

テレビを一緒に見て、内容を話し合うのもよい。

ティーンの場合、問題提起をするような番組であるなら、それを元に家族の価値観、暴力、セックス、麻薬などに関して話し合うきっかけとする。

テレビなどのメディアを電気ベビーシッターとして使用することを避けること。

 

子どもの発達に及ぼす影響の父親と母親の違い (Re: Parents Magazine)

男女ともに乳児に話しかけるときには、短く高い声音を使うが、父親は母親よりも早い時期に、赤ちゃん言葉の使用をやめ普通のより長い文の言葉を話しかけ始める。母親の子守り歌は慣れ親しんだ言葉のパターンを繰り返し赤ん坊をなだめるが、父親はより新しい言葉を赤ん坊に教えチャレンジする。

例えば、父親が子どもに自転車の乗り方を教える場合、母親と同じように励ますが、子どもがくじけそうになっても、なかなかあきらめさせず、子どもにフラストレーションにいかに耐えるかを教える。このように子どもに自分で問題を解決させる試みは、子どもに、より自信をつけ、問題解決能力を磨かせる。

父親との、手荒い遊びは、子どもの身体的発展やバランスを高めるだけでなく精神的にも子どもの自信や自制力を高める。

これは、コミュニケーションスキル・コンサルタントの菅原さんが「こどもの生きる力を育てる」の最新エッセイで書かれていることと、ほぼ一致しています。「愛することを教えるのは母性、責任を教えるのは父性の仕事です。ただしそれは母あるいは父の仕事ではなく、子どもを育てる全ての人に必要なバランスの取れた親性なのです。」という部分です。

 

子どもが生まれたことによって変わる夫婦の関係
(子どもが小さい時に離婚するカップルが多いのはなぜか)


"The Expectant Father" (Abbeville Press, $11.95)によると子どもが生まれた後の夫婦の心境の変化の違いによる。子どもが生まれる前には、夫は妻を愛する女性として見ているが、その妻が母親になると多くの男性は自身の母親を連想しその気にならなくなる。女性は、出産後、母としての役割と女としての役割をうまく調整することができず、自身をUnsexualと見るようになる。

それを解決するには、男女両方が育児に深くかかわり、時には夫婦だけで外出し、夫婦の絆を再構築し、子ども以外の他のことにも興味を向けるようにすることである。

過去の記事を読む

homeheart.gif (3465 バイト)